《ボアソルジャー/Boar Soldier》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻2000/守 500
召喚された場合、このカードを破壊する。
相手が1体でもモンスターをコントロールしていた場合、
攻撃力は1000ポイントダウンする。
Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−で登場した地属性・獣戦士族の下級モンスター。
召喚に成功した場合即座に自壊する効果外テキストと、弱体化する永続効果を持つ。
第2期に特に多い攻撃力2000のデメリットアタッカーの1枚であり、その中でも特に重いデメリットを抱える。
召喚しても自壊してしまい、フィールド上に維持できたとしても相手のフィールド次第で攻撃力が半減する。
《ジェネティック・ワーウルフ》なり《神獣王バルバロス》なり、もっと優秀なカードは幾らでも存在する。
登場当初から現在に至るまで、あまりの使いにくさがネタにされる以外の使い途のないカードである。
デメリットアタッカーでありながら、モンスターとの戦闘も苦手とするのでは極めて使い道に乏しい。
- 「ボア」(boar、ボー)とは英語で雄のブタのこと。
ブタの品種改良元であるイノシシのことを指す場合もあるが、基本的にはイノシシは「ワイルドボア」(Wild Boar)と呼んで区別される。
ただ、RPGなどにおいては省略してイノシシの意味で使われることも多く、このモンスターは外見からも同じようにイノシシを表している。
- アニメGX第114話の、佐藤先生がプロデュエリスト時代を回想するシーンでも登場。
このカードと《リザード兵》を使う「プロ」デュエリストとは、世界は広い。
あるいはこれほど活用が困難なカードを使いこなせる実力ならば、たしかに「プロ」と言われる実力者かもしれない。
さらに後に、「十代vsブロン」戦の観客として登場している。
また、「万丈目vsエド」戦で万丈目が使用した永続罠《ダイレクト・ボーダー》のイラストに描かれている。
- アニメZEXALII第85話ではギラグに洗脳された青年たちが召喚したモンスターのうちの1体として登場。
他のモンスターと共に遊馬にダイレクトアタックを試みるもののアリトの介入と速攻魔法《ライトニング・クリンチ》により阻まれた。
- アニメARC-Vで徳松が使用したモンスター《花札衛−萩に猪−》のイラストに描かれている。
- コナミのゲーム作品において―
DMシリーズでは効果を持たないモンスターとして登場し、オリジナルのテキストが存在する。
「巨大な石斧を操り目の前にあるものは何でも破壊する」と書かれている。
OCGではそれに反するように、実際に目の前にモンスターがいた場合破壊しづらくなるのは皮肉だろうか。
これらのゲームではデメリットがないため、終盤の相手のデッキに3積みされている。
フィールドを《草原》などに変更できれば、さらに強化される。
関連カード †
―召喚時に破壊されるデメリットアタッカー
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果の分類は何ですか? チェーンブロックは作られますか?
A:自壊効果はモンスター効果の扱いではなく(効果外テキスト)、チェーンブロックは作られません。
弱体化は永続効果です。(14/06/07)
Q:《スキルドレイン》で無効にできますか?
A:自壊は効果として扱わないため無効にできません。攻撃力ダウンは永続効果のため可能です。(14/06/07)
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