《ポセイドンの力/Power of Kaishin》 †
装備魔法
水族のみ装備可能。
装備モンスター１体の攻撃力と守備力は３００ポイントアップする。
Vol.1で登場した装備魔法。
水族専用の単体強化カード。
当時は水族が皆無に等しく、《はがねの甲羅》の方が実用的であった。
- 英語名は「パワー・オブ・カイシン」。
カイシンとは恐らく「海神」と言いたいのだろうが、「海神」の読みは「かいじん」である。
他にも《Kazejin》など、初期のカードの英名は中途半端な日本語が目立つ。
- 神話・伝承において―
「ポセイドン」とは、ギリシャ神話における海を統べる神の名であり、ファンタジー作品でもメジャーな存在。
ハデスの弟でゼウスの兄だったが、後にその関係は逆転し、ゼウスの弟でハデスの兄ということになった。
彼にはさまざまな神話が存在し、メデューサとの間に天馬ペガサスを儲けたり、現在のアテナイにおける守護神の座を姪にあたるアテナと争ったりした。
また、迷宮に潜む怪物として有名なミノタウロスの誕生にも彼が関わっている。
ちなみに、ギリシャ神話がローマ神話と同一視されて以降は、ローマ神話の海の神である「ネプトゥヌス」と同一視されるようになる。
彼の持つ三叉の槍「トライデント」もファンタジー作品ではポピュラーな武器であり、遊戯王ＯＣＧにもトライデントを元ネタとしたカードが複数存在する。
関連カード †
―トライデントを元ネタとしたカード
収録パック等 †