《ボアソルジャー/Boar Soldier》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻2000/守 500
召喚された場合、このカードを破壊する。
相手が1体でもモンスターをコントロールしていた場合、
攻撃力は1000ポイントダウンする。
Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−で登場した地属性・獣戦士族の下級モンスター。
召喚に成功した場合即座に自壊する特性(効果外テキスト)と、弱体化する誘発効果を持つ。
第2期に特に多い攻撃力2000のデメリットアタッカーの1枚であり、この手のモンスターでは最も重いデメリットを抱えた1枚。
似たデメリットを持つ《女邪神ヌヴィア》は相手フィールドのモンスターが1体であれば、まだ攻撃力は1800だが、同じ条件でこちらは一気に半分にまで落ち込んでしまう。
召喚では自壊し、フィールド上に維持できたとしても弱体化する。
そのため、《ジェネティック・ワーウルフ》が登場する以前から、殆ど使われることはなかった。
《あまのじゃくの呪い》とのコンボで強化できるが、《神獣王バルバロス》・《可変機獣 ガンナードラゴン》を《愚鈍の斧》・《禁じられた聖杯》・《スキルドレイン》で補助する戦術に比べ安定性は低い。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナルの「バトルシティ編」における「海馬vsデュエルロボ」戦で登場。
《サイバーポッド》の効果で出現した。
アニメ88話の回想では、グールズのデュエリストが複製した《ラーの翼神竜》を召喚するための生け贄として使用している。
- アニメGXの、佐藤先生がプロデュエリスト時代を回想するシーンでも登場。
このカードと《リザード兵》を使う「プロ」デュエリストとは、世界は広い。
あるいはこれほど活用が困難なカードを使いこなせる実力ならば、たしかに「プロ」と言われる実力者かもしれない。
さらに後に、「十代vsブロン」戦の観客として登場している。
また、「万丈目vsエド」戦で万丈目が使用した永続罠《ダイレクト・ボーダー》のイラストに描かれている。
- コナミのゲーム作品において―
GBのDMシリーズでは効果を持たないモンスターとして登場し、オリジナルのテキストが存在する。
「巨大な石斧を操り目の前にあるものは何でも破壊する」と書かれている。
実際に目の前にモンスターがいた場合破壊しづらくなるのは皮肉だろうか。
関連カード †
―召喚時に破壊されるデメリットアタッカー
収録パック等 †