*《ペインペインター/Pain Painter》 [#t00bf374]
 チューナー(効果モンスター)
 星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
 このカードのカード名は、
 フィールド上に表側表示で存在する限り「ゾンビキャリア」として扱う。
 また、1ターンに1度、このカード以外の
 自分フィールド上のアンデット族モンスターを2体まで選択して発動できる。
 選択したモンスターのレベルはエンドフェイズ時まで2になる。
 この効果が適用されたモンスターをシンクロ素材とする場合、
 アンデット族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。

 [[遊戯王ゼアル OCG デュエリストカードプロテクター EX 六武衆の影−紫炎 付属カード>パックパッケージ#ocd8d2f1]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[下級モンスター]]の[[チューナー]]。~
 [[カード名]]を[[《ゾンビキャリア》]]として扱う[[永続効果]]と、他の[[アンデット族]][[モンスター]]の[[レベル]]を変化させる[[起動効果]]を持つ。

 [[アンデット族]]の[[シンクロモンスター]]は全て[[レベル]]6、かつ[[《ゾンビキャリア》]]を[[シンクロ素材]]として指定している。~
 このため、他に[[モンスター]]が2体以上存在すればこの[[モンスター効果]]でその全てを[[シンクロ召喚]]する事が可能。~
 もっとも、一般的な[[【アンデット族】]]で多用される主力[[モンスター]]は[[レベル]]4が多いため、[[《デスカイザー・ドラゴン》]]と[[《蘇りし魔王 ハ・デス》]]では意図的に[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]場合に利用する程度であろう。~
 一方、[[《ゾンビキャリア》]]では[[シンクロ召喚]]が困難だった[[《アンデット・スカル・デーモン》]]の[[シンクロ召喚]]が容易となった点は特筆に価する。~
 この[[カード]]ならば、無理に他の[[レベル]]3以下の[[アンデット族]]を[[デッキ]]に組み込まずに[[《アンデット・スカル・デーモン》]]を出せる。~
 [[《アンデットワールド》]]を[[発動]]すれば[[黒焔トークン]]などの[[トークン]]2体を使うこともできる。

 また、1体しか存在しない時でも[[《ガチガチガンテツ》]]等の[[ランク]]2[[エクシーズモンスター]]も[[エクシーズ召喚]]できるようになる。~
 [[アンデット族]][[モンスター]]を複数体並べる事が前提の[[効果]]ではあるが、[[特殊召喚]]に優れた[[種族]]であるためさほど苦にはならない。~
 [[《アンデットワールド》]]を併用すれば、あらゆる[[モンスター]]の[[レベル]]を変更することもできる。~
 [[《精神操作》]]等で奪った高[[レベル]][[モンスター]]を[[エクシーズ素材]]にしてしまう事もできる。~

 [[特殊召喚]]が容易な[[レベル]]変更[[カード]]とみて[[コンボ]]を組み込むのも手。~
 有用なものはあまり多くないが、[[《地獄の門番イル・ブラッド》]]を指定して[[《同姓同名同盟》]]を狙うのも面白い。~
 また1[[ターン]]限りではあるが、[[《ワイト夫人》]]の[[適用]]範囲を広げることもできる。~
 この[[カード]]を守り抜けば、[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]を潜り抜けて毎[[ターン]]一方的な[[攻撃]]をすることも可能となる。~

 [[蘇生]]手段の豊富な[[アンデット族]]ではあるが、[[種族]]として持つ[[チューナー]]は、この[[カード]]と[[《ゾンビキャリア》]]だけであり、[[《連鎖除外》]]で纏めて[[除外]]されると厳しい展開になる場合が多い。~
 [[《ゴブリンゾンビ》]]に対応する利点もあり、追加の[[《ゾンビキャリア》]]として採用する価値は十分にある。~
 先述した点から[[《ゾンビキャリア》]]にない独自の動きができるのも強味。~
 また、[[《ゾンビキャリア》]]が[[制限解除]]されたことにより、このカードの[[特殊召喚]]を[[トリガー]]にして[[《地獄の暴走召喚》]]で[[《ゾンビキャリア》]]を3体[[特殊召喚]]することもできる。

-[[シンクロ召喚]]に関して制限を受けるのは「[[レベル]]が変化した[[モンスター]]」だけで、自身や他の[[モンスター]]は影響を受けない。~
[[レベル]]が変化した[[モンスター]]は《ペインペインター》以外の[[モンスター]]と[[シンクロ召喚]]する際にもこの制限を受けるので、注意したい。~



-[[レベル]]変更[[効果]]について。~
[[対象]][[モンスター]]が[[効果解決時]]に[[アンデット族]]ではなくなった場合も[[レベル]]の変更は行われる。(12/10/12)~
また、[[対象]][[モンスター]]のどちらかが[[効果解決時]]に[[フィールド]]を離れていた場合ももう1体の[[レベル]]変更は行われる。(12/10/12)~
//英語版[[テキスト]]にはこれらが明記されているのだが、来日後に[[KONAMI]]がどの程度これらに従った裁定を出すのかは定かではない。~
//上記2点は、英語版と同じ裁定である。~
//なお、英語版[[テキスト]]ではその形式からある程度読み取る事の出来る処理である。~
//OCGテキストからも十分読み取れる内容。

-他の特定の[[カード名]]を指定する[[カード]]と違い、元々の[[カード名]]が指定先の[[《ゾンビキャリア》]]とあまり似ていない。~
一方で[[レベル]]等の[[ステータス]]は全て共通している。~

-[[チューナー]][[モンスター]]ではあるが、海外の公式サイトでは[[エクシーズ召喚]]とも相性の良い[[モンスター]]として紹介されている。~

-[[カード名]]は「pain(苦しみ)」と「painter(画家)」をかけたシャレとなっている。

-元々は、海外版[[Generation Force]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~
EXTRA PACK以外の一般商品に収録された[[海外先行カード>日本未発売カード]]はこれで4枚目となる。~
付属されたプロテクターの発売は[[EXTRA PACK 2012]]の発売直前なので、一応こちらも再録扱いである。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#x66c0851]
-[[《ゾンビキャリア》]]

-[[《プロト・サイバー・ドラゴン》]]

//―《ペインペインター》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#o5a61dce]
-[[遊戯王ゼアル OCG デュエリストカードプロテクター EX 六武衆の影−紫炎 付属カード>パックパッケージ#ocd8d2f1]] EP12-JPP01 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[EXTRA PACK 2012]] EP12-JP015 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#n67380c5]
Q:[[効果]]の[[対象]]とした[[モンスター]]が[[効果解決時]]に別の[[種族]]となった場合、[[レベル]]は変化しますか?~
A:はい、2に変化します。(12/10/12)
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=12612&keyword=&tag=0

Q:[[効果]]の[[対象]]とした[[モンスター]]のどちらかが[[効果解決時]]に[[フィールド]]を離れていた場合、もう1体の[[レベル]]は変化しますか?~
A:はい、2に変化します。(12/10/12)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSへ。~