*《ポールポジション/Pole Position》 [#z7524f01]
 永続罠
 フィールド上に表側表示で存在する、
 攻撃力が一番高いモンスターは魔法の効果を受けない。
 「ポールポジション」がフィールド上に存在しなくなった時、
 フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番高いモンスターを破壊する。

 [[FLAMING ETERNITY]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[攻撃力]]が一番高い[[モンスター]]に魔法[[耐性]]を付ける。~
 [[《地砕き》]]に悩まされる[[最上級モンスター]]を強力にサポートする[[カード]]の1つ。~
 [[《ネフティスの鳳凰神》]]への[[《収縮》]]・[[《エネミーコントローラー》]]等を回避し、[[戦闘による破壊>戦闘破壊]]を避けられる。~
 [[《地砕き》]]を[[《メタル・リフレクト・スライム》]]で回避できず、[[攻撃]]時に[[罠>罠カード]]を封じる[[《古代の機械巨人》]]との相性もいい。~

// [[下級モンスター]]では[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]と相性がよい。~
// そこそこの[[攻撃力]]に加えて、[[《賢者ケイローン》]]にこのカード(と同時に対象[[モンスター]])が[[破壊]]されるリスクを回避できる点で優れる。~
//あまりにも限定的

 [[デメリット]]を利用し、「[[相手]]の[[フィールド]]に一番[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]がいるときに[[発動]]→[[破壊]]」という[[コンボ]]も狙える。~
 [[相手]]の[[《裁きの龍》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[効果]]に[[チェーン]]して[[発動]]すれば[[《奈落の落とし穴》]]に近い感覚で使用可能。~
 [[相手]]の場に強力[[モンスター]]が居るときに[[《サイクロン》]][[《大嵐》]]が[[発動]]されたときも、[[モンスター除去]]が可能。~
 このカードともう1枚別の[[伏せカード]]を[[墓地に送り>墓地に送る]]、[[《オオアリクイクイアリ》]]を[[特殊召喚]]するのも有効。~
 [[相手]]の[[モンスター]]を[[除去]]しつつ反撃に移ることも可能となる。~
 なお、この場合[[《オオアリクイクイアリ》]]が[[特殊召喚]]される前に[[破壊]][[効果]]が適用されることになる。

// これを使用する場合、[[デッキ]]に投入する[[速攻魔法]]は[[《収縮》]]よりも[[《突進》]]が有効。~
// [[相手]][[モンスター]]が[[魔法>魔法カード]]を受けない時に[[《収縮》]]で[[攻撃力]]を下げることができないのだ。~
// さらに、このカードが[[破壊]]される時は[[相手]][[モンスター]]に最高[[攻撃力]]を持たせることで[[破壊]]対象を変更できる。
// ↓
 [[《突進》]]・[[《リミッター解除》]]などの、一度の[[攻撃力]]上昇効果の後の《ポールポジション》の発動に関して、[[攻撃力]]がどうなるかは[[調整中]]。~
 これは、[[《突進》]]を発動することによって[[攻撃力]]が一番高くなる際の《ポールポジション》の影響も[[調整中]]ということになる。

-[[破壊]][[効果]]も[[永続効果]]である。~
《ポールポジション》がフィールドを離れる際同時に[[適用]]される[[モンスター]]を破壊する。(複数いる場合その[[モンスター]]を全て)~
[[自壊]]を除けば、[[チェーン]]に乗らない[[破壊]][[効果]]は非常に珍しい。~
 前もって発動さえしておけば、[[《マジック・プランター》]]とのコンボで、あの[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]すら手札消費0で問答無用で破壊可能。~

-[[【除去ガジェット】]]への対策カードにもなる。~
弱小[[モンスター]]を並べる[[【除去ガジェット】]]には[[効果]]抜群である。
[[弱小モンスター>ガジェット]]を並べる[[【除去ガジェット】]]には[[効果]]抜群である。

-ちなみに、このカードには処理に欠陥([[無限ループ]]発生要素)がある。~
[[フィールド]]上の[[攻撃力]]2位の[[モンスター]]に[[装備魔法]]等を使うことで1位を追い抜いた場合、[[無限ループ]]になってしまうのである。~
そのため、このような状況が発生してしまうような[[装備魔法]]等の、[[攻撃力]]が変化する[[魔法カード]]が[[発動]]できなくなってしまう。~
//このカードの判定方法を「[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]」にしていればよかったのではないだろうか。~
//もっとも、この場合は、[[《突進》]]による間接的対象変更ができなくなってしまうが…~
//進化する人類とかあるから無意味

-[[無限ループ]]について。~
《ポールポジション》を[[発動]]、および[[発動]]中に何らかの[[装備魔法]]や[[フィールド魔法]]などによって[[無限ループ]]が起こる場合、最後に[[発動]]したそのトリガーとなったカード・効果の[[発動]]はできない、という裁定がある。~
《ポールポジション》の[[発動]]はもとより、各種魔法の[[発動]]、[[モンスター]]の[[召喚]]など、[[無限ループ]]を引き起こす行動は出来ないということである。~
(具体例などは[[【ポールポジション】]]を参照)

//--ちなみに、この件に関して米国の遊戯王を生産しているアッパー社はこのループを発生する要因のカードをルール上[[発動]]、または使用する事はできないと説明しており、[[発動]]した場合は決闘を巻き戻す事が公式裁定である。~
//→[[アッパーデック社 Card FAQs>http://entertainment.upperdeck.com/yugioh/en/gameplay/faqs/cardfaqs/default.aspx?first=P&last=R]]
//↑のリンクが切れているため

-遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONやOCG準拠のゲームでは、上記の[[無限ループ]]発生の可能性が危惧されているのか、実装されていない。~

-「ポールポジション」とは自動車レースのスタートで、最前列の一番内側の位置をさす。~
予選で1位になったドライバーは、この位置からスタートする。~

-「マスターガイド2」では[[《虚無魔人》]]を早めに召喚した場合、このカードと[[《王宮のお触れ》]]で[[魔法カード]]と[[罠カード]]を封じるように勧めている。だが[[《王宮のお触れ》]]でこのカードは無効化されてしまう。

**関連カード [#v557e2e4]
-[[《ハンマーシュート》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《鬼タンクT−34》]]
-[[《ガトリングバギー》]]

**このカードを使用する代表的な[[デッキ]] [#g7f53b19]
-[[【ポールポジション】]]

**収録パック等 [#mba55398]
-[[FLAMING ETERNITY]] FET-JP050
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP170

**FAQ [#hcdb5624]
Q:[[攻撃力]]が一番高い[[モンスター]]が同じ[[攻撃力]]で複数存在する場合はどうなりますか?~
A:[[攻撃力]]が一番高い[[モンスター]]全てに[[効果]]を適用します。~
  なお、この[[カードの効果]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではありません。~

Q:このカードと[[《王宮のお触れ》]]が[[表側表示]]となっています。~
  この状態で[[《大嵐》]]が[[発動]]された場合、[[攻撃力]]が一番高い[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:[[《王宮のお触れ》]]の[[効果]]によって、《ポールポジション》の[[効果]]が 無効化されている時に、《ポールポジション》がフィールド上から 離れた場合、[[攻撃力]]が一番高い[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]は適用されません。(09/09/09)


Q:[[《突進》]]による[[攻撃力]]上昇では、自己矛盾は発生しないのですか?~
//A:《ポールポジション》の影響下になる時点では[[《突進》]]の処理は終了しているため、《ポールポジション》の[[効果]]と相殺しあいません。
A:[[調整中]]

Q:このカード適用中に[[《強奪》]]が一番[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]に対し[[発動]]された場合、どうなりますか?~
A:[[コントロール]]の移動は起きませんが、毎[[スタンバイフェイズ]]の[[回復]]は発生します。

Q:《ポールポジション》[[発動]]中に、[[六武衆]]の[[モンスター]][[効果]]や[[《漆黒の名馬》]]または[[《六武衆の御霊代》]]を装備した[[フィールド]]上でもっとも[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]が[[破壊]]された場合、[[《漆黒の名馬》]][[《六武衆の御霊代》]]の「代わりに破壊される」[[効果]]は適用できますか?~
A:《ポールポジション》の[[効果]]によって、[[《漆黒の名馬》]]や[[《六武衆の御霊代》]]を 装備した、[[攻撃力]]が一番高い[[六武衆]]と名のつく[[モンスター]]が[[破壊]]される場合で も、代わりに[[《漆黒の名馬》]]等を[[破壊]]し、[[六武衆]]と名のつく[[モンスター]]が フィールド上に残ります。(09/09/09)

Q:《ポールポジション》を[[発動]]中、最高[[攻撃力]][[モンスター]]は[[《リビングデッドの呼び声》]]によって[[蘇生]]されている[[モンスター]]です。~
  他に[[表側表示]][[モンスター]]が存在する場合、[[《大嵐》]]を使用したら[[破壊]]されるのはどの[[モンスター]]なのでしょうか?~
  (「[[モンスター]][[破壊]]」は『同時に行うので1体』ですか?あるいは『別々に行い2体』ですか?)~
A:同時なので、[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[蘇生]]している1体だけ[[破壊]]されます。

Q:[[自分]]の[[手札]]が3枚、[[自分]][[フィールド]]上に[[《デーモンの斧》]]を装備している[[《ムカムカ》]]([[攻撃力]]2500、[[攻撃力]]2位)と[[《冥府の使者ゴーズ》]]([[攻撃力]]2700、[[攻撃力]]1位)が存在し、[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在しない状態で[[自分]]の[[ターン]]になりました。~
  [[ドローフェイズ]]に通常の[[ドロー]]をすると、以下の[[無限ループ]]になりますがこの場合の処理はどうなりますか?~

+[[《ムカムカ》]]の[[攻撃力]]は2800になり[[攻撃力]]1位に。
+[[攻撃力]]1位は[[魔法>魔法カード]]([[《デーモンの斧》]])の[[効果]]を受けなくなるので[[攻撃力]]が1800になる。
+すると[[《ムカムカ》]]の[[攻撃力]]は2位となるため、[[魔法>魔法カード]]([[《デーモンの斧》]])の[[効果]]を受ける。
+1に戻る。

([[攻撃力]]上昇の[[任意効果]]を後から[[発動]]することはできないが、この場合は[[強制効果]]なのでどうすればいいかの質問)~
A:[[調整中]]~
  参考:海外の公式裁定では、《ポールポジション》を[[破壊]]し強制終了します。~
    (この時、[[フィールド]]上の[[モンスター]]は[[破壊]]されません)

Q:この[[効果]]で[[自分]]の意思で止められない[[無限ループ]]が発生する場合、その[[無限ループ]]の結果[[相手]]の[[ライフ]]を0にする等[[デュエル]]に勝利・敗北することができる場合は、[[無限ループ]]を発生させることはできますか?~
A:[[調整中]](09/07/31)

Q:[[《悪魔のくちづけ》]]を装備した[[《N・ブラック・パンサー》]]([[攻撃力]]1000→1700)が、[[セット]]状態の[[《デス・コアラ》]]([[攻撃力]]1100)に[[攻撃]]すると[[無限ループ]]が発生してしまいます。~
 この場合、[[無限ループ]]阻止のために[[攻撃]]を[[巻き戻し]]、以後その[[《デス・コアラ》]]を[[攻撃対象]]に選択しないことで対処しますか?~
 それとも、無条件で[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]には[[攻撃]]できなくなるのですか?~
A:[[調整中]](09/05/09)

Q:自分の場には、「[[攻撃力]]1900のモンスターA」(現在フィールド上で最高[[攻撃力]])、[[《強者の苦痛》]]《ポールポジション》が存在しています。~
  [[相手]]がここで「[[攻撃力]]2000のモンスターB」を[[召喚]]した場合、[[《強者の苦痛》]]《ポールポジション》の処理はどのようにすればよいですか?~
A:[[《強者の苦痛》]]と《ポールポジション》の効果が同一のプレイヤーのコントロールで[[適用]]されている時には、どちらの効果を先に[[適用]]させるかを選択する事ができます。(08/11/02)~
--《強者の苦痛》を先に[[効果の適用]]をした場合「モンスターBの攻撃力が1600」にする。~
--《ポールポジション》を先に[[効果の適用]]をした場合、《ポールポジション》によって魔法の効果を[[無効]]化され、「モンスターBの[[攻撃力]]は2000のまま」になる。

Q:相手の場に、「[[攻撃力]]1900の[[モンスター]]A」(現在フィールド上で 
最高攻撃力)、[[《強者の苦痛》]]が存在しています。
自分の場に 《ポールポジション》が存在しています。 
自分がここで「[[攻撃力]]2000の[[モンスター]]B」を[[召喚]]した場合、 
[[《強者の苦痛》]]と《ポールポジション》の処理はどのようにすればよいですか?~
A:[[調整中]](09/09/09)