*《ヘリオス・トリス・メギストス/Helios Trice Megistus》 [#ld5918a8]
 効果モンスター
 星8/光属性/炎族/攻   ?/守   ?
 このカードは自分フィールド上の「ヘリオス・デュオ・メギストス」1体を
 生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。
 このカードの攻撃力と守備力は、ゲームから除外されている
 モンスターカードの数×300ポイントになる。
 このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた場合、
 エンドフェイズ時に攻撃力・守備力を500ポイントアップさせて特殊召喚される。
 相手フィールド上にモンスターが存在する場合、
 もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。

 [[「遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006」攻略本 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]]で登場した[[光属性]]・[[炎族]]の[[最上級モンスター]]。~
 3人に増えた[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]。~
 [[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]と同じく、[[通常召喚]]・[[蘇生]]が可能であり、[[除外]]された[[モンスターカード]]の数に応じて[[攻撃力]]が上昇する。~

 似た[[効果]]を持つ[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]と比較すると、あちらは[[カード]]1枚に対する[[攻撃力]]上昇率が高く、[[カード]]の種類を問わないが[[自分]]の[[カード]]のみカウントする。~
 一方こちらは、[[モンスターカード]]に限定されているものの、[[相手]]の[[除外]]された[[カード]]も数えるため、[[攻撃力]]を上昇させやすい。~

 [[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]を[[生け贄]]に[[特殊召喚]]できるが、[[《原始太陽ヘリオス》]]→[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]→この[[カード]]と繋ぐのは効率が悪く不安定でもある。~
 これら2体の単体での性能が悪いことも相まって、このような迂遠な方法を使うより、[[属性]]・[[種族]]などを活かした一般的な[[サポートカード]]を使っての[[召喚]]・[[特殊召喚]]を狙うべきだろう。~
 [[《火口に潜む者》]]に対応しているが、[[《マクロコスモス》]]の[[適用]]下では[[特殊召喚]]できない。~

 [[連続攻撃]][[効果]]を手に入れたものの[[《タイラント・ドラゴン》]]と同じように相手の場に[[モンスター]]が居なければ[[2回攻撃]]できない。~
 しかし、計10体の[[モンスター]]を[[除外]]しておけば[[攻撃力]]は3000に達し、かの[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]と同じように運用できる。~
 [[《封印の黄金櫃》]]と[[《ネクロフェイス》]]など、大量に[[除外]]できる[[カード]]を用意しておきたい。~

 [[《ヘル・テンペスト》]]とは相性が良く、[[お互い]]の[[モンスター]]を大量に[[除外]]して、[[攻撃力]]を爆発的に上げられる。~
 [[《トーチ・ゴーレム》]]を[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]すれば[[《ヘル・テンペスト》]]の[[発動条件]]が満たせ、他に[[相手]]の[[モンスター]]が存在していればこの[[カード]]の[[連続攻撃]]の条件も満たせる。
 [[《トーチ・ゴーレム》]]を[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]すれば[[《ヘル・テンペスト》]]の[[発動条件]]が満たせ、他に[[相手]]の[[モンスター]]が存在していればこの[[カード]]の[[連続攻撃]]の条件も満たせる。~
 [[《トーチ・ゴーレム》]]とこの[[カード]]の[[レベル]]は同じなので、[[《ライバル登場!》]]でこの[[カード]]の[[特殊召喚]]を狙うことも不可能ではない。

 [[戦闘破壊]]された時に[[発動]]する[[自己再生]][[効果]]は[[《マクロコスモス》]][[適用]]下では使えない。~
 だが、中盤以降はその高[[攻撃力]]ゆえに、利用する機会はあまりないだろう。~

-「ヘリオス(Helios)」に関しては、[[《原始太陽ヘリオス》]]を参照。~
「トリス・メギストス」は、錬金術の祖とされる伝説の存在「ヘルメス・トリス・メギストス」に由来しているのだろう。~
これは「3倍偉大なヘルメス」という意味であり、ギリシャ神話のヘルメス、エジプト神話のトート神、そして錬金術師ヘルメスが同一視されていた存在である。~
彼こそが、史上唯一「賢者の石」を手にした事のある存在である、と考えられている。~
「トリス」は上記の通り「3」の意味であり、[[イラスト]]が3人なのはそれに因んでの事だろう。~
また、アニメにおいて[[召喚条件]]になっていた《赤色化−ルベド》より、恒星の状態のひとつである「赤色巨星」を表しているものと思われる。~
黄色主系列星が時間を経過した姿で、恒星の中では老いた姿である。~
直径は太陽の10から100倍と巨大だが、密度が薄くなり温度も低くなっている。~
恒星の末期の姿と言われ、やがて自らを燃やす力を失うと、しぼんで小さな超重力星である白色矮星に変わるか、超新星爆発を起こして宇宙塵に返るといわれている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vsアムナエル」戦にてアムナエルが使用した切り札。~
[[魔法カード]]《赤色化−ルベド》によって[[デッキ]]から[[特殊召喚]]され、自身の[[効果]]で[[攻撃力]]3900となった。~
[[《E・HERO クレイマン》]]を[[戦闘破壊]]した後、それに伴い[[《ヒーロー・シグナル》]]で出て来た[[《E・HERO スパークマン》]]も続けて[[戦闘破壊]]した。~
十代を追いつめたが、[[《E・HERO エリクシーラー》]]の能力で[[除外]][[カード]]を[[リセット]]された結果攻守0になり、[[攻撃]]されて敗北した。~
[[攻撃]]名は「フェニックス・プロミネンス」。

--[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]同様、アニメでは[[自己再生]]は[[破壊]]される方法を問わずに行え、[[墓地]]に送られる必要はなかった。~
また、[[自己再生]]は[[破壊]]された時に即座に行われ、[[攻撃力]]・[[守備力]]の上昇は[[自己再生]]されるたびに[[リセット]]されずに累積していた。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE>ゲーム付属カード#w02aab36]]では、アムナエルの演出[[カード]]として登場する。~
また、[[攻撃]]名が[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]のものである「ウルカヌスの炎」になっている。~

**関連カード [#b5cc062c]
-[[《原始太陽ヘリオス》]]

-[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]

-[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]

-[[《タイラント・ドラゴン》]]

-[[《泉の精霊》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#qb644b0e]
-[[「遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006」攻略本 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]] E06-JPB01 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#y6da8ef5]
Q:[[効果]]の分類は何ですか?~
A:[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]を[[リリース]]して[[特殊召喚]]できる[[効果]]は分類のない[[効果]](→[[召喚ルール効果]])、[[攻撃力]]・[[守備力]]が変化する[[効果]]は[[永続効果]]、[[戦闘]]で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に[[発動]]する[[効果]]は[[誘発効果]]。(12/09/13)~

Q:[[除外]]されている[[カード]]が10枚の状態で、この[[カード]]を[[対象]]に[[《BF−疾風のゲイル》]]や[[《収縮》]]を[[発動]]した場合、[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:[[《BF−疾風のゲイル》]]は1500、[[《収縮》]]は[[エンドフェイズ]]まで0になります。[[除外]]されている[[カード]]の枚数が変化したとしても、''再計算されません。''(09/07/03)

Q:[[リクルーター]]や[[《ヒーロー・シグナル》]]などによって、「1体のみいる[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]したところ、直後に新たな[[モンスター]]が[[特殊召喚]]された」場合、続けて[[攻撃]]することはできますか?~
A:できます。(10/08/25)

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