通常罠(制限カード) 自分の手札が0枚の時に発動する事ができる。 自分の墓地に存在する魔法カードの枚数×200ポイントダメージを 相手ライフに与える。
CYBERNETIC REVOLUTIONで登場した、墓地の魔法カードの数に依存するバーン系の通常罠。
発動条件もそれほど難しくないので、【フルバーン】に採用の余地があるように見える。
しかし実戦クラスの使い捨てバーン魔法は意外と少なく、せいぜい4〜5種の計12〜15枚である。
速攻を最優先課題とする【フルバーン】では、意図的にデッキ圧縮を行わない限り大ダメージを与える頃には相手のライフポイントは尽きている。
かと言って序盤では墓地が肥えていないのでダメージは微弱である。
普通の【フルバーン】では最後のトドメを刺す状況でも1000ダメージ強にしかならないので《ファイアーダーツ》の方が良いだろう。
以上のようなことから登場当初はハズレカードとして見られていた。
しかし、このカードは決して弱くない。
魔法カードを墓地に送る?ギミックを組み込んだ専用デッキならばかなりのダメージが期待できる。
大量の魔法カードを積み込み《名推理》や《モンスターゲート》、《カオスポッド》等で一気に墓地に送る?。
その上、このカードのサルベージ手段を投入し、1ターンキルを決めるデッキが存在する。
「普通の」デッキに入らないのならば、「普通でない」デッキを組めば良いといういい見本である。
この場合、うまく回れば1ターン目から一撃死を決めてくる破格のパワーカードとして脅威の威力を見せ付ける。
→【マジカルエクスプロージョン1キル】
なお、このコンボをより強力にした【ドグマブレード】の影響のためか、08/09/01にて《名推理》と《モンスターゲート》が共に制限カードに指定されてしまった。
幸い《カオスポッド》が無制限なので《闇の仮面》とこのカードと合わせて投入するといい働きをすることがあるが、安定性は上記のコンボに大きく劣るといわざるを得ない。
さらに、【ドグマブレード】が崩壊した後も、それほど流行はしないまでもこのカードを複数発動した後、《ジャンク・コレクター》によってこのカードを複数墓地から除外し相手のライフポイントを削りきる【ジャンクブレード】という先攻1ターンキルが誕生した。
しかしながら数々の先攻1ターンキルに使われ続けてきたこのカードもついに10/03/01で制限カードに指定された。
―イラスト関連
Q:効果解決時に手札が1枚以上ある場合効果は有効ですか?
A:有効です。
Q:自分の墓地にカードが1枚も存在しない時に、《マジカルエクスプロージョン》を発動することは出来ますか?
A:自分の墓地にカードが1枚も存在しない場合、発動する事はできません。(08/12/29)