*《マアト/Ma’at》 [#w548dc56]
 効果モンスター
 星10/光属性/天使族/攻   ?/守   ?
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に表側表示で存在するドラゴン族・光属性モンスター1体と、
 天使族・光属性モンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
 1ターンに1度、カード名を3つ宣言して発動できる。
 自分のデッキの上からカードを3枚めくり、宣言したカードは手札に加える。
 それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。
 このカードの攻撃力・守備力は、この効果で手札に加えたカードの数×1000ポイントになる。

 [[PREMIUM PACK 14>PREMIUM PACK#PP14]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[光属性]]の[[ドラゴン族]]・[[天使族]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]、[[カード名]]を3つ[[宣言]]して[[デッキ]]を3枚めくり、[[宣言]]した[[カード]]を[[手札]]に[[加え>加える]]、その枚数×1000の[[攻撃力]]・[[守備力]]となる[[起動効果]]を持つ。

 [[墓地へ送る]][[モンスター]]は[[種族]]・[[属性]]以外には指定がないものの、あまり[[シナジー]]のない[[種族]]同士である。~
 後述の[[効果]]もかなり癖の強いものであり、[[特殊召喚]]を行いつつ[[効果]]を成功させるための専用の[[デッキ]]が必要となる。~

 [[召喚]][[コスト]]はいずれも[[光属性]]を要求しているため、[[《シャインエンジェル》]]から[[光属性]]の[[ドラゴン族]]を出すなど、[[属性]]統一を主軸に[[デッキ]]構築を行うのがいいだろう。~
 [[《機装天使エンジネル》]]など、一方の[[種族]]は[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]を用いるのも良い。~
 [[《天輪の葬送士》]]と[[光属性]]・[[レベル]]1・[[ドラゴン族]]の[[《伝説の白石》]]などを出すと効率的。~
 [[召喚]]は諦め、[[《ファントム・オブ・カオス》]]等で[[効果]]だけ利用するのも手である。

 [[効果]]に成功すれば毎[[ターン]]3枚づつ[[手札]]を増やせるが、そのためには十分な仕込みが必要である。~
 [[《魔導書整理》]]や[[《コザッキーの研究成果》]]などで予め[[デッキトップ]]3枚を確認しておく事が望ましい。~
 [[《ゾンビキャリア》]]や[[《エッジインプ・シザー》]]は展開と[[デッキトップ]]操作を同時に行う事ができ、[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]に繋げることで召喚コストにもなる。~
 [[デッキトップ]]操作を得意とする[[カテゴリ]]には[[森羅]]や[[リチュア]]があるものの、この[[カード]]の召喚コストと噛み合わない[[種族]]・[[属性]]なのが辛い。~

-[[デッキ]]に1枚だけ残っている[[カード]]の[[カード名]]を[[宣言]]した場合、そのカードを[[手札]]に加えられる[[確率]]は、[[デッキ]]が34枚残っている状態で約9%となる。~
3枚残っている[[カード]]を[[宣言]]した場合、少なくとも1枚引ける[[確率]]は約25%になる。~
3枚に[[同名カード]]が含まれる場合は[[宣言]]1つで複数枚[[ドロー]]できることもあり、特に狙う[[カード]]がない場合は[[デッキ]]に多く残っている[[カード]]から[[宣言]]するとよい。
//34枚から3枚を選ぶ組み合わせは5984通り、内1枚だけ残ったカードが入っているのは528通り。
//3枚残っているカードのうち1枚でもめくった3枚に入るの場合は1489通り。

-[[攻撃力]]は「なる」であるため、原作と異なり、複数[[ターン]]かけて4枚以上を[[手札]]に加えても[[攻撃力]]3000を超えることはできない。~

-全身に千年アイテムを身に付けている。~
額に千年眼、首元に千年首飾り、胸部に千年輪、腰部に千年錐、右手の杖に千年錫杖と千年錠、左手に千年秤が確認できる。

-「マアト(Ma'at)」とは古代エジプト神話の女神であり、「真理」「正義」を司るとされている。~
頭上にダチョウの羽が乗っており、この羽と死者の心臓を天秤にかけて罪の重さを量り、心臓の方が重ければ大ワニに食べさせるという。~
原作ではシャーディが金倉館長に対し同様の闇のゲームを行なっている他、漫画GXにもこれを由来とした場面がある。
//--漫画GXの雑誌掲載時、《マアト》の登場シーンでは「&ruby(マアト){真理};…降臨!!」と記載されていた。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「十代&万丈目vsMr.マッケンジー([[トラゴエディア>《トラゴエディア》]])」戦において十代が使用。~
[[《融合》]]で[[フィールド]]の[[《ハネクリボー》]]と[[手札]]の[[《光と闇の竜》]]を[[融合素材]]とし、[[融合召喚]]される。~
千年アイテムの力で6回の[[ドロー]]に成功し、[[攻撃力]]・[[守備力]]6000となり[[直接攻撃]]で勝負を決めた。~

--漫画では[[融合モンスター]]であり、[[宣言]]・[[ドロー]]する枚数は1枚ずつで、[[宣言]]した[[カード]]を[[ドロー]]することに成功した場合は、その[[カード]]を[[使用]]した後に再度[[効果]]を使用できた。~
//ちなみに、6枚目の[[カード]]は[[カード名]]を[[宣言]]せず[[ドロー]]している。~

--この[[カード]]の[[特殊召喚]]に必要な[[光属性]]・[[天使族]]と[[光属性]]・[[ドラゴン族]]は、[[融合素材]]だった[[《ハネクリボー》]]と[[《光と闇の竜》]]を再現したものだろう。~
[[OCG]]化にあたり、同パック収録の[[《大凛魔天使ローザリアン》]]と揃って[[融合モンスター]]から[[効果モンスター]]になった。~
類例としては、[[《ネオス・ワイズマン》]]・[[《獣神機王バルバロスUr》]]等が存在する。~

//-コナミのゲーム作品において―~


**関連カード [#n91b4b60]
-[[《リチュア・ディバイナー》]]
-[[《デーモンの宣告》]]

//―《マアト》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#k5a0fb34]
-[[PREMIUM PACK 14>PREMIUM PACK#PP14]] PP14-JP004 &size(10){[[Secret]]};

**FAQ [#q0bec431]
Q:[[効果]]の種別は何ですか?~
A:[[カード名]]の宣言から[[ステータス]]の上昇までが1つの[[起動効果]]となります。(13/06/24)~

Q:この[[カード]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]が自身の[[効果]]で3000の時に、再び[[効果]]を[[発動]]し[[宣言]]した[[カード]]を1枚もめくれなかった場合、[[攻撃力]]・[[守備力]]は0になりますか?~
A:はい、なります。(11/12/17)

Q:この[[カード]]の[[攻撃力]]が自身の[[効果]]で変化している時に[[《収縮》]]の効果を受けた時、[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:0になり、[[《収縮》]]の[[効果]]が[[適用]]されなくなっても0のままです。(11/12/17)

Q:この[[カード]]の[[攻撃力]]が自身の[[効果]]で変化している時に[[《巨大化》]]を装備した場合、[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:0になり、[[《巨大化》]]が[[フィールド]]上から離れればこの[[カード]]の[[攻撃力]]は自身の[[効果]]で変化している数値に戻ります。(11/12/17)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。