効果モンスター 星２/水属性/水族/攻 750/守 500 リバース：フィールド上に存在するモンスターを２体まで 持ち主の手札に戻す事ができる。
BOOSTER6で登場した、水属性・水族の下級モンスター。
フィールド上のモンスターをバウンスするリバース効果を持つ。
速効性に欠けるリバース効果だが効果は強力で、相手のフィールドをがら空きにすることも可能。
２体まで戻すという効果のおかげで、攻め込まれている状況から一転して直接攻撃できる状況まで作り出せる。
状況によっては《クリッター》のサーチ対象にもなりうる。
《ネフティスの鳳凰神》《ヴァンパイア・ロード》の自己再生効果もこのカードの前では働かない。
ピンチの時に役に立つカードであり、不利な状況下ではこの２枚バウンスできる効果は《Ｎ・グラン・モール》にすら勝る。
《ペンギン・ナイトメア》よりステータスは低く、壁やリリースとしての利用は厳しい。
だが、こちらは相手・自分関係なく２体までバウンスできるため汎用性が高く、十分実戦に耐えうる性能がある。
また、低レベル・低ステータスであるがゆえに《ジャンク・シンクロン》、《リミット・リバース》、《サルベージ》等のカードとのシナジーが望める。
《ペンギン・ナイトメア》、《縮退回路》とともに採用してみるのも一考の余地ありだろう。
《追い剥ぎゴブリン》や《マインドクラッシュ》のコンボで、モンスター除去と手札破壊を同時にできる。
後半で《ダスト・シュート》を引いても、モンスター２体を手札に戻すので、発動条件を満たしやすくなる。
さらに確実にモンスターをデッキに戻せるため、シナジーは抜群である。
【デッキ破壊】の《ニードルワーム》、【ロックバーン】の《デス・コアラ》等と併用することもできる。
あまり知られていないが、このように手札破壊カードとの相性が抜群な１枚である。
だが、これのみに頼っていると《抹殺の使徒》で全滅してしまうので、《ペンギン・ナイトメア》や《番兵ゴーレム》等の併用を考慮したい。
―類似効果系カード
―ペンギンのモンスター
Ｑ：セットされたこのモンスターが《ヂェミナイ・エルフ》に攻撃されリバースしました。
戦闘破壊される場合、自身をバウンス効果の対象にできますか？
Ａ：いいえ、できません。