*《ヘル・ドラゴン/Infernal Dragon》 [#k2b9308b]
 効果モンスター
 星４/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守   0
 このカードは攻撃した場合、そのターンのエンドフェイズ時に破壊される。
 フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
 自分フィールド上に存在するモンスター１体をリリースする事で
 このカードを特殊召喚する事ができる。

　[[デュエリストパック−ヘルカイザー編−]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[下級モンスター]]。~
　自身を[[破壊]]する[[誘発効果]]と、自身を[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。~

　[[攻撃]]すると[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]してしまうため、場持ちは良くない。~
　[[レベル]]４の[[ドラゴン族]][[モンスター]]としては、同じ[[攻撃力]]を持った[[通常モンスター]]の[[《アレキサンドライドラゴン》]]が存在する。~
　また、同じ[[闇属性]]でも[[《アックス・ドラゴニュート》]]の方が[[攻撃]]後に[[壁]]として[[フィールド]]に留まる分、単体での使い勝手は良い。~
　[[守備力]]を持たないことが幸いし[[《カメンレオン》]]の[[効果の対象]]にできることから、この[[カード]]にも利点が生まれた。~
　この[[カード]]を[[シンクロ素材]]とする事で[[除去]][[効果]]を持つ[[《ダークエンド・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]可能。~
　[[守備力]]を持たないことが幸いし[[《カメンレオン》]]と[[《暗躍のドルイド・ドリュース》]]の[[効果の対象]]にできることから、この[[カード]]にも利点が生まれた。~
　[[《カメンレオン》]]であれば、この[[カード]]を[[シンクロ素材]]とする事で[[除去]][[効果]]を持つ[[《ダークエンド・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]可能。~

　[[自己再生]]用の[[リリース]]は、[[コントロール奪取]]や[[《スケープ・ゴート》]]等で補いたい。~
　[[《黄泉ガエル》]]とも相性が良いが、[[伏せカード]]が使用しづらくなり、[[相手]]への対応力が下がるので注意が必要である。~
　[[【ドラゴン族】]]では[[《仮面竜》]]や[[《ドル・ドラ》]]が場持ちの良い[[リリース]]要員となる。~
　[[聖刻]]を[[リリース]]して[[レベル]]４を出し、[[エクシーズ召喚]]するのも手か。~
　[[《ガード・オブ・フレムベル》]]で[[シンクロ召喚]]を狙ってもいい。~

　[[自壊]][[デメリット]]については、[[攻撃]]終了後に[[《強制転移》]]を使用する等で軽減すると良いだろう。~
　[[《強制転移》]]は[[《仮面竜》]]とも相性が良いため、ある程度の[[シナジー]]が見込める。~
　また[[《デスカウンター》]]を[[発動]]すれば、[[相手]]の[[攻撃]]を抑制しつつ[[デメリット]]を打ち消せる。~
　その他[[《悪夢再び》]]にも対応しているので、[[サルベージ]]して再度[[召喚]]したり、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体にしても良い。~

-この[[カードの効果]]以外で[[フィールド]]から[[墓地へ送られた]]時も、[[自己再生]][[効果]]は[[発動]]できる。~
そのため、[[《デスカウンター》]]を用いることで[[１ターンキル]]が可能。~

>
+[[リリースする]][[モンスター]]を３体用意する。
+[[《デスカウンター》]]を[[発動]]している状態で、この[[カード]]で[[直接攻撃]]を行う。~
+[[《デスカウンター》]]の[[効果]]で[[破壊]]された後、[[リリース]]用[[モンスター]]を[[コスト]]とし[[蘇生]]する。
+２〜３を繰り返す。

<
一度[[フィールド]]を離れてから改めて[[特殊召喚]]されるため、同一[[バトルフェイズ]]にまた[[攻撃]]が可能となる。~
[[リリース]]用[[モンスター]]は[[《スケープ・ゴート》]]等を併用したい。

-[[《デーモン・イーター》]]とは[[無限ループ]]を組める。~
基本的に[[蘇生]]を繰り返しているだけであり、無意味に続けると遅延行為に該当する。~
しかし、[[《増殖するＧ》]]を[[相手]]が[[使用]]している場合は、[[相手]]の[[デッキ切れ]]を狙う事ができる。~
基本的に[[蘇生]]を繰り返しているだけであり無意味に続けると遅延行為に該当するが、[[《増殖するＧ》]]を[[相手]]が[[使用]]している場合は[[相手]]の[[デッキ切れ]]を狙う事ができる。~
ただし[[《月の書》]]や[[《禁じられた聖衣》]]などの[[速攻魔法]]を引かれるとあっさりと止められてしまうので、[[相手]]の[[デッキ]]構成を完全に把握していないと膨大な[[アドバンテージ]]を与えてしまうことになる。~

-初出時は[[テキスト]]に不具合が多かったが、再録時に[[エラッタ]]された。

--「[[フィールド]]上に存在する[[モンスター]]１体を[[生け贄]]にする事で」となっており、[[相手]]の[[モンスター]]を[[生け贄]]にできると勘違いされる事があった。

--「[[破壊]]され''[[墓地]]へ送られる''」という意味のない文章があった。~

-[[《スキルドレイン》]]の[[適用]]下では、[[自壊]][[効果]]が[[無効]]になるが[[自己再生]][[効果]]は使える。~
[[《エンジェルＯ７》]]の影響下では、両方の[[効果]]が封殺される。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「翔vsヘルカイザー亮」戦でヘルカイザー亮が使用。~
亮はこの[[カード]]を[[守備表示]]で[[召喚]]し、敢えて[[破壊]]させている。~
翔は[[サイバー・ダーク]]に対抗するべく[[《トラックロイド》]]を使用するものの、亮はそれを上回る戦術を用いる事で[[《サイバー・ダーク・ホーン》]]（アニメ効果）に装備させた。~
「ヨハンvsヘルカイザー亮」戦では[[《サイバー・ウロボロス》]]の[[効果]]で[[墓地]]へ送られ、[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]に装備された。~
「ヘルカイザー亮vs猪爪」戦でも登場。~
ようやく[[自壊]][[デメリット]]が[[発動]]されることとなるが、猪爪の[[永続魔法]]《ＤＮＡ抹殺呪術》によって[[除外]]されてしまい[[蘇生]][[効果]]は発揮できなかった。~
「十代vsミスターＴ」（３戦目）ではミスターＴも使用。~
[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の[[効果]]で[[墓地]]へ送られ、[[《龍の鏡》]]によって[[除外]]された。~

--アニメでは[[蘇生]][[効果]]はなく、[[イラスト]]は少し異なっていた。~
[[サイバー・ダーク]]との[[コンボ]]を前提とした[[効果]]だったのだろうが、あちらが[[レベル]]３以下を[[対象]]とするようになったため使い勝手が悪くなってしまった。~

--藤原が使用した[[永続魔法]]《クリアー・ウォール》の[[イラスト]]に描かれている。~

--アニメ5D'sにおいてはブレオが回想で使用している。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]では対戦[[相手]]として登場。~
使用する[[デッキ]]は[[【スキルドレイン】]]。~

**関連カード [#z838a55f]
-[[《スクラップ・ワーム》]]

-[[《ボマー・ドラゴン》]]
-[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]

-[[《デーモンの斧》]]

-[[自己再生]]

**収録パック等 [#u58f09da]
-[[デュエリストパック−ヘルカイザー編−]] DP04-JP010 &size(10){[[Ultra]]};
-[[DUEL TERMINAL −魔轟神復活！！−]] DT04-JP008

**FAQ [#redc6b2f]
Ｑ：[[相手]][[モンスター]]を予め[[《洗脳−ブレインコントロール》]]などで[[コントロール奪取]]しておいた時、その[[モンスター]]を[[リリース]]することは出来ますか？~
Ａ：はい、できます。

Ｑ：この[[カード]]が[[破壊]]された時に[[モンスター]]１体を[[リリース]]して[[蘇生]]する[[効果]]は、[[ダメージステップ]]中に[[発動]]出来ますか？~
Ａ：はい、できます。（09/02/19）

Ｑ：この[[カード]]の[[攻撃宣言]]時、[[《くず鉄のかかし》]]で[[攻撃]]を[[無効]]にされた場合、[[エンドフェイズ]]時に[[自壊]]しますか？~
Ａ：いいえ、[[自壊]]しません。（13/03/28）

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//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。