*《ホーリー・ナイト・ドラゴン/Seiyaryu》 [#td408e3e]
 通常モンスター
 星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2300
 聖なる炎で悪しき者を焼きはらう、神聖な力を持つドラゴン。

 [[遊戯王デュエルモンスターズ&ruby(ツー){II}; 闇界決闘記 付属カード>ゲーム付属カード#kc954468]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[最上級モンスター]]。~

 [[レベル]]7の[[光属性]]・[[ドラゴン族]]・[[通常モンスター]]では[[攻撃力]]が一番高い。~
 とはいえ、同じ[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[通常モンスター]]かつ[[最上級モンスター]]には、[[レベル]]8に[[攻撃力]]3000を誇り[[《青き眼の乙女》]]等の[[サポートカード]]の豊富な[[《青眼の白龍》]]が存在する。~
 4枚目以降の同条件の[[モンスター]]としても、[[攻撃力]]2950であり[[《青眼の白龍》]]と同じ[[レベル]]8の[[《ラビードラゴン》]]が存在する。~
 [[レベル]]6であり[[《王者の看破》]]は使用できないものの、[[生け贄]]1体で[[攻撃力]]2500の[[《エレキテルドラゴン》]]も存在する。~

 よってこの[[カード]]を使用する場合、[[レベル]]7[[最上級モンスター]]である点で上記の[[カード]]との差別化を図ることになる。~
 [[レベル]]7[[最上級モンスター]]を多く採用する[[デッキ]]であれば、[[《七星の宝刀》]]を共有できる。~
 [[レベル]]7は[[シンクロ素材]]としては扱いやすく、種類の多い[[レベル]]1[[チューナー]]と組み合わせることで、強力な[[モンスター]]が多い[[レベル]]8[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]できる。~
 [[レベル]]7・[[ドラゴン族]][[通常モンスター]]には[[サポートカード]]の多い[[《真紅眼の黒竜》]]が存在するが、[[光属性]]である点や[[攻撃力]]がやや勝る点を活かせる[[デッキ]]であればこちらを優先できるか。~

-高橋和希氏描き下ろしデザインの[[カード]]である。~

-初期の[[ゲーム付属カード]]であり、封入されている確率が5%と低く、再販もされていないため希少価値は群を抜いて高い。~
第1期から遊戯王OCGを愛してきた[[プレイヤー]]にとって、この[[カード]]はまさに至極の一品だろう。~

-初出は漫画でも[[OCG]]でもなく、ゲームボーイ版「遊戯王デュエルモンスターズ」先行体験会の会場で配布されたコレクターズ[[カード]]《&ruby(ホーリー・ナイト・ドラゴン){聖夜竜};》である。~
当時は遊戯王[[OCG]]自体がまだ発売されていないため、《聖夜竜》の体裁は同ゲームに封入されていたコレクターズカードに準じている。~
[[カード]]自体が現在よりも一回り大きく、カードの地の色はグレー、[[星]]は1つづつ色がことなり七色になっている。~
[[OCG]]ではないものの、こちらも配布方法が特殊であるため現存数が少なく、価値は極めて高い。~

--[[英語名]]の「Seiyaryu」は《聖夜竜》をローマ字化したものである。~

--後に赤マルジャンプの抽選プレゼントとして再配布されたが、この方法で配布されたのはわずか5枚である。~
同抽選プレゼントではこのカードと特別版「[[《女剣士カナン》]]」+「[[Vol.1]]+[[Vol.2]]+[[Vol.3]]コンプリートセット」のどちらかから選択できた。~

-[[英語版>YU-GI-OH! TRADING CARD GAME]]について。~
米国・カナダでは日本の[[OCG]]と同様、[[Yu-Gi-Oh! Dark Duel Stories>Games#jd0067a4]](DM2)の付属カードとして登場。~
ただし日本版の同ゲームのようにランダムに封入されているわけではなく、初回版以外に[[《Acid Trap Hole》>《硫酸のたまった落とし穴》]]、[[《Salamandra》>《サラマンドラ》]]と共に封入されていた。~
英国ではやや遅れて[[Yu-Gi-Oh! Worldwide Edition: Stairway to the Destined Duel>Games#k0769915]]([[DM6エキスパート2>ゲーム付属カード#mf86ad33]])の付属カードとして登場している。~
[[レアリティ]]はいずれも[[シークレットレア>Secret]]である。~

--後に[[Turbo Pack:Booster Seven>Turbo Pack]]に[[ノーマル>Normal]]で再録された。~
どのバージョンも希少価値の高い《ホーリー・ナイト・ドラゴン》だが、このノーマル版のみは流通量がそれなりに多く入手難度が低い。

--国内では、[[エキスパート2006>ゲーム付属カード#r0b1b660]]の全国大会にて、当選者全てに英語版のこの[[カード]]が配布された。~

-原作・アニメにおいて―~
「王国編」と「バトルシティ編」の間にあたるアニメオリジナル回の「遊戯vsキース(洗脳)」戦においてキースが使用。~
[[機械族]]主体のキースのイメージとは程遠い[[モンスター]]だが、[[レアカード]]を偽造できるマリクが投入したのだろう。~
遊戯の[[《ホーリー・エルフ》]]を[[戦闘破壊]]した。~
その後、「乃亜編」の「遊戯vsビッグ1(大下)」戦の前に、遊戯が[[デッキ]]を構築する際、この[[カード]]を[[デッキ]]に加えるシーンがある(ただし、[[デュエル]]では登場していない)。~
同じく、「杏子vsビッグ2(大瀧)」戦の前に、杏子が[[デッキ]]を構築する際、カードリスト内にこの[[カード]]が表示されていた。~
海外の「カプセルモンスターズ編」では杏子が使用し、[[《エビルナイト・ドラゴン》]]と対決した。~
[[攻撃]]名は「聖なる炎」。~

-コナミのゲーム作品において―~
DM1では「トリシマカズヒコ」というパスワードを入力する事で入手することができた。~
ゲーム発売当時の週刊少年ジャンプ編集長である鳥嶋和彦氏が元ネタである。~
このゲームでは[[生け贄召喚]]の概念がなく、最強クラスの[[《青眼の白龍》]]がストーリー上1度しか入手できず、しかも海馬に100回勝利するという極めて過酷な入手条件であったため、この[[カード]]を[[デッキ]]に入れる[[プレイヤー]]が多かった。~
当時のカードプールの少なさと、相打ちを避けるCPUの思考も相まって、引いた瞬間に優位に立てる強力な[[カード]]だった。~

--[[真DM2>ゲーム付属カード#pd6a3bf6]]においては、[[悪魔族]]との[[戦闘]]時に[[ステータス]]が300ポイントアップする、という[[モンスター効果]]を持つ。~

--TAG FORCE 5においても[[通常モンスター]]のみで占められたパック「シンプル・イズ・ワンダフル」のパッケージを飾っており、攻略本でも「『[[OCG]]』ファンなら「ホーリー・ナイト」は必ず入手!」と解説されている。~


**関連カード [#cb983398]
-[[《エビルナイト・ドラゴン》]]

**収録パック等 [#l73bc21d]
-[[遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カード>ゲーム付属カード#kc954468]] &size(10){[[Secret]]};