*《ボアソルジャー/Boar Soldier》 [#u77304df]
 効果モンスター
 星4/地属性/獣戦士族/攻2000/守 500
 召喚された場合、このカードを破壊する。
 相手が1体でもモンスターをコントロールしていた場合、
 攻撃力は1000ポイントダウンする。

 [[レベル]]4で[[攻撃力]]2000以上のモンスターは、何かしらのデメリットが付いている。~
 それら冷遇されているアタッカーの中でも、特に強烈なデメリットを持つのがこのカード。~

 召喚条件の厳しさから召喚するだけで困難。~
 [[裏側守備表示]]で[[セット]]するしかないが、この守備力では1ターンも持ちこたえられないだろう。~
 たとえ召喚できても、相手のフィールドに[[モンスター]]がいれば、[[攻撃力]]1000と化す救いようのないデメリットを持つ。~
 [[《抹殺の使徒》]]や[[《シールドクラッシュ》]]をムダ撃ちさせられれば儲けものだろうが…。~

 召喚時の[[デメリット]]だけでも他のカードより厳しいというのに、せっかく召喚しても攻撃力が下がるという2重の[[デメリット]]効果は、使用を敬遠させる…~
 と、言うよりもこのカードの存在する意味を見いだせない。~
 [[レベル]]4の[[アタッカー]]の役割は、高い[[攻撃力]]で相手の[[モンスター]]を倒したり、[[壁]]代わりにフィールドに滞まるのが基本。~
 しかし、その役目を的確に果たせないのでは、唯一の活路と言える[[アタッカー]]としての運用も絶望的だと言うことだ。~

 他の[[攻撃力]]2000の[[デメリット]][[アタッカー]]にもいえることとはいえ[[《怒れる類人猿》]]が登場した時点でほぼ立場は消滅しているが、それにしてもこのカードの効果はどうにかならなかったのだろうか。~

 ここまでの甚大なデメリットを持つこのカードを、どう活用しろと言うのだろうか?~
 [[《地雷蜘蛛》]]のほうが遙かに利用価値があるだろう。~

 余談だが、[[レベル]]4以下の攻撃力2000を超えるモンスターの中でも、「[[レベル]]4、攻撃力2000」という条件のデメリットモンスターよりも、2000というボーダーラインを超えてしまっているモンスター([[《地雷蜘蛛》]]、[[《ゴブリン突撃部隊》]]など)の方が使いやすいのは如何なものか。~

-[[STRIKE OF NEOS]]にて、同族性・同種族にして同攻撃力・デメリットなしの[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]が登場してしまった。~
・・・悲惨と言うほか無い。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ版の「社長対デュエルマシーン」で登場。~
[[《サイバーポッド》]]の効果で出現した。

**関連カード [#nf7609a7]
―デメリットの無いレベル4以下攻撃力2000モンスター
-[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]

―デメリットを持つレベル4以下攻撃力2000モンスター
-[[《アックス・ドラゴニュート》]]
-[[《グランド・ドラゴン》]]
-[[《ジェノサイドキングデーモン》]]
-[[《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》]]
-[[《シャドウナイトデーモン》]]
-[[《雷帝神》]]
-[[《ダーク・エルフ》]]
-[[《怒れる類人猿》]]
-[[《秒殺の暗殺者》]]
-[[《味方殺しの女騎士》]]
-[[《女邪神ヌヴィア》]]
-[[《アーマード・フライ》]]
-[[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]]
-[[《ヘル・ドラゴン》]]

―そのほかレベル4以下攻撃力2000以上のモンスター
-[[《ゴブリンエリート部隊》]]
-[[《ゴブリン突撃部隊》]]
-[[《ジャイアント・オーク》]]
-[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]
-[[《電動刃虫》]]
-[[《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》]]
-[[《不屈闘士レイレイ》]]
-[[《G・コザッキー》]]
-[[《レアメタル・ドラゴン》]]
-[[《魔導アーマー エグゼ》]]
-[[《地雷蜘蛛》]]

**収録パック等 [#me8844a8]
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-073
-[[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]] PS-38

**FAQ [#rbdd5dd3]
Q:~
A: