*《マシンナーズ・フォートレス/Machina Fortress》 [#o700eb94]
 効果モンスター
 星7/地属性/機械族/攻2500/守1600
 このカードは手札の機械族モンスターを
 レベルの合計が8以上になるように捨てて、
 手札または墓地から特殊召喚する事ができる。
 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
 相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
 また、自分フィールド上に表側表示で存在する
 このカードが相手の効果モンスターの効果の対象になった時、
 相手の手札を確認して1枚捨てる。

 [[ストラクチャーデッキ−マシンナーズ・コマンド−]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[手札]]・[[墓地]]から自身を[[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]、被[[戦闘破壊]]時の[[除去]]する[[誘発効果]]、[[対象]]にされた時の[[ハンデス]]する[[永続効果]]を持つ。

 [[手札]]に来た場合、[[《マシンナーズ・ソルジャー》]]の[[効果]]を利用しても良いが、自身を含む[[機械族]]を[[捨てる]]ことで即座に[[特殊召喚]]できる。~
 [[墓地]]からの[[特殊召喚]]も可能なため、[[手札]]に[[機械族]]さえ存在すれば何度でも[[特殊召喚]]できる。~
 [[捨てる]][[機械族]]が合計[[レベル]]8以上という制限がかけられており、[[最上級モンスター]]を使う[[デッキ]]と相性が良い。~
 特に[[レベル]]8の[[機械族]]を主力とする[[【古代の機械】]]なら[[ハンド・アドバンテージ]]の損失は少ない。~
 [[《歯車街》]]軸の[[【古代の機械】]]で[[手札]]に来た[[《古代の機械巨竜》]]を[[捨てる]]のも効果的である。~
 また、[[【ガジェット】]]や[[【ビークロイド】]]でも[[手札]]を補充しやすいため活躍できるであろう。~
 [[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]で[[サーチ]]可能なのも強みである。~

 [[最上級モンスター]]としては[[攻撃力]]が低いが、[[戦闘破壊]]されると[[相手]][[フィールド上のカード]]1枚を[[破壊]]できる[[効果]]を持つ。~
 とはいえ、[[妥協召喚]]された[[《邪神機−獄炎》]]や[[《ミストデーモン》]]に殴り負けることはない。~
 これを[[戦闘破壊]]できるのは[[上級モンスター]]等の[[召喚]]に一手間かかる[[モンスター]]に限られる。~
 それを[[破壊]]できればこの[[カード]]の[[特殊召喚]]の手間を差し引いても[[アドバンテージ]]的に損は少ないであろう。~
 無論、[[破壊]]する[[カード]]の種類に指定がないため、[[相手]]の追撃を防御したり[[伏せカード]]を[[除去]]することも可能。~
 [[《スターダスト・ドラゴン》]]と[[相打ち]]になってももう1枚[[カード]]を[[破壊]]でき、合計二枚のカードを破壊できる点も便利である。~
 [[相手]][[フィールド]]の[[カード]]限定なので自分の損になることは滅多にないが、[[破壊]]は[[強制効果]]である。~
 [[ミラーマッチ]]などで時折困ることがあるので注意しよう。

 また、[[モンスター効果]]を受けると[[ピーピング]]・[[手札破壊]]を行う[[効果]]も持っている。~
 [[効果]]自体は[[《押収》]]並でありとても強力。~
 しかしこちらは[[モンスター効果]]を受ける前に[[手札]]を[[セット]]されるなど、対策がされやすい。~
 また、相手が[[【暗黒界】]]の場合はとんでもない目にあうので注意しておきたいところ。~
 [[モンスター効果]]且つ[[対象をとる(指定する)効果]]にしか対応していないのも評価を下げる。~
 一種の[[耐性]]、[[手札]]の[[セット]]を強要する[[効果]]、一時的な牽制として考えるほうが賢明だろう。~
 勘違いしやすいがこの[[効果]]の適用タイミングは効果処理の直前であり、[[チェーン]]して[[《月の書》]]などを使われない限り[[不発]]にはならない。~
 『相手に[[手札]]をみせ、選択して捨てさせる』[[コスト]]を付与する[[効果]]だと考えるとわかりやすい。~

 総じて[[除去]]される際に[[相手]]の[[カード]]を道連れにできることが多く、何度も[[自己再生]]すれば[[相手]]にとっては鬱陶しい事この上無いだろう。~

-[[マシンナーズ]]であるため、同じ[[ストラクチャーデッキ−マシンナーズ・コマンド−]]に収録されている[[《マシンナーズ・ソルジャー》]]と[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]とは相性が良い。~

-[[《ドラゴン・アイス》]]のように、[[手札]]からこの[[カード]](と[[機械族]])を捨てて、[[墓地]]からこのカードを[[特殊召喚]]する事が可能である。~
なお、この[[特殊召喚]]は[[《ダーク・シムルグ》]]や[[《ドラゴン・アイス》]]らと異なり[[チェーンブロック]]を作らない。([[召喚ルール効果]]によるため)~
つまり[[《ライオウ》]]等には[[特殊召喚]]を[[無効]]化される。~
逆に言えば[[《天罰》]]や[[《D.D.クロウ》]]に妨害されないということでもあるので覚えておきたい。~

-自身は[[レベル]]7であるため[[《トレード・イン》]]に対応せず、[[同名カード]]の[[コスト]]を1体で賄えないのが惜しいところ。~
とはいえ、仮に[[レベル]]が8だとすれば、実質[[コスト]]も条件も無く[[手札]]から[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]と化すので、これは当然である。

-[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]に対して[[効果]]を発揮できる[[モンスター]]である。~
[[最上級モンスター]]としては致命的な弱点となるこの[[カード]]に単体で抵抗できるのは心強い。~
また同じ[[シンクロ素材]]で[[特殊召喚]]できる[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]に対しても、[[戦闘破壊]]されれば[[効果]][[発動]]できる。~
[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]の[[効果]]で[[相手]]の[[フィールド]]に[[特殊召喚]]されようものなら、この[[カード]]の[[守備力]]である1600を上回る[[攻撃力]]の[[モンスター]]で[[攻撃]]してやることでさらに[[カード]]を[[破壊]]できる。
--一方で[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]には無力。~
[[除外]]によって[[フィールド]]にいようが[[墓地]]にいようが[[自己再生]]は封じられ、[[対象]]をとる[[効果]]ではないため悪足掻きもできない。~
//元々の表現だと、《ゴヨウ・ガーディアン》によってこのカードが戦闘破壊された場合、誘発効果の破壊対象に《ゴヨウ・ガーディアン》を選択すれば《ゴヨウ・ガーディアン》の効果の適用自体を対策できるようにも読めるので、訂正。

-現在流行中の[[【BF】]]にも強いカード。~
[[戦闘破壊]]に長けた[[BF]]に対しては、被[[戦闘破壊]]時の[[効果]]が抜群に刺さり、[[《BF−月影のカルート》]]を使われた場合などは[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
採用されやすい[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]と[[《ダークエンド・ドラゴン》]]にも[[ハンデス]][[効果]]で対抗できる。~
[[《ゴッドバードアタック》]]に狙われたとしても、その度に[[自己再生]]すれば相手は息切れしてしまうだろう。

-[[相手]]が[[除外]]軸の場合、[[自己再生]]ができなくなるばかりか自身ともう1体の[[機械族]]を捨てて[[特殊召喚]]することも不可能になる。
([[効果]]は[[墓地に送る]]ことを要求していないが、捨てた瞬間[[除外]]されるため)

-「フォートレス(fortress)」の意味については[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]を参照。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#wd99977c]
-[[マシンナーズ]]

-[[《グレイブ・スクワーマー》]]

**[[メインデッキ]]に入れる事のできる[[レベル]]8以上の[[機械族]][[モンスター]] [#n55c67ba]
-[[《アーマロイドガイデンゴー》]]
-[[《A・O・J コズミック・クローザー》]]
-[[《A・O・J サンダー・アーマー》]]
-[[《古代の機械巨人》]]
-[[《古代の機械巨竜》]]
-[[《オレイカルコス・シュノロス》]]
-[[《機皇神マシニクル∞》]]
-[[《機皇神龍アステリスク》]]
-[[《サイバー・エルタニン》]]
-[[《The big SATURN》]]
-[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]
-[[《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》]]
-[[《人造人間−サイコ・ロード》]]
-[[《デモニック・モーター・Ω》]]
-[[《パーフェクト機械王》]]
-[[《マシンナーズ・カノン》]]
-[[《マシンナーズ・フォース》]]
-[[《メタル・デビルゾア》]]
-[[《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》]]

//―《マシンナーズ・フォートレス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#cb2dc969]
-[[【機械族】]]
-[[【マシンナーズ】]]
-[[【ガジェット】]]

**収録パック等 [#pdfb6394]
-[[ストラクチャーデッキ−マシンナーズ・コマンド−]] SD18-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#qe183dfc]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[手札]]を捨てて[[特殊召喚]]は、[[チェーンブロック]]を作らない分類のない[[効果]]です。~
  [[戦闘破壊]]された時のは[[誘発効果]]、対象になった時のは[[永続効果]]です。(09/12/12)~
  自身の効果による[[特殊召喚]]は[[《昇天の角笛》]]等で[[無効]]にできます。(09/12/12)

Q:[[手札]]の[[モンスター]]の[[レベル]]が変化している場合、その変化した[[レベル]]を参照にしますか?~
A:はい、その変化している[[レベル]]を参照にして合計[[レベル]]8以上になるように捨てます。(09/12/12)

Q:この[[カード]]を[[手札]]から[[特殊召喚]]する時にこの[[カード]]自身と他の[[機械族]]を[[手札]]から捨てて、このカードを[[墓地]]から[[特殊召喚]]できますか? ~
A:できます。(09/12/12)

Q:[[相手]]の[[手札]]を捨てる[[永続効果]]はどのタイミングで処理しますか?~
A:「[[対象]]にした[[効果]]」の[[効果解決時]]に、捨ててから「[[対象]]にした[[効果]]」の解決に入ります。(09/12/12)

Q:この[[カード]]が[[ダメージステップ]]に[[相手]]の[[効果モンスター]]の[[対象]]になった時、[[相手]]の[[手札]]を[[確認]]して1枚[[捨てる]]ことはできますか。~
A:可能です。(10/05/15)

Q:この[[カード]]が[[フィールド]]に[[表側表示]]でいないと[[永続効果]]は[[適用]]されませんか?~
A:はい。この処理を行う時にこの[[カード]]が存在しない場合、[[適用]]されません。(09/12/12)

Q:この[[カード]]が[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]との[[戦闘]]によって[[破壊]]されました。~
  このときこの[[カード]]の[[誘発効果]]で[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]を[[破壊]][[対象]]に選択したとき、[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]の[[特殊召喚]][[効果]]はどうなりますか。~
A:その場合、[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]の[[効果]]を適用し、この[[カード]]を[[特殊召喚]]することができます。(10/05/03)

Q:「この[[カード]]は[[手札]]の[[機械族]][[モンスター]]を[[レベル]]の合計が8以上になるように捨てて、[[手札]]または[[墓地]]から[[特殊召喚]]する事ができる」[[効果]]で、必要以上の[[カード]](例:[[レベル]]4の[[《グリーン・ガジェット》]]3体)を[[捨てる]]ことができますか。~
A:[[手札]]または[[墓地]]からこの[[カード]]を特殊召喚する場合、必要以上の[[モンスター]]を[[手札]]から[[捨てる]]事はできません。よって、[[手札]]から[[《グリーン・ガジェット》]]3体を捨てて、この[[カード]]を特殊召喚する事はできません。(10/03/14)

Q:この[[カード]]が2体[[自分]]の場に存在し、かつその2体が同時に[[《氷結界の龍 グングニール》]]の[[効果]]の[[対象]]になった時、[[相手]]は[[手札]]を何枚捨てますか?~
A:2体の《マシンナーズ・フォートレス》が[[《氷結界の龍 グングニール》]]の[[効果]]の[[対象]]に選択された場合、それぞれの[[効果]]が[[適用]]される為、[[相手]]は[[手札]]を2枚捨てます。(10/06/04)

// 質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
// 記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
// 未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが