*《ホーリー・エルフの&ruby(しゅくふく){祝福};/Gift of the Mystical Elf》 [#wb791757]
 通常罠
 自分はフィールド上に存在するモンスターの数×300ライフポイント回復する。

 [[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[自分]]の[[モンスター]]の数によって数値が変化する[[ライフ回復]]カード。~

 使うなら[[《スケープ・ゴート》]]との[[コンボ]]だろうが、それなら[[《キャノン・ソルジャー》]]等で[[ダメージ]]を与えたほうがよい。~
 それ以前に維持する手間が掛かるとはいえ[[回復]]量が多く、毎[[ターン]][[効果]]を発揮する[[《白魔導士ピケル》]]がいる。~
 [[トークン]]との併用こそ不可能だが多くの状況で[[回復]]量の優る[[《生命力吸収魔術》]]も存在する。

-かつては[[《ビッグバンガール》]]との[[コンボ]]で使われたが、[[裁定変更]]により大[[ダメージ]]は不可能になってしまった。~
今では完全に伝説と化した話だが、[[裁定変更]]前には[[【宝札ビッグバン】>【キュアバーン】#k203a6f9]]などという[[デッキ]]も構築されたことがある。~
これによって《ホーリー・エルフの祝福》という当時、非常にマイナーな域にあったカードが脚光を浴びたのだ。~
突如としてなんでもないカードが注目されることがある、これも遊戯王OCGの醍醐味といっても良い。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者王国編」の「闇遊戯vs海馬」戦で使用されている。~
[[《ホーリー・エルフ》]]は遊戯のカードとしてのイメージが強いが、このカードは海馬が使用している。~
また、原作では場の[[モンスター]]の数に関係なく僅か300しか[[回復]]しないためOCGの物より弱い。~
ただしこの[[デュエル]]では[[ドローフェイズ]]にカードが5枚になるように引ける特別なルールを採用していたため、[[手札]]を使うことによる[[カード・アドバンテージ]]の損失がない。~
[[発動]]タイミングを選ばないという理由でこの[[カード]]を採用したというなら、なかなかいい選択である。~
また、初期[[ライフポイント]]が2000しかないこのルールでは、この[[カード]]はOCG換算で1200ポイントの[[ライフポイント]]を回復できるそこそこ強力な[[カード]]と言える。

--アニメGXでは「十代vsもけ夫」でもけ夫が使用。~
[[《もけもけ》]]三体と[[《ハッピー・ラヴァー》]]が居たため1200ポイント[[回復]]した。

--奇しくもアニメDM、アニメGX双方でこのカードが登場したのは第23話だった。~
5D'sでの登場は第120話である。~
アニメ5D'sでの登場は第120話である。~

--アニメ5D'sの「ジャックvs甚兵衛」戦では甚兵衛が使用。~
ジャックの《ショック・ウェーブ》([[《破壊輪》]]参照)に[[チェーン]]して[[発動]]され、[[ライフポイント]]が0になるのを防ぐと同時にジャックを敗退に追い込んだ。~
この時、《ショック・ウェーブ》の[[効果]]で[[ライフ]]が1まで減った後でその時いた[[モンスター]]6体分の1800に[[回復]]するという演出が取られた。~
しかし、ルール上は[[回復]]した後に[[ダメージ]]を受ける。~
結果が変わらないとはいえ、処理の順番は間違えないようにしたい。~

-コナミのゲーム作品において―~
「フォルスバウンドキングダム」では拠点に設置できる設備の一つ、「ヒーラー」として登場する。~
ヒーラーを設置していると、その拠点での回復速度が速くなる。~
また、ゴールドを支払うことで回復させる「ヒーリング」を行うことが出来る。~
ボスのスコットやラスボスの真・魔神のいる拠点では、通常ではできない同じ設備のこれを、2つ設置している。

**関連カード [#r268aae5]
-[[《自業自得》]]

-[[《セベクの祝福》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ホーリー・エルフ》]]

**収録パック等 [#pac21239]
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP066
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP073
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-097
-[[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]] CA-09
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-31
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-055

//**FAQ [#c0547bd8]
//Q:~
//A: