《ボタニカル・ライオ/Botanical Lion》

効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1600/守2000
自分フィールド上に表側表示で存在する植物族モンスター1体につき、
このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、
コントロールを変更する事はできない。

 ジャンプフェスタ2007で配布されたプロモカードとして登場した、地属性植物族下級モンスター
 自身の攻撃力を上昇し、自身のコントロールの変更を封印する永続効果を持つ。

 自身も植物族であるため、このカードの基本攻撃力は1900となり、《ヂェミナイ・エルフ》クラスのアタッカーとして使用できる。
 最大攻撃力は3100と《青眼の白龍》さえ凌駕する。
 攻撃力守備力が双方とも高い下級モンスターであるため、アタッカーの両方に使える。

 コントロール奪取への耐性は、現環境ではコントロール奪取系のカードの制限強化が進んだため役立てる機会はあまりない。
 とはいえあって邪魔になることはなく、《精神操作》《トラゴエディア》《ヴェルズ・バハムート》などを使ってくる相手に対して機能することもあるだろう。
 ただし【植物族】でも時々使われる《強制転移》送りつけることができない点にだけは注意。

 このカードと相性が良いカードは多く存在する。
 《ダンディライオン》墓地に送り?綿毛トークンを2体生成するだけで攻撃力は2500にも達する。
 《レクンガ》によるトークン生成からの《異次元からの帰還》や、《妖精王オベロン》等とのコンボでも凄まじい攻撃力を得る事が可能。
 守備力の高さからセット状態からの反転召喚も行いやすいため、トークン生成も相まって《ブラック・ガーデン》との親和性も高い。
 植物族は全体的にトークン生成に長け、更には場持ちの良いモンスターも多く、このカードの効果と非常に相性が良い。
 【植物族】では主力アタッカーとして活躍でき、攻撃力効果の性質上、【鎖ビート】とも相性が良い。

 十分な守備力自己強化効果から決して弱いカードとは言えないのだが、《ローンファイア・ブロッサム》《増草剤》を擁する【植物族】では《椿姫ティタニアル》のほうが優先されやすく、《椿姫ティタニアル》を採用しないデッキタイプでも単純に優秀なアタッカーとして《フォトン・スラッシャー》を採用することが多い。
 【暗黒界】などこのカードと相性の悪い《スキルドレイン》を活用するデッキが増えたことも、人気低下に拍車をかけている。

関連カード

収録パック等