*《ペンギン・ソルジャー/Penguin Soldier》 [#f6ea8bbe] 効果モンスター 星2/水属性/水族/攻 750/守 500 リバース:フィールド上のモンスターを 2体まで選択して持ち主の手札に戻す事ができる。 [[BOOSTER6]]で登場した[[水属性]]・[[水族]]の[[下級モンスター]]。~ [[リバースした]]時に[[モンスター]]を2体まで[[バウンス]]する[[誘発効果]]を持つ。~ [[自分]]・[[相手]]を問わず2体まで[[手札]]に[[戻す]]事ができ、古参ながら優秀な[[効果]]を持つ[[バウンス]][[カード]]である。~ 攻め込まれている状況から一転して、[[相手]][[フィールド]]上をガラ空きにすることも可能である。~ [[バウンス]][[効果]]全般に言えることだが、[[《スターダスト・ドラゴン》]]等の[[破壊]][[耐性]]を持つ[[カード]]に強く、[[エクシーズモンスター]]等を[[エクストラデッキ]]に戻せば[[アドバンテージ]]を得ることができる。~ [[ステータス]]は低いが、[[《サルベージ》]]等を使用できるという利点にもなっている。~ また[[ペンギン]]の名を持つので[[《否定ペンギン》]]で[[バウンス]]を[[除外]]に変換でき、[[0:2交換>1:1交換]]の凶悪な[[除外]][[カード]]となる。~ 欠点は[[リバース効果]]であり速効性に欠ける点、[[《抹殺の使徒》]]で全滅する点である。~ 同じ[[ペンギン]]で[[リバース効果]]を持つ[[《ペンギン・ナイトメア》]]と比較すると、[[ステータス]]は低く、[[壁]]や[[リリース]]に利用しにくいが、その分[[バウンス]]能力は高い。~ [[《砂漠の光》]]を使用した場合でも[[2:2交換>1:1交換]]になるのは評価できる。~ [[《追い剥ぎゴブリン》]]や[[《マインドクラッシュ》]]等の、[[手札破壊]]とも相性が良い。~ [[【デッキ破壊】]]の[[《ニードルワーム》]]、[[【ロックバーン】]]の[[《デス・コアラ》]]等と併用することもできる。~ -[[《湿地草原》]]で[[強化]]する事ができる。~ また、[[《サルベージ》]]にも対応しているため、[[ガエル]]や[[《ペンギン・ナイトメア》]]との共存も容易。~ -[[バウンス]]ではあるものの2枚の[[モンスター]]を同時に[[除去]]できる[[カード]]は珍しく、[[OCG]]初期にはそれなりの愛用者がいた[[カード]]。~ シンプルで可愛らしい[[イラスト]]によりアイドル[[カード]]としての印象も良く、かつては殆どの[[デッキ]]に投入されていた。~ 特に自身と[[相手]][[モンスター]]1体を[[バウンス]]し、自身を再び[[セット]]する[[コンボ]]は展開手段の乏しかった初期にはかなりの脅威であった。~ [[《光の護封剣》]]で[[攻撃]]を阻止し、[[《ヂェミナイ・エルフ》]](かつての[[アタッカー]]代表)を横におき、上記の流れを繰り返して[[直接攻撃]]を通す、という流れもしばしば見られた。~ [[【スタンダード】]]で使用される事もあったが、最大の活躍先はとにかく[[攻撃]]を通す事を目的とする[[【追い剥ぎハンデス】]]であった。~ また、[[《月読命》]]登場以前や[[禁止カード]]期間中には[[ロック]]と併用して上記の[[コンボ]]で[[リバース効果モンスター]]を使い回すために使用されたこともある。~ --第3期以降は、[[召喚]]成功時に[[アドバンテージ]]を獲得する[[帝]]、[[ガジェット]]、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]らの登場で第一線を退いた。~ [[バウンス]]しても即座に[[特殊召喚]]されてしまう[[《サイバー・ドラゴン》]]が第4期に登場した事も大きい。~ --現在[[環境]]で見かけることはあまりない[[カード]]だが、[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]に対してはめっぽう強い[[カード]]である。~ [[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]には[[破壊]][[耐性]]は多いものの、[[バウンス]]や[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]全般への[[耐性]]持ちは依然として少ない点も大きい。~ 最初期に登場し、なおかつ[[禁止>禁止カード]]指定から縁遠い[[カード]]の中では、トップクラスの[[カード]]であり続けている事に疑いの余地は無い。~ -通常「〜枚まで」と書かれている[[効果]]で0枚を選ぶ事はできないが、[[マスタールール2]]以前はこの[[カード]]で0枚を選択して[[発動]]する事ができた。~ これは[[リバース効果]]は全て[[強制効果]]であり、この[[カード]]のように「できる」と書かれたものは[[発動]]後に[[効果]]を[[適用]]しない事を選べたからである。~ [[マスタールール3]]からは[[リバース効果]]が[[誘発効果]]に統合されたため、他の[[カード]]と同様「[[発動]]しない」か「1〜2枚を[[対象]]に[[発動]]する」のいずれかを選ぶ形となった。~ -[[【トランス】]][[【コスモロック】]]では、[[おジャマトークン]]等の数量調整に最適の[[カード]]なので投入されることもある。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにて十代が使用した[[速攻魔法]]《バトル&ruby(バイツー){×2};》と、エックスが使用した[[罠カード]]《魂のつながり》の[[イラスト]]に描かれている。~ また、アニメZEXALの「アストラルvsカイト」戦においてアストラルが使用した[[魔法カード]]《投下交換》にも描かれている。 -コナミのゲーム作品において―~ GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たず、「ペンギンの下級兵士 みんなでまとまって攻撃を仕掛けてくる」という[[テキスト>フレイバー・テキスト]]を持つ。~ --フォルスバウンドキングダムでの[[攻撃]]名は「スピニング・ソード・スラッシュ」。~ **関連カード [#h70617d8] -[[ペンギン]] ―類似[[効果]]系[[カード]] -[[《裏ガエル》]] -[[《尾も白い黒猫》]] -[[《墓守の番兵》]] -[[《爆風トカゲ》]] -[[《ハネハネ》]] -[[《ペンギン・ナイトメア》]] -[[《ワーム・ヤガン》]] -[[《派手ハネ》]] ―[[色違い]][[モンスター]] -[[《ペンギン・ナイト》]] ―《ペンギン・ソルジャー》の姿が見られる[[カード]] -[[《ダイヤモンド・ダスト》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#mee5fa04] -[[【バウンス・ハンデス】]] **収録パック等 [#j4ae48eb] -[[BOOSTER6]] -[[Booster R3]] B3-40 &size(10){[[Rare]]}; -[[STRUCTURE DECK−遊戯編−]] YU-11 -[[Booster Chronicle]] BC-72 &size(10){[[Super]]}; -[[STRUCTURE DECK−城之内編−]] JY-20 -[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-114 &size(10){[[Rare]]}; -[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP105 &size(10){[[Rare]]}; -[[STARTER DECK(2009)]] YSD4-JP009 -[[DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]] DT12-JP010 -[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP079 &size(10){[[Super]]}; -[[ストラクチャーデッキ−海皇の咆哮−]] SD23-JP018 **FAQ [#s5493fb4] Q:この[[効果]]は[[任意効果]]ですか?~ A:[[任意効果]]です。(14/03/26)~ Q:0枚を[[対象]]に[[発動]]することはできますか?~ A:[[効果]]を[[発動]]した場合には、必ず1枚[[対象]]に選択する必要があり、0枚を[[宣言]]する事はできません。(14/03/26)~ Q:[[チェーン]]2以降で[[リバース]]した場合、[[タイミングを逃します>タイミングを逃す]]か?~ A:[[タイミングを逃す]]ことなく[[発動]]できます。(14/03/26)~ Q:[[セット]]されたこの[[モンスター]]が[[《ヂェミナイ・エルフ》]]に[[攻撃]]され[[リバース]]しました。~ [[戦闘破壊]]される場合、自身を[[バウンス]][[効果の対象]]にできますか?~ A:いいえ、できません。