《ホーリー・ナイト・ドラゴン/Seiyaryu》 †
通常モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2300
聖なる炎で悪しき者を焼きはらう、神聖な力を持つドラゴン。
第1期に登場した由緒正しい最上級モンスター。
通常モンスターである為、《古のルール》等の通常モンスター専用のサポートカードを使用することができる。
同じ最上級モンスター・属性・種族という共通点に加え、高い攻撃力を持ち、《正義の味方 カイバーマン》や《トレード・イン》等のサポートを受けられる《青眼の白龍》の存在から、このカードを活用することは非常に難しい。
実用性は低いものの、このカードのレアリティはとてつもなく高い。
初期のゲーム付属カードであり、封入されている確率が極めて低く、1度も再販されていない。
第1期から遊戯王OCGを愛してきたプレイヤーにとって、このカードはまさに至極の一品だろう。
- 英語名は、『SEIYARYU(聖夜竜)』である。
この英語名は、かつて赤マルジャンプの抽選プレゼントとして作られた「聖夜竜(ホーリー・ナイト・ドラゴン)」に由来している。
これは今のようなOCGではなく、かつてデュエルモンスターズ1、PSカプセルモンスターズの際に作られた原作タッチのコレクターズカードである。
つまり、コレクターズカードを経て、OCGに登場したのである。
同抽選プレゼントではこのカードと特別版「《女剣士カナン》」+「Vol.1+Vol.2+Vol.3コンプリートセット」のどちらかから選択できた。
枚数は5枚しかないため、かなりのレアリティを誇る。
- 希少価値が群を抜いて高く、オークションでは多少の傷があっても1万円を超えて取引されることも珍しくない。
これは同じ入手法の《究極完全態・グレート・モス》と異なり、このカードの再販が1度も行われていないからだと思われる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナルストーリーの「遊戯VSキース」戦においてキースが使用。
遊戯の《ホーリー・エルフ》を焼き払うも、《ゼラ》の影に隠れてしまいあまり活躍しなかった。
攻撃名は「聖なる炎」。
その後、「乃亜編」の「BIG2・《ペンギン・ナイトメア》VS杏子」戦前に、杏子がデッキ構築する際、カードリスト内にその姿を確認できる。
- コナミのゲーム作品において―
GB版の「遊戯王 デュエルモンスターズ」で、「トリシマカズヒコ」というパスワードで入手することができた。
このゲームでは生け贄召喚の概念がなく、最強クラスの《青眼の白龍》がストーリー上1度しか入手できず、しかも海馬に100回勝利するという極めて過酷な入手条件であった為、このカードをデッキ入りしているプレイヤーが多かった。
関連カード †
収録パック等 †