《ベビードラゴン/Baby Dragon》 †
通常モンスター
星3/風属性/ドラゴン族/攻1200/守 700
こどもドラゴンとあなどってはいけない。
うちに秘める力は計り知れない。
Vol.6で登場した風属性・ドラゴン族の下級モンスター。
《千年竜》と《ドラゴンに乗るワイバーン》の融合素材である。
《ワイバーンの戦士》との融合で《ドラゴンに乗るワイバーン》、《時の魔術師》との融合で《千年竜》を特殊召喚できる。
だが、《ドラゴンに乗るワイバーン》は攻撃力が低めであり、《千年竜》はモンスター効果を持たないため、やはり扱いづらい。
《ドラゴンに乗るワイバーン》は融合素材の関係上【凡骨融合】と相性が良いため、ファンデッキなら投入するのも良いかもしれない。
【サイバー・ダーク】では、サイバー・ダークを強化するために《E・HERO プリズマー》の効果で墓地へ送ることができる最大攻撃力である。
しかし、《終末の騎士》や《竜の霊廟》で《ハウンド・ドラゴン》を墓地へ送るほうが無難である。
こちらは【E・HERO】とのギミックを併用できる点や、《E・HERO プリズマー》が生き残ればサイバー・ダークも墓地へ送ることができることを考慮すればあるいはといったところ。
レベル3ドラゴン族通常モンスターとしては、《ハウンド・ドラゴン》に次ぐ攻撃力を持ち、風属性内ではトップである。
《高等儀式術》で墓地へ送り、征竜の特殊召喚に利用する場合は、レベル調整に採用が検討できる。
《ハウンド・ドラゴン》と違い、《嵐征竜−テンペスト》の固有効果を使用できる点は、明確なメリットと言えよう。
- 遊戯王OCGの前身であるバンダイ版の遊戯王ではカード名の表記が《ベビー・ドラゴン》だった。
- 原作・アニメにおいて―
城之内の使用カードの中でも、使用期間・活躍度共にトップクラスの一枚。
原作では元々遊戯のカードであり、初出となる「闇遊戯vsペガサス」(1戦目)ビデオ戦ではペガサスの《ドラゴン族・封印の壺》を警戒し手札に温存したまま使われずに終わっている。
その後、王国へ行く前に遊戯から城之内に渡された(アニメ版では王国行きの船でトレードによって手に入れた)。
「決闘者の王国編」の「城之内vs孔雀舞」戦で城之内のカードとしての初陣を飾り、《時の魔術師》の効果により《千年竜》となってデュエルに決着をつけた。
このコンボによる勝利に味をしめた次の「城之内vsダイナソー竜崎」戦では、見え見えの作戦で召喚したために《二頭を持つキング・レックス》に踏み潰されてしまう。
「バトルシティ編」の「城之内vsエスパー絽馬」戦(原作)では直接攻撃によりフィニッシャーとなった。
「城之内vs梶木」戦では《ワイバーンの戦士》と《融合》して《ドラゴンに乗るワイバーン》になっている。
「城之内vs闇マリク」戦では直接攻撃を行うも速攻魔法《闇の護封壁》に阻まれ、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》の生け贄にされた。
米国で制作された『遊戯王カプセルモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Capsule Monsters)にも登場し、城之内を背中に乗せて飛ぶなど大活躍している。
攻撃名は「ドラゴンブレス」。
- 《時の魔術師》は100年の時を進めるのでこのモンスターは900歳なのだろうか?
だが、アニメではあるがエスパー絽場戦において「(時の魔術師の効力で)1000年経てば〜」と城之内が発言しており、それなら”ベビー”が《千年竜》へ成長するのも納得がいく。
- KCグランプリ編冒頭に登場した少年リックのデッキにも入っていた。
関連カード †
―融合関連
―《ベビードラゴン》の姿が見られるカード
―竜の子供
収録パック等 †