効果モンスター 星3/闇属性/昆虫族/攻 0/守 0 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。 自分フィールドの全ての「ベビー・スパイダー」のレベルは、 この効果を発動するためにリリースしたモンスターのレベル分だけ上がる。 (2):LPを半分払い、墓地のこのカードを除外し、 自分フィールドの闇属性XモンスターのX素材を1つ取り除き、 自分の墓地の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。
PREMIUM PACK 2023で登場する闇属性・昆虫族の下級モンスター。
リリースした闇属性のレベル分だけ自分フィールドの《ベビー・スパイダー》全てのレベルを上げる効果、自身の墓地コスト・ライフコスト・エクシーズ素材のコストを払う事で闇属性1体を蘇生する効果を持つ。
(1)は《ベビー・スパイダー》全てのレベル上昇効果。
レベルを上げる為だけにモンスター1体を消費するのは普通に考えると効率が悪いが、後述の通り同名カードを並べる手段が多いので、そちらで活かせる。
(2)は闇属性の蘇生効果。
3つのコストの内、墓地コストは払いやすいが、半分のライフコストは支払う数値としては少々重く、エクシーズ素材のコストはフィールドの状況が問われるため下準備が必要。
蘇生先は闇属性全般と広く、先にコストを払ってから対象を取る関係上、取り除いたエクシーズ素材が闇属性ならばそれを蘇生する事も可能。
このカードの真価は、専用サポートカードの《分裂するマザー・スパイダー》とのコンボにある。
あちらの効果でレベル5として3体を展開し、内1体を(1)でリリースする事で残り2体をレベル10にできる。
そこからエクシーズ召喚された《No.35 ラベノス・タランチュラ》の上に《No.84 ペイン・ゲイナー》か《No.77 ザ・セブン・シンズ》を重ねた後に、(2)を発動すれば《No.35 ラベノス・タランチュラ》を蘇生できる。
ライフコストを半分支払っている事により自分のライフが減っている筈なので、相手ライフがある程度残ってさえいれば《No.35 ラベノス・タランチュラ》の効果により爆発的な全体強化が発生する。
多少除去範囲が限られるが、《No.84 ペイン・ゲイナー》の全体除去効果を通せれば2体のエクシーズモンスターの攻撃での1ターンキルも視野に入る。
強力なコンボではあるが、3積みが必須となる関係上、手札事故のリスクを抱えるのが欠点と言える(詳細は《分裂するマザー・スパイダー》のページを参照)。
その他、《地獄の暴走召喚》とも相性が良く、この場合は3体素材のランク3、もしくは2体素材のランク6をエクシーズ召喚する事になるだろう。
上記に比べると爆発力は落ちるものの、特殊召喚が墓地からも可能なので、手札にこのカードが来ても気兼ねなく墓地へ送れるのが利点。