*《ベビケラサウルス/Babycerasaurus》 [#h9e0705f]
*《ベビケラサウルス/Babycerasaurus》 [#top]
 効果モンスター
 星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 500
 このカードが効果によって破壊され墓地へ送られた時、
 デッキからレベル4以下の恐竜族モンスター1体を選択して
 自分フィールド上に特殊召喚する。
 (1):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
 デッキからレベル4以下の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。

 [[POWER OF THE DUELIST]]で登場した、[[地属性]]・[[恐竜族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[リクルーター]]の一体であり、[[レベル]]4以下の[[恐竜族]][[モンスター]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[強制発動]]の[[誘発効果]]を持つ。~
 [[POWER OF THE DUELIST]]で登場した[[地属性]]・[[恐竜族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[効果破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合に[[レベル]]4以下の[[恐竜族]]1体を[[リクルート]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 基本的に[[ステータス]]の低い[[モンスター]]が[[効果]]の対象となる事は少ない。~
 [[裏側守備表示]]で場に[[セット]]し、[[《シールドクラッシュ》]]を期待するのも分が悪すぎる。~
 何よりも[[《抹殺の使徒》]]で[[除外]]されて[[効果]]が[[不発]]になる可能性がある。~
 反面[[強制効果]]である点は優秀であり、[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]などの[[効果]]により[[破壊]]されても[[効果]]を使える点では評価できる。
 [[【恐竜族】]]の主力[[リクルーター]]。~
 [[発動条件]]は「[[効果]]で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合」と緩く、[[フィールド]]だけでなく[[デッキ]]や[[手札]]で[[効果破壊]]されても[[発動]]できる。~
 [[特殊召喚]]された[[モンスター]]の[[効果]]の使用や[[攻撃]]などにも一切の制限がなく、[[強制効果]]で[[タイミングを逃す]]事もないため、扱いやすい。~

 [[自分]]の[[カードの効果]]でも構わないため、[[《大噴火》]][[《激流葬》]][[《つり天井》]]などに巻き込むことで、自ら[[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[《ディノインフィニティ》]]を[[特殊召喚]]すれば、状況によっては一撃必殺の[[ダメージ]]を[[相手]]に与えることも難しくない。~
 [[カードの効果]]で[[破壊]]され[[墓地に送られれば>墓地に送る]]、それが[[フィールド]]上でなくても良い点も見逃せない。~
 [[デッキ]]に2枚のこの[[カード]]が存在していれば、[[《連鎖破壊》]]を使用する事で、複数体の[[恐竜族]]を[[特殊召喚]]することもできる。
 運用にあたっては[[手札]]・[[デッキ]]からの[[破壊]]を積極的に狙っていきたい。~
 [[恐竜族]]の[[サポートカード]]である[[《ロストワールド》]]との相性が良く、あちらで生成した[[ジュラエッグトークン]]の[[身代わり]]として[[手札]]・[[デッキ]]のこの[[カード]]を簡単に[[破壊]]できる。~
 同じ[[恐竜族]]では[[《究極伝導恐獣》]]・[[《珠玉獣−アルゴザウルス》]]・[[《オーバーテクス・ゴアトルス》]]・[[《ゼノ・メテオロス》]]で[[手札]]から[[破壊]]できる。~
 [[真竜]]には[[手札]]の[[モンスター]]を[[破壊]]できる[[カード]]が多く、[[《ドラゴニックD》]]や[[《真竜皇リトスアジムD》]]とシナジーがある。~
 その他には[[《連鎖破壊》]]、[[《炎王の孤島》]]などの方法もある。~

 また[[《リミット・リバース》]]で[[相手]][[ターン]]に[[蘇生]]し、次の[[自分]]の[[ターン]]に[[守備表示]]に変更することで即効果を[[発動]]できる。~
 [[相手]]の[[全体除去]]などに[[チェーン]]して[[発動]]することで、[[全体除去]]を食らっても[[フィールド]]ががら空きになるのを避ける事が出来る。~
 現在のところ、他に[[《リミット・リバース》]]で[[蘇生]]できる[[恐竜族]][[モンスター]]に有用性のあるものは少ないが、この[[効果]]を使う上では非常に安定する。
 もちろん、状況によっては[[フィールド]]に出してから[[破壊]]しても良い。~
 [[《生存境界》]]の(1)の[[効果]]や、[[《幻創のミセラサウルス》]]の(2)の[[効果]]で[[特殊召喚]]すれば、[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]するので[[効果]]を[[発動]]できる。~
 また[[《生存境界》]]の(2)の[[効果]]や[[《魂喰いオヴィラプター》]]の(2)の[[効果]]、[[《激流葬》]]などが使える見込みがあるならば[[通常召喚]]しても良いだろう。~
 [[《死霊の巣》]]ならば[[除外]][[コスト]]を利用して高[[攻撃力]]の[[《ディノインフィニティ》]]を[[リクルート]]できる。~
 [[【スクラップ】]]要素を[[出張]]させれば、[[《スクラップ・ラプター》]]や[[《スクラップ・ワイバーン》]]も[[トリガー]]に使える。~

 [[サーチ]]範囲こそ広いものの、他のカードとの[[コンボ]]が運用の前提になるため安定性を犠牲にしがち。~
 使用者の構築力を問われる一枚と言えよう。
 [[特殊召喚]]先は[[特殊召喚に成功した]]時に[[サーチ]][[効果]]が使える[[《魂喰いオヴィラプター》]]が筆頭候補となる。~
 [[《魂喰いオヴィラプター》]]の[[サーチ]][[効果]]は[[1ターンに1度]]しか使えないので、既に[[発動]]済みであれば他の[[恐竜族]]を[[特殊召喚]]する形となる。~

-能力値と[[効果]]の性質上[[《ヴェノム・スワンプ》]]の影響下では、すぐに[[効果]]を使うことができる。
-ほぼ同じ[[効果]]の持ち主に[[《プチラノドン》]]が存在する。~
相違点は、あちらは[[リクルート]]先が「[[レベル]]4以上の[[恐竜族]]」である点と、[[特殊召喚]]した[[モンスター]]はその[[ターン]][[攻撃]]できない点である。~
現状[[レベル]]5以上の[[恐竜族]]には[[攻撃]]できない状況で[[特殊召喚]]したいものが少なく、[[《プチラノドン》]]よりこの[[カード]]の方が優先度は高めとなっている。~

-遊戯王OCGでは唯一名前の表記が「サウルス」となっている。~
他のモンスターはすべて「ザウルス」と表記されている。~
このため、ネット上でも稀に「ベビケラザウルス」と誤表記されていることもある。~
なお、本来ならば恐竜の名前に「ザウルス」は間違いであり、「サウルス」が正しい。
-[[裏側守備表示]]で[[効果破壊]]された場合でも[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]ていれば[[効果]]は[[発動]]する。~

-[[マスタールール(11期)]]からのルール変更により、[[《魂喰いオヴィラプター》]]でこの[[カード]]を[[破壊]]して、そのまま[[蘇生]]させた場合は(1)の[[リクルート]][[効果]]を[[発動]]できなくなった。~

-初登場は第5期と年季の入った[[カード]]であるが、長らく注目度は低かった。~
登場当初は[[デッキ]]や[[手札]]からの[[破壊]]手段が乏しく、[[特殊召喚]]先となる[[恐竜族]]にも有用なものが少なかったためである。~
[[ストラクチャーデッキR−恐獣の鼓動−]]で有用な[[破壊]]手段である[[《ロストワールド》]]や[[リクルート]]先筆頭の[[《魂喰いオヴィラプター》]]が登場し、一気に[[【恐竜族】]]の主力の1枚に出世した。~
同時期に[[環境]]で活躍した[[【真竜】]]ギミックとも相性抜群で、[[《ドラゴニックD》]]や[[《真竜皇リトスアジムD》]]で[[手札]]のこの[[カード]]を[[破壊]]できた。~
結果、[[【恐竜竜星真竜】>【恐竜族】#YangZing]]の[[キーカード]]の1枚として活躍したため、[[17/10/01>リミットレギュレーション/2017年10月1日]]に[[制限カード]]に指定された。~
登場から[[ストラクチャーデッキR−恐獣の鼓動−]]での大躍進まで10年以上も雌伏しており、長い時を経て出世した[[カード]]の1つと言える。~
その後は、[[環境]]で[[【恐竜族】]]が見られなくなったためか、[[20/01/01>リミットレギュレーション/2020年1月1日]]に[[制限緩和]]され、続く[[20/04/01>リミットレギュレーション/2020年4月1日]]に[[制限解除]]となった。~

-[[カード名]]の末尾は「''ザ''ウルス」ではなく「''サ''ウルス」である。~
アニメGXでこの[[カード]]を使用したティラノ剣山の語尾も相まってかなりややこしいので、[[宣言]]の際は注意。~
--「サウルス」と付くのは2022年2月の時点でこの[[カード]]と[[《ナチュラル・ボーン・サウルス》]]・[[《幻創のミセラサウルス》]]の3枚のみであり、「ザウルス」の方が枚数が多い。~

--恐らく角竜の中でも特に有名な「[[トリケラトプス>《暗黒ドリケラトプス》]]」の赤ちゃんを模した[[モンスター]]であろう。~
トリケラトプスもそうだが、角竜の名前には「ケラトプス(「角のある顔」を意味する)」等が使われる事が比較的多く、「サウルス(〜の竜・トカゲ)」が使われる事はあまりない。~

-原作・アニメにおいて―~
GXにおいて、「ジムvs剣山」戦で剣山が使用。~
[[《大噴火》]]との[[コンボ]]で[[《セイバーザウルス》]]を[[特殊召喚]]した。~
その後《リビング・フォッシル》で[[蘇生]]し[[《大進化薬》]]に繋いだ。
アニメGXの「剣山vsジム」戦で剣山が使用。~
[[攻撃表示]]で[[召喚]]され、そのまま[[《大噴火》]]による[[全体除去]]に巻き込むことで[[効果]]を[[発動]]して[[《セイバーザウルス》]]を[[特殊召喚]]した。~
その後、[[《リビング・フォッシル》]]によって[[蘇生]]され、直後に[[《大進化薬》]][[発動]]のため[[生け贄]]となった。~

-コナミのゲーム作品においてー~
[[遊戯王デュエルモンスターズGXSPIRIT SUMMOR>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_ss/index.html]]では、精霊の一体として登場している。~
使用してくる[[デッキ]]は、[[【恐竜族】]]であり、デッキ名は、「スーパーザウルスデッキ」である。
-コナミのゲーム作品において―~
[[SPIRIT SUMMOR>ゲーム付属カード#SS]]では、精霊の一体として登場している。~
使用してくる[[デッキ]]は[[【恐竜族】]]であり、[[デッキ]]名は「スーパーザウルスデッキ」。~
--デュエルリンクスでは上記の制限改訂以降の時期に実装されているが、上述のカードがプレイヤー側には未実装であるため無制限となっている。~
また、アニメ同様CPUの剣山も使用して来るが、こちらには[[《魂喰いオヴィラプター》]]や[[《ロストワールド》]]も搭載されているため少々危険な存在である。~

**関連カード [#l99a75e1]
―角竜系の恐竜の[[モンスター]]
-[[《暗黒ドリケラトプス》]]
-[[《セイバーザウルス》]]
-[[《ベビケラサウルス》]]
-[[《メガザウラー》]]
-[[《ジュラック・プロトプス》]]
**関連カード [#card]
-[[《プチラノドン》]]

**収録パック等 [#v0179e92]
―《ベビケラサウルス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《時空超越》]]
-[[《ロストワールド》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【恐竜族】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[POWER OF THE DUELIST]] POTD-JP022
-[[ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−]] SD09-JP016
-[[トーナメントパック2011 Vol.2]] TP18-JP006
-[[DUELIST EDITION Volume 1]] DE01-JP017
-[[ストラクチャーデッキR−恐獣の鼓動−]] SR04-JP013 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ]] DBWS-JP013 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]]};

//**FAQ [#sa24b5c9]
//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:
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