《ホーリー・ナイト・ドラゴン/Seiyaryu》 †
通常モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2300
聖なる炎で悪しき者を焼きはらう、神聖な力を持つドラゴン。
遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カードで登場した光属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
通常モンスターであるため、《古のルール》等の通常モンスター専用のサポートカードを使用することができる。
同じ最上級モンスター・属性・種族という共通点に加え、高い攻撃力を持ち、《正義の味方 カイバーマン》や《トレード・イン》等のサポートを受けられる《青眼の白龍》の存在から、このカードを活用することは非常に難しい。
- 英語名は、「SEIYARYU(聖夜竜)」である。
この英語名は、かつて赤マルジャンプの抽選プレゼントとして作られた「聖夜竜(ホーリー・ナイト・ドラゴン)」に由来している。
これは今のようなOCGではなく、かつてデュエルモンスターズ1、PSカプセルモンスターズの際に作成された原作タッチのコレクターズカードである。
つまり、コレクターズカードを経てOCGに登場したのである。
同抽選プレゼントではこのカードと特別版「《女剣士カナン》」+「Vol.1+Vol.2+Vol.3コンプリートセット」のどちらかから選択できた。
枚数は5枚しかないため、かなりのレアリティを誇る。
- GBAソフト「遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート2006」の全国大会にて、当選者全てに英語版の「SEIYARYU」が配布された。
- 実用性は低いものの希少価値は群を抜いて高い。
初期のゲーム付属カードであり、封入されている確率が極めて低く、現在に至るまでほとんど再販されていないためだと思われる。
第1期から遊戯王OCGを愛してきたプレイヤーにとって、このカードはまさに至極の一品だろう。
タッグフォース5においても通常モンスターのみで占められたパック「シンプル・イズ・ワンダフル」のパッケージを飾っており、攻略本でも「『OCG』ファンなら「ホーリー・ナイト」は必ず入手!」とプッシュされている。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナルストーリーの「遊戯vsキース」戦においてキースが使用。
遊戯の《ホーリー・エルフ》を焼き払うも、《ゼラ》の影に隠れてしまいあまり活躍しなかった。
その後、「乃亜編」の「遊戯vsビッグ1(大下)」戦の前に遊戯がデッキを構築する際、このカードをデッキに加えるシーンがある(ただし、デュエルでは登場していない)。
同じく、「杏子vsビッグ2(大瀧)」戦の前に杏子がデッキを構築する際、カードリスト内にその姿を確認できる。
攻撃名は「聖なる炎」。
- コナミのゲーム作品において―
GB版の「遊戯王 デュエルモンスターズ」で、「トリシマカズヒコ」というパスワードで入手することができた。
このゲームでは生け贄召喚の概念がなく、最強クラスの《青眼の白龍》がストーリー上1度しか入手できず、しかも海馬に100回勝利するという極めて過酷な入手条件であったため、このカードをデッキに入れるプレイヤーが多かった。
当時のカードプールの貧弱さと、極端に相打ちを避けるCPUの思考も相まって、引いた瞬間に勝利が見えてくる強力なカードだった。
関連カード †
収録パック等 †