*《マインドクラッシュ/Mind Crush》 [#b3d55c3f]
 通常罠(制限カード)
 カード名を1つ宣言する。
 相手は手札に宣言したカードを持っていた場合、
 そのカードを全て墓地へ捨てる。
 持っていなかった場合、自分はランダムに手札を1枚捨てる。
*《マインドクラッシュ/Mind Crush》 [#top]
 通常罠
 (1):カード名を1つ宣言して発動できる。
 宣言したカードが相手の手札にある場合、相手は手札のそのカードを全て捨てる。
 宣言したカードが相手の手札に無い場合、自分は手札をランダムに1枚選んで捨てる。 

 [[SOUL OF THE DUELIST]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[カード名]][[宣言]]型の[[手札破壊]]カード。~
 [[通常魔法]]の[[《異次元の指名者》]]と[[相互互換]]関係にある。
 [[カード名]]を1つ[[宣言]]し、[[相手]]の[[手札]]に該当[[カード]]があればそれら全てを捨てさせ、無い場合は[[自分]]の[[手札]]を[[ランダム]]に1枚[[捨てる]][[効果]]を持つ。~

 一見、不確定要素の大きい[[手札破壊]][[カード]]に見える。~
 しかしその実は[[ピーピング]][[効果]]を持つ[[カード]]と組み合わせることで百発百中の[[手札破壊]]となる強力な[[カード]]である。~
 [[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]、[[《天変地異》]]や[[《ダスト・シュート》]]とは好相性。~

 また、[[相手]]の[[サーチ]]・[[サルベージ]]後を狙い、[[相手]]の[[手札]]にあるカードが解っている状態で使用すれば確実に[[1:1交換]]となる。~
 さらに[[ピーピング]]によって[[情報アドバンテージ]]を得られるため、状況によっては[[《押収》]]以上の働きをする点も見逃せない。~
 極稀に1:2交換、さらには1:3交換になる可能性もあるが、これにはほとんど期待しないほうがいい。~
 2枚落ちれば儲け物といった程度に考えておきたい。~
 [[カード名]][[宣言]]型の[[手札破壊]][[カード]]で、[[通常魔法]]の[[《異次元の指名者》]]と[[相互互換]]関係にある。

 登場した頃は、[[スピリット]][[モンスター]]を落とすくらいにしか使用されず、あまり注目されない[[カード]]だった。~
 しかし、[[環境]]の変化に伴い使用者が急増し、[[《ダスト・シュート》]]との凶悪な[[手札破壊]][[コンボ]]まで発覚したため[[制限カード]]にまで指定されるカードとなった。~
 主な使用法を記す。
 一見不確定要素の大きい[[手札破壊]][[カード]]に見えるが、[[相手]]の[[サーチ]]・[[サルベージ]]直後を狙うなど、[[相手]]の[[手札]]にある[[カード]]が分かっている状態で使用すれば[[1:1交換]]を狙いやすい。~
 今日ではほとんどの[[デッキ]]が何らかの[[サーチ]]手段を持つため、[[発動]]機会に困る事はまずない。~
 [[ピーピング]][[効果]]を持つ[[ウイルス]]や[[《天変地異》]]とも相性が良い。~
 なお[[相手]]の[[手札]]に[[宣言]]した[[カード]]が複数あれば1:2交換以上になるが、そのようなケースは稀である。~

+各種「[[ガジェット]]」への対抗策として有効。~
容赦なく後続を狙えるので[[サーチ]]の連鎖を断ち切れるが、[[相手]]の[[墓地]]を肥やしてしまう点には注意。~
この際は、[[《貪欲な壺》]]の[[発動]]を促してしまったり、[[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[蘇生]]されてしまう恐れがある。~
+[[1ターンキル]]を[[相手]]にした時などに、トリッキーな使い方で役に立つ。~
例えば[[【デミスドーザー】]]の場合、[[《高等儀式術》]]を使われたタイミングで[[《終焉の王デミス》]]を[[宣言]]すると非常に強力である。~
多くの場合、[[相手]]の一撃必殺[[コンボ]]を阻止した上に、そのカードを[[墓地]]送りにする事ができる。~
同様に、パターンさえわかっていれば殆んどの[[1ターンキル]]に対処する事ができる。~
+[[《クリッター》]]や[[《強欲で謙虚な壺》]]などの[[サーチ]]・[[サルベージ]]カードへの[[メタ]]としても存分に機能する。~
[[手札]]に加えたカードを即、叩き落すことが可能。~
+[[《N・グラン・モール》]]などの厄介な[[バウンス]]系[[カード]]を対処することができる。~
+二つ目の[[効果]]が見落とされがちだが、このカードもれっきとした[[自分]]の[[手札]]を[[捨てる]][[効果]]を持つカードである。~
ゆえに[[【暗黒界】]]の強力な[[サポートカード]]となる。~
[[発動]]タイミングを[[自分]]で選べる事は長所となるが、[[捨てる]][[手札]]を選びにくいという欠点もある。~
もちろん[[【暗黒界】]]であっても、一つ目の[[手札破壊]][[効果]]を狙える。~
[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]や[[《墓穴の道連れ》]]とも相性がいい。~
+[[相手]]の[[手札]]が把握できていない状態でも、[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《オネスト》]]、[[《BF−月影のカルート》]]を[[宣言]]することで安全に[[攻撃]]できる。~
[[【光属性】]]を[[相手]]にしたときに、[[相手]]が明らかに勝てない[[戦闘]]を仕掛けてきたなら[[攻撃宣言]]のタイミングで[[発動]]し[[《オネスト》]]と[[宣言]]してやろう。~
+[[儀式魔法]]に[[チェーン]]し[[儀式モンスター]]を[[宣言]]すれば、[[儀式召喚]]を妨害できる。~
同様に、[[《融合》]]や類似のカードに[[チェーン]]して[[融合素材]]を[[宣言]]することもできる。~
ただし、[[【E・HERO】]]のような[[デッキ]]が[[相手]]の場合は狙いが絞りきれないので難しい。
 [[宣言]]が外れた場合に[[自分]]の[[手札]]を[[捨てる]][[デメリット]]があるが、基本的に[[サーチ]]等で[[手札]]にある事が明らかな[[カード]]を[[宣言]]するため、失敗する事はほとんどない。~
 ただし、この[[カードの発動]]に[[手札コスト]]を要する[[カード]]や[[手札]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[カード]]等を[[チェーン]]され、[[宣言]]した[[カード]]が[[手札]]になくなると、[[自分]]の[[手札]]を[[捨てる]]ことになってしまう。~

 このカードを使うに当たって気をつけたいのは、[[相手]][[ターン]]に使用する場合、間違っても[[速攻魔法]]を[[宣言]]してはならないということ。~
 多くの場合この[[カード]]に[[チェーン]]されて[[速攻魔法]]を使われ、[[自分]]はこのカードを無駄にし、さらに[[手札]]を1枚失うからである。~
 しかし、それを逆手にとってわざと[[相手]]に[[速攻魔法]]を無駄打ちさせ、[[自分]]の[[手札]]の[[暗黒界]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]させるという高度なプレイングも一応存在する。~
 また、[[魔法カード]]・[[罠カード]]を宣言した際に[[《砂塵の大竜巻》]]を[[チェーン]]され[[セット]]する[[効果]]で[[手札破壊]]を回避される場合もある。
-主な使用法を以下に記す。
>
+[[相手]]が[[サーチ]]した[[カード]]を直後に[[墓地へ送る]]。~
[[《召喚師のスキル》]]で[[サーチ]]された[[《クリフォート・ツール》]]など、[[相手]]の展開の起点となる[[カード]]を[[宣言]]できれば効果的。~
ただし[[相手]]の[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]てしまうため、[[カード]]によっては[[蘇生]]されて無意味になることもありえる。
+[[コンボ]][[デッキ]]の[[キーカード]]を[[宣言]]することで、[[コンボ]]を止める。~
さらに、[[キーカード]]が[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]ため、[[相手]]の立て直しも難しくなる。~
パターンさえわかっていれば、ほとんどの[[1ターンキル]]に対処する事ができる。~
+どうしても妨害を受けたくない[[ターン]]に、予め[[手札誘発]][[カード]]を[[宣言]]しておく。~
[[【光属性】]]を使用する[[相手]]が明らかに勝てない[[戦闘]]を仕掛けてきたなら、[[バトルステップ]]中に[[発動]]し[[《オネスト》]]を[[宣言]]するなど、[[相手]]のプレイングから見抜けるものもある。~
+[[カード]]の[[効果処理時]]に[[手札]]に無いと困る[[カード]]を[[宣言]]し、[[不発]]に終わらせる。~
具体的には[[《バトルフェーダー》]]の[[効果]]に[[チェーン]]して[[《バトルフェーダー》]]自身を、[[儀式魔法]]に[[チェーン]]して[[儀式モンスター]]を、[[融合召喚]]系[[カード]]に[[チェーン]]して[[融合素材]]を[[宣言]]するなど。~
ただし[[《高等儀式術》]]や[[融合召喚]][[カード]]を妨害する場合、「[[特殊召喚]]する[[モンスター]]と素材[[モンスター]]は[[効果処理時]]に選択する」ため、[[【E・HERO】]]のような選択肢の多い[[デッキ]]が[[相手]]の場合は狙いが絞りきれないので難しい。~
+[[デメリット]][[効果]]を利用して[[【暗黒界】]]・[[【魔轟神】]]の[[サポートカード]]とする。~
[[フリーチェーン]]で[[手札]]を[[捨てられる>捨てる]][[カード]]は貴重だが、[[捨てる]][[手札]]を選べないという欠点もある。~
なお、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]や[[《墓穴の道連れ》]]を使う[[【暗黒界】]]なら一つ目の[[効果]]とも相性が良い。
<

 [[《異次元の指名者》]]と比較して劣るのは、[[墓地]]から再利用されてしまう恐れがある点と、[[無効]]化されやすい点。~
 一方、勝るのは[[発動]]タイミングを選ばない点と、複数枚を捨てさせられる可能性がある点。~
-類似[[カード]]の[[《異次元の指名者》]]と比較して劣るのは、引いてすぐには使えない点、[[墓地]]から再利用されてしまうおそれがある点、[[手札]]を[[確認]]できない点である。~
一方、勝るのは[[発動]]タイミングを選ばない点、[[暗黒界]]や[[魔轟神]]と[[コンボ]]ができる点、複数枚を[[捨てさせられる>捨てる]]可能性がある点である。~
[[フリーチェーン]]であるため[[相手]]の[[サーチ]]した直後のタイミングで使えるのが大きく、[[【指名ハンデス】]]くらいでしか使われない[[《異次元の指名者》]]と異なり、かなり幅広い[[デッキ]]で採用されている。~

-あくまで不確定要素の大きい[[手札破壊]]カードなのだが、上に挙げたように[[《ダスト・シュート》]]のような[[手札破壊]]と[[ピーピング]]を備えた[[カード]]と併用することであまりに凶悪な働きをするため[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]で[[制限カード]]に指定される事となった。~
ちなみに[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]で[[制限カード]]入りを果たしたが、その半年前まではこのカードに注目していた[[プレイヤー]]は皆無だったと言ってもいいほどの無名カードであった。~
[[サーチ]]系カードが縦横無尽に横行していた[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]〜[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]までの期間は大会等に出場する場合は[[デッキ]]のジャンルを問わず[[必須カード]]となっていた。~
また、当時の[[環境]]にはこの[[カード]]と相性抜群の[[《押収》]]が[[制限カード]]に留まっていたことの影響も大きい。~
この[[カード]]が[[制限カード]]になったのは、その半年でどれほど[[環境]]が大きく変化したかを物語っていると言えるだろう。~
その後、再び多用されるようになった[[サーチ]]系[[カード]]に対する[[メタ]]とするためか[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]にて[[準制限カード]]に緩和される。~
しかし、猛威を振るわないものの大会等での「[[巻き戻し]]」が問題となり、トラブルを招くカードになった。~
このためか[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]にて[[制限カード]]に逆戻りした。(ただし「[[巻き戻し]]」が存在しない遊戯王ONLINE DUEL ACCELERATORでも2010年9月現在[[準制限カード]]である)
-[[相手]][[ターン]]に[[発動]]して[[速攻魔法]]を[[宣言]]した場合、大抵はこの[[カード]]に[[チェーン]]されてその[[速攻魔法]]を使われ、[[自分]]はこの[[カード]]を無駄にし、さらに[[手札]]を1枚失うことになる。~
しかし、それを逆手にとってわざと[[相手]]に[[速攻魔法]]を無駄打ちさせ、[[自分]]の[[手札]]の[[暗黒界]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]させるという高度なプレイングも存在する。~
なお、[[自分]]の[[手札]]が無いとそもそも[[発動]]できないことにも注意。~

-このカードを使うにあたり「[[巻き戻し]]」がしばしば問題になる。~
-[[未界域]]に対しては[[メタ]]として機能する。~
[[公開]]された[[未界域]]の[[カード名]]を[[宣言]]して[[チェーン]]すれば、[[効果処理時]]に[[相手]]の[[手札]]から何を捨てても[[特殊召喚]]する処理が行えず、[[ドロー]]もできなくなる。~
[[墓地へ捨てられた]]場合の[[効果]]は使われてしまうが、[[特殊召喚]]と[[ドロー]]よりは[[相手]]への[[アドバンテージ]]を与えにくい。~

-また、この[[カード]]を使うにあたり、「[[巻き戻し]]」がしばしば問題になる。~
詳しくは「[[巻き戻し]]」参照。~

-[[自分]]の[[手札]]が1枚以上無いと[[発動]]できないことに注意。~
-処理に[[非公開情報]]が高確率で関わってくる困った[[カード]]。~
この[[カード]]には[[相手]]の[[手札]]を[[確認]]する[[効果]]がないので、[[相手]]が「[[手札]]に[[宣言]]した[[カード]]はない」と答えた場合、その回答が本当かどうか確かめる方法がない。~
また、[[相手]]が[[宣言]]した[[カード]]を捨てたとしても、[[フィールド]]や[[墓地]]などの公開領域に3枚([[準制限カード]]の場合は2枚)の[[同名カード]]が存在していない限り、「[[相手]]がまだ[[手札]]に[[宣言]]された[[カード]]を隠し持っている」不正の可能性を排除できない。~

-[[【暗黒界】]]において、わざと[[自分]]の[[手札]]を捨てたい場合には[[相手]]が絶対に[[手札]]に持っていないと思われる[[カード]]を[[宣言]]する必要がある。~
この際何を[[宣言]]するのかは十人十色であり、他の[[カード]]にはないちょっとした醍醐味を含んだカードである。~
--かつては、このような「[[非公開情報]]が処理に関わる」場合、[[相手]]に[[非公開情報]](この[[カード]]の場合、[[手札]])の[[公開]]を求める事ができるとの[[裁定]]が出ていた。~
この[[カード]]は上記のような場合に[[相手]]の[[手札]]を[[確認]]できたため、高確率で[[ピーピング]]も行う事ができた。~
2016年に[[非公開情報]]に関する[[裁定変更]]が行われ、一律で「[[KONAMI]]はこのような場合の処理の方法を定めず、[[プレイヤー]]同士で相談し、決まらない場合は審判の判断を仰ぐ」との回答になった。~
現在は審判によって[[手札]]の[[確認]]が認められるかどうかまちまちであり、[[確認]]できなければ[[相手]]の申告を信用せざるを得ないため、事実上[[弱体化]][[エラッタ]]に近い状態となっている。~

--[[非公開情報]]のページにもある通り、[[非公開情報]]が効果処理に関わる[[カード]]は決して少なくない。~
ただしその多くは「該当[[カード]]が[[デッキ]]にない」などの限定的な状況でのみ[[非公開情報]]が関与するもので、[[ハンデス]]に成功してもしなくても[[非公開情報]]が関わるこの[[カード]]は異色の存在である。~
元々の[[汎用性]]の高さもあり、この[[裁定変更]]の影響を最も受けたのはこの[[カード]]であろう。~

-登場した頃は[[スピリットモンスター>スピリット]]を[[捨てさせる>捨てる]]程度にしか使用されていなかったが、[[《ダスト・シュート》]]等との[[コンボ]]が注目され、使用者が次第に増え始めた[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]に[[制限カード]]となる。~
一気に[[制限カード]]に指定された事になるが、その半年前までは注目する[[プレイヤー]]は皆無だったと言ってもいいほどの無名[[カード]]であった。~
[[サーチ]]系[[カード]]が縦横無尽に横行していた[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]〜[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]の期間は、大会では[[デッキ]]のジャンルを問わず[[必須カード]]となっていた。~
当時はこの[[カード]]と相性抜群の[[《押収》]]が[[制限カード]]に留まっていたことの影響も大きい。~
この[[カード]]が[[制限カード]]になったのは、その半年でどれほど[[環境]]が大きく変化したかを物語っていると言えるだろう。~
[[サーチ]]系[[カード]]が多用されていた[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]には、[[メタ]]のためか[[準制限カード]]に[[緩和>制限緩和]]される。~
以前ほどの活躍はしなかったものの、大会等での「[[巻き戻し]]」が問題となり、トラブルの元となりやすい[[カード]]となってしまった(詳しくは「[[巻き戻し]]」を参照)。~
そのためか、[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]にて[[制限カード]]に逆戻りした。~
その後は一時期[[【カエル帝】>【ガエル】]]で[[《ダスト・シュート》]]・[[《水霊術−「葵」》]]と共に[[ハンデス三種の神器]]を彷彿とさせる働きをするが、それも他[[カード]]の規制ですぐに落ち着き、再び[[サーチ]]対策としての面が強くなる。~
そして[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]では再び[[準制限カード]]に[[緩和>制限緩和]]、[[13/03/01>禁止・制限カード/2013年3月1日]]では[[制限解除]]される。~
2014年には[[サーチ]]と[[サルベージ]]を繰り返す[[【影霊衣】]]が活躍しだすと、その[[メタ]]としてこの[[カード]]も採用されていた。~

--[[12/03/01>禁止・制限カード/2012年3月1日]]に相棒であった[[《ダスト・シュート》]]が[[禁止カード]]となった。~
有力な[[ピーピング]]手段が1つ消えたため、この[[カード]]も間接的に[[弱体化]]したと言える。~

--2016年には上記の[[非公開情報]]に関する[[裁定変更]]が行われ[[弱体化]]した。~

-[[【暗黒界】]]において、わざと[[自分]]の[[手札]]を[[捨てたい>捨てる]]場合には[[相手]]が絶対に[[手札]]に持っていないと思われる[[カード]]を[[宣言]]する必要がある。~
//この際、何を[[宣言]]するのかは十人十色であり、他の[[カード]]にはないちょっとした醍醐味を含んだ[[カード]]である。~
//なお、[[禁止カード]]を[[宣言]]すれば確実に[[手札]]を捨てられるが、その場合「[[手札]]にないことが明らか」なので[[手札]]を[[確認]]できなくなる。~
//[[情報アドバンテージ]]まで[[捨てて>捨てる]]しまうことになるため、基本的には避けた方がいいだろう。

-原作・アニメにおいて―~
闇遊戯の[[罰ゲーム>《罰ゲーム!》]]名であり、「DEATH-T編」において、海馬の悪意に満ちた心を砕いた。~
アニメではペガサス島でも使われている。~
ただし、上記の罰ゲームがあくまで「元ネタ」でありこの[[カード]]自体は登場しない。~
元ネタは原作で闇遊戯が行った[[罰ゲーム>《罰ゲーム!》]]の1つで、「DEATH-T編」において、海馬の悪意に満ちた心を砕いた。~
これにより初期の陰惨な海馬の心は粉砕され、今日知られている傲慢不遜な海馬へと変貌を遂げる。~
原作ではこの一度きりだが、アニメではこれ以前と思われる時系列での杏子の盗撮魔に対しての使用の他、死の物真似師や闇のプレイヤーキラーに対しても使用している。~
また原作ではこれを受けた海馬は壊れた心を正しく組み直すまでの間は植物人間の様な状態となっていたが、アニメでは一時的に気絶しただけで済んでいる。~

//--あくまで上記の罰ゲームが「元ネタ」であり、この[[カード]]自体は作中に登場しない。~

--アニメGXにおいて、タイタンが[[デュエル]]の敗者に向って偽マインドクラッシュを行なった。~
恐らく、ただの[[催眠術>《催眠術》]]だろう。~
恐らく、ただの催眠術だろう。~

--漫画ZEXALでは八雲興司が敗北したイビルーダーに対して「マインド・クラッシュ」を行った。

--アニメ5D'sの「遊星&鬼柳vsロットン」戦において、ロットンがこの[[カード]]と似た[[効果]]を持つ[[通常罠]]《ピンポイント・シュート》を使用している。~
あちらは失敗した際の[[デメリット]]がないが、複数枚[[捨てられない>捨てる]]点で劣る。~
ロットンは[[ピーピング]]を行っていなかったが、遊星が[[手札]]の1枚をまじまじと凝視していたため[[《エフェクト・ヴェーラー》]]がある事を見抜いて[[発動]]して[[捨てさせた>捨てる]]。~

--アニメVRAINSの「了見/リボルバーvsライトニング」戦では、実物の[[カード]]をリボルバーが使用。~
[[リンクマジック>魔法カード]]《&ruby(ジャッジメント・アローズ){裁きの矢};》の対策のために投入され、前の[[ターン]]でライトニングが[[サーチ]]したのを確認した上でそれを[[宣言]]して[[捨てさせた>捨てる]]。~
この時、ライトニングは[[フィールドのカード]]全てに[[効果破壊]]及び[[除外]][[耐性]]を与える[[永続罠]]《&ruby(アルマートス・グローリア){天装の詠唱};》を[[発動]]しており、[[フィールド]]に出されると[[除去]]が非常に困難であったため、[[手札]]から捨てさせるこの[[カード]]は対策として極めて有効であった。~
しかし、直後に《&ruby(アルマートス・レギオー){天装騎兵};セグメンタタ》の[[効果]]で《裁きの矢》を[[サルベージ]]され、結局[[発動]]されてしまった。~
結果的に対策としては不発になったが、この[[サルベージ]]のためにライトニングは1000の[[ライフポイント]]と7枚の[[墓地リソース]]を失っており、[[デュエル]]に与えた影響は大きかった。~

---使用の際、紫色の雲が[[カード]]からライトニングへと放たれ、それに包まれたライトニングの頭部から火花が散ると共に呆然自失の表情を浮かべる、と言う演出がされた。~

---なお、リボルバーが古くから存在する[[罠カード]]を使うのは[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]・[[《魔法の筒》]]・[[《王宮の勅命》]]に続き4例目。~
ただし、この[[カード]]のみ[[ストラクチャーデッキ−リボルバー−]]には再録されていない。~

-コナミのゲーム作品において―~
「[[宣言]]」参照。~
また[[遊戯王デュエルモンスターズ &ruby(ワールド){World}; &ruby(チャンピオンシップ){Championship}; 2008>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]世界大会専用禁止・制限カードリストでは[[禁止カード]]に指定されている。~
ただしゲームバランス上の問題ではなく、[[宣言]]のバグによるもの。

**関連カード [#afd46edf]
--[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]世界大会専用禁止・制限カードリストでは、[[禁止カード]]に指定されている。~
ただしゲームバランス上の問題ではなく、[[宣言]]のバグによるもの。~

**関連カード [#card]
-[[《異次元の指名者》]]

-[[《罰ゲーム!》]]

-[[《世紀の大泥棒》]]

-[[《ダスト・シュート》]]

**収録パック等 [#i0b029fe]
-[[SOUL OF THE DUELIST]] SOD-JP056 &size(10){([[N-Parallel]])};
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【指名ハンデス】]]
-[[【暗黒界】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[SOUL OF THE DUELIST]] SOD-JP056 &size(10){[[Normal]] ([[ベンダー版>カードガチャ]]のみ[[N-Parallel]])};
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP056
-[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]] SD21-JP035
-[[ストラクチャーデッキR−闇黒の呪縛−]] SR06-JP037
-[[ストラクチャーデッキR−デビルズ・ゲート−]] SR13-JP037

**FAQ [#n18305cc]
**FAQ [#faq]
Q:[[カード名]]を[[宣言]]したとき、一字一句でも[[カード名]]を間違えると[[不発]]に終わりますか?~
A:名前を間違えた場合、大会などではジャッジの判断を仰ぐことになります。~
  詳しくは「[[宣言]]」の項を参照。
A:[[カード名]]を間違えた場合、大会などではジャッジの判断を仰ぐことになります。~
  詳しくは「[[宣言]]」の項を参照。

Q:[[相手]]が該当[[カード]]を持っていなかった場合、本当に持っていないか[[相手]]の[[手札]]を[[確認]]できますか?~
A:はい、できます。その後、[[自分]]の[[手札]]を1枚捨てます。~
Q:[[テキスト]]には[[相手]]の[[手札]]を[[確認]]する、およびそれに類する文章がありませんが、どのように処理をすればいいですか?~
A:[[相手]]が[[手札]]から[[カード]]を捨てた場合は、それで終了です。~
  [[相手]]が[[手札]]から[[カード]]を捨てず、かつ[[自分]]が[[確認]]を求めない場合は[[自分]]が[[手札]]を捨てて[[デュエル]]を進行します。~
  [[相手]]が[[手札]]を捨てず、かつ[[自分]]が[[確認]]を求める場合は[[相手]]と相談をした上でどのように処理をするかを決めてください。~
  [[プレイヤー]]間で解決できない場合はジャッジの判断を仰いでください。(16/06/15)

Q:[[宣言]]したカードを[[相手]]が[[手札]]から1枚捨てた場合、2枚目を持っているかどうか[[確認]]できますか?~
A:「[[制限カード]]である」「[[墓地]]に既に2枚ある」など、無いことが明確な場合を除き[[確認]]できます。
//Q:[[カード名]]を[[宣言]]するのは[[発動]]時ですか?それとも[[効果処理時]]ですか?~
//A:[[発動]]時です。~

Q:[[カード名]]を[[宣言]]するのは[[発動]]時ですか?それとも[[効果解決時]]ですか?~
A:[[発動]]時です。~
Q:[[自分]]また[[相手]]の[[手札]]がない時に[[発動]]する事ができますか?~
A:いいえ、[[お互い]]が[[手札]]を1枚以上持っていない場合は[[発動]]できません。(15/02/05)

Q:[[自分]]の[[手札]]がない時に[[発動]]する事ができますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(10/06/11)~

Q:[[チェーン]]の結果[[効果解決時]]に[[自分]]の[[手札]]がない場合、[[相手]][[手札]]を[[捨てる]]処理を[[適用]]する事ができますか?~
Q:[[チェーン]]の結果[[効果処理時]]に[[自分]]の[[手札]]がない場合、[[相手]][[手札]]を[[捨てる]]処理を[[適用]]する事ができますか?~
A:はい、できます。~
  この場合、[[相手]]の[[手札]]に[[宣言]]した[[カード]]がある場合はそれを捨てさせ、ない場合は特に何も行いません。(10/06/11)~
  この場合、[[相手]]の[[手札]]に[[宣言]]した[[カード]]がある場合はそれを[[捨てさせ>捨てる]]、ない場合は特に何も行いません。(10/06/11)

Q:この[[カード]]の[[効果解決時]]に[[相手]]の[[手札]]が0枚になったことにより[[宣言]]した[[カード]]が[[相手]]の[[手札]]に存在しない場合でも、[[自分]]の[[手札]]をランダムに捨てる処理を行ないますか?~
A:はい、その場合でも行ないます。(10/07/14)
Q:この[[カード]]の[[効果処理時]]に[[相手]]の[[手札]]が0枚になったことにより[[宣言]]した[[カード]]が[[相手]]の[[手札]]に存在しない場合でも、[[自分]]の[[手札]]を[[ランダム]]に[[捨てる]]処理を行いますか?~
A:はい、その場合でも行います。(12/07/18)

Q:[[ターンプレイヤー]]が[[《増援》]]や[[《混沌の黒魔術師》]]等で[[手札]]に加えた後にそのカードを[[発動]]・[[召喚]]する前に《マインドクラッシュ》で捨てさせる事ができますか?~
A:はい、可能です。一連の[[チェーン]]処理終了直後には[[ターンプレイヤー]]に[[優先権]]があります。~
  しかし、[[クイックエフェクト]]以外の[[発動]]などは一度[[優先権]]を放棄する必要があるのでそこで《マインドクラッシュ》を[[発動]]できます。~
  ただし、[[速攻魔法]]など[[クイックエフェクト]]に関しては、[[チェーン]]処理終了のタイミングで[[優先権]]で発動できるのでその限りではありません。
//ソース:http://home.att.ne.jp/moon/puppiy/rule/E-rule/Basic_4-2.htm#a04
//> チェーンの終了後 
//> ◇チェーンを組んで逆順で効果を解決、チェーン処理中に行われた処理や最後に行われた処理によって
//> 発動条件を満たすカードの発動タイミングが発生する場合がある為、ターンプレイヤーは別の行動
//> (上記※)に移る前に一旦優先権を放棄する必要がある。
Q:[[ターンプレイヤー]]が[[《増援》]]や[[《混沌の黒魔術師》]]等で[[カード]]を[[手札]]に[[加えた>加える]]後、その[[カード]]を[[発動]]・[[召喚]]する前に《マインドクラッシュ》で[[捨てさせる>捨てる]]事ができますか?~
A:はい、可能です。~
  一連の[[チェーン]]処理終了直後には[[ターンプレイヤー]]に[[優先権]]があります。~
  しかし、[[クイックエフェクト]]以外の[[発動]]・[[召喚]]などを行うためには一度[[優先権]]を放棄する必要があるので、そこで《マインドクラッシュ》を[[発動]]できます。~
  ただし、[[速攻魔法]]など[[クイックエフェクト]]に関しては、[[チェーン]]処理終了のタイミングで[[優先権]]で[[発動]]できるのでその限りではありません。~

Q:[[自分]]が[[《サイクロン》]]の[[効果]]を[[発動]]して[[相手]]に[[カードの発動]]確認をし、[[相手]]は何も[[カード]]を[[発動]]しませんでした。~
  その後[[自分]]は[[《サイクロン》]]の処理後のタイミングで[[相手]]に[[カードの発動]]確認を聞かずに[[手札]]から[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]しました。~
  [[《サイクロン》]]の[[発動]]のタイミングでは[[チェーン]]確認はしたものの、[[カード]]の処理後の[[発動]]確認をしていないので[[相手]]はこれについて異議を唱えて[[《サイクロン》]]の処理後のタイミングまで巻き戻し、《マインドクラッシュ》を[[発動]]して[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[宣言]]することはできますか?~
Q:[[自分]]が[[《サイクロン》]]の[[効果]]を[[発動]]して[[相手]]に[[カードの発動]][[確認]]をし、[[相手]]は何も[[カード]]を[[発動]]しませんでした。~
  その後[[自分]]は[[《サイクロン》]]の処理後のタイミングで[[相手]]に[[カードの発動]][[確認]]を聞かずに[[手札]]から[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]しました。~
  [[《サイクロン》]]の[[発動]]のタイミングでは[[チェーン]][[確認]]はしたものの、[[カード]]の処理後の[[発動]][[確認]]をしていないので[[相手]]はこれについて異議を唱えて[[《サイクロン》]]の処理後のタイミングまで巻き戻し、《マインドクラッシュ》を[[発動]]して[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[宣言]]することはできますか?~
A:その場合、処理後のタイミングまで巻き戻して《マインドクラッシュ》を[[発動]]する事ができます。~
  なお、公式大会では当日の審判にご相談ください。(08/11/30)

Q:[[《ハーピィの羽根帚》]]等の[[禁止カード]]を指名して[[発動]]する事は出来ますか?~
A:可能です。(09/02/02)~
Q:[[禁止カード]]を指名して[[発動]]する事はできますか?~
A:はい、可能です。(11/07/27)~
//  ただし、[[禁止カード]]は[[手札]]には存在しない事が明白なため、[[相手]][[プレイヤー]]の[[手札]]を[[確認]]できません。(12/03/21)~

Q:[[《海》]]を指名して[[発動]]した場合に[[《伝説の都 アトランティス》]]を捨てさせる事は出来ますか?~
A:[[《伝説の都 アトランティス》]]が[[《海》]]として扱われるのは[[ルール効果]]のため可能です。~
Q:[[《海》]]を指名して[[発動]]した場合に[[《伝説の都 アトランティス》]]を[[捨てさせる>捨てる]]事はできますか?~
A:[[《伝説の都 アトランティス》]]が[[《海》]]として扱われるのは[[効果外テキスト]]であるため可能です。~

Q:[[日本未発売カード]]を[[宣言]]できますか?~
A:[[日本未発売カード]]は、[[公認大会]]で[[宣言]]できません。~
  なお、[[公認大会]]等とは別に、自由に対戦を楽しまれる際には、[[お互い]]の[[プレイヤー]]同士で使用する事を決めたのであれば、《マインドクラッシュ》の[[発動]]時に[[宣言]]して良いかどうかも[[お互い]]の[[プレイヤー]]でお決め頂き、対戦をお楽しみ下さい。(10/07/07)

//Q:この[[カード]]の[[効果解決時]]に[[発動]]した[[プレイヤー]]の[[手札]]が0枚だった場合、[[効果]]は[[不発]]になりますか?~
//A:その場合でも[[宣言]]した[[カード]]を[[相手]]の[[手札]]から捨てさせる[[効果]]は適用されます。~
// なお、この時[[宣言]]した[[カード]]を[[相手]]が持っていなかった場合、[[自分]]の[[手札]]を[[ランダム]]に[[捨てる]][[効果]]は適用されません。(10/06/08)~
//↑既に同じ質問が上の方になるので

Q:[[《オシリスの天空竜》]]を[[宣言]]できますか?~
A:公認大会で宣言する事はできません。~
  なお、公認大会等とは別に、自由に対戦を楽しまれる際には、~
  お互いの[[プレイヤー]]同士で[[《オシリスの天空竜》]]等を使用する事を決めたのであれば、~
  [[《マインドクラッシュ》]]の発動時に[[宣言]]して良いかどうかもお互いの[[プレイヤー]]でお決め頂き、対戦をお楽しみ下さい。~
  なお、[[日本未発売カード]]も同様です。(10/07/07)

Q:[[融合モンスター]]及び[[シンクロモンスター]]を[[宣言]]できますか?~
A:できません。(10/07/07)

Q:[[相手]]の[[墓地]]や[[除外]]された場所に[[同名カード]]が3枚存在する場合、その[[カード]]を[[宣言]]する事ができますか?~
A:[[宣言]]できます。(13/03/24)

Q:[[相手]]の[[墓地]]や[[除外]]された場所に[[制限カード]]である[[カード]]が存在する場合、その[[カード]]を[[宣言]]する事ができますか?~
A:[[宣言]]できます。(13/03/24)


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《マインドクラッシュ》,罠,通常罠,);