*《マジシャン・オブ・ブラックカオス/Magician of Black Chaos》 [#t3209c43]
 儀式モンスター
 星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2600
 「カオス−黒魔術の儀式」により降臨。

 [[「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」 決闘者伝説 in TOKYO DOME 大会入場者特典>プロモカード#f83198e4]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[儀式モンスター]]。~

 手間の掛かる[[儀式モンスター]]な上、[[モンスター効果]]を持たない。~
 採用するならば[[【魔法使い族】]]か、[[【ブラック・マジシャン】]]だろう。~

 [[《高等儀式術》]]を使い、[[《ヂェミナイ・エルフ》]]や[[《コスモクイーン》]]等を[[墓地へ送る]]と良い。~
 [[《ダイガスタ・エメラル》]]や[[《思い出のブランコ》]]等で[[蘇生]]すれば一気に攻め込める。~

 [[レベル]]8の[[魔法使い族]]なので、[[《拡散する波動》]]によって[[全体攻撃]]をすることも可能。~

-初出は1999年8月に行われた大会の入場者特典だが、その時点では専用の[[儀式魔法]]である[[《カオス−黒魔術の儀式》]]を入手することができなかった。~
約4ヶ月後に[[書籍付属カード]]として[[《カオス−黒魔術の儀式》]]が登場し、ようやくこの[[カード]]の[[儀式召喚]]が可能となった。

--初期版の一部には[[テキスト]]が「[[攻撃力]]・[[守備力]]ともに最高クラスの、伝説の魔法使い。儀式により出現。」となっている物がある。~
これは初期のGBソフト、PSソフトの攻略本でも確認できる。~

-[[英語名]]の《Magician of Black Chaos》は、2004年1月発売の[[Magician's Force]]に[[《Dark Magician Girl》>《ブラック・マジシャン・ガール》]]が収録されたことで判明した。~
しかし、実際にこの[[カード]]の英語版が登場したのは約3年半後の[[PREMIUM PACK 1]]であり、[[リメイク]]版の[[《混沌の黒魔術師》]]よりも遅い登場となった。~

--[[《ブラック・マジシャン》]]とその関連[[カード]]は、[[英語名]]では「Black」の代わりに「Dark」を使っているのだが、この[[カード]]のみ「Black」のままである。~

//-[[トーナメントパック]]に再録された他の[[儀式モンスター]]は、この[[カード]]より強い[[《カオス・ソルジャー》]]も含め[[ノーマル>Normal]]なのだが、この[[カード]]は[[ノーマルパラレル>N-Parallel]]である。~
//[[レアリティ]]の判断基準は不明。
//クーフーリンがノーパラ。そもそもレアリティの判断基準がカードの強さでないことは明らかなんだから、わざわざ書くことでもない

-原作・アニメにおいて―~
「決闘王国編」における「闇遊戯vsペガサス」(2戦目)において闇遊戯が使用。~
[[《カオス−黒魔術の儀式》]]により、[[《ブラック・マジシャン》]]と[[《砦を守る翼竜》]]、[[《タイム・ボマー》]]を用いて[[儀式召喚]]された。~
OCG準拠となったアニメでは、[[《ブラック・マジシャン》]]と[[《タイム・ボマー》]]が[[使用]]されている。~
[[《クリボー》]]の[[機雷化>《機雷化》]]能力によって[[効果]]を封じられ無力化した[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]を撃破し、王国編に終止符を打った。~
特定の[[モンスター]]1体を含む3体もの[[モンスター]]を場に揃えなければならないという、あまりに厳しい[[召喚条件]]のためか、原作ではその場限りの登場に終わった。~
アニメオリジナル「乃亜編」における「遊戯vs乃亜」戦では[[OCG]]仕様に変更され、[[《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》]]を[[生け贄]]にして[[儀式召喚]]された。~
[[《ブラック・マジシャン》]]・[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]と並ぶ姿は壮観だが、一応この[[モンスター]]は[[《ブラック・マジシャン》]]が[[洗礼>《光と闇の洗礼》]]を受けた姿であり、少々違和感がある。~
//心理の福音より。洗礼を受けて、と。~
この時、遊戯は上記の3体を「黒魔術の三銃士」と呼んでいた。~
2度に渡り[[攻撃]]を仕掛けたが、1度目は《混沌のバリア −カオス・フィールド−》で味方の[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]に[[攻撃対象]]を変えられ、2度目は[[《竜宮之姫》]]を[[リバース]]させて[[《ブラック・マジシャン》]]を[[守備表示]]にしてしまうなど、あまり活躍はできなかった。~
2度に渡り[[攻撃]]を仕掛けたが、1度目は[[罠カード]]《混沌のバリア −カオス・フィールド−》で味方の[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]に[[攻撃対象]]を変えられ、2度目は[[《竜宮之姫》]]を[[リバース]]させて[[《ブラック・マジシャン》]]を[[守備表示]]にしてしまうなど、あまり活躍はできなかった。~
最終的に[[《火之迦具土》]]に破壊された。~
[[攻撃]]名は「滅びの呪文−デス・アルテマ」。~
「遊戯vs乃亜」では「カオスマジック−デス・アルテマ」と呼ばれていた。~
また同[[デュエル]]における[[《ブラック・マジシャン》]]と[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]との同時[[攻撃]]では、[[攻撃]]名は「トリプル・ブラック・マジック」。

--アニメ版の「遊戯vs闇マリク」で遊戯が使用した[[速攻魔法]]《&ruby(ラグナロク){神々の黄昏};》の発動条件となる四種類の[[モンスター]]の1体。~
台詞で説明されていないので、映像を注視しないと確認できない。

--アニメGXの179話で武藤遊戯の[[デッキ]](レプリカ)の一部が確認できるが、その中にこの[[カード]]が含まれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズではオリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「光と闇の融合 カオスの力が宿るマスターオブマジシャン」と書かれている。~
[[儀式魔法]]の[[生け贄]]が固定されている真DMでは、[[《ブラック・マジシャン》]]・[[《砦を守る翼竜》]]・[[《ミスター・ボンバー》]]を[[生け贄]]とする必要があった。~
また真DMでの[[カード名]]は《&ruby(マジシャン・オブ・ブラックカオス){混沌の黒魔術師};》であり、「光と闇の融合が生み出した 混沌の力が宿りし最上級魔術師」という[[テキスト]]だった。~
DM3以降は[[《ブラック・マジシャン》]]と何らかの[[生け贄]]2体に変更されたが、[[ステータス]]で上回る[[《コスモクイーン》]]の[[生け贄]]がより使いやすい[[《紅葉の女王》]]である時点で出番は無かった。~
当時の攻略本でも「わざわざ儀式を行っても攻撃力が300上がるだけで空しい」とまで評されている。~
真DM2においてもやはり[[《コスモクイーン》]]のほうが使いやすいが、[[戦闘]]モーションはこちらの方がとても力が入った演出になっている。~

--フォルスバウンドキングダムでは、[[三幻神]]と共に最強クラスの[[モンスター]]として登場する。~
1体しか存在できない[[三幻神]]と違い、この[[モンスター]]は他の[[モンスター]]とチームを作ることができる。~
[[《ブラック・マジシャン》]]、[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]と組むことで、[[三幻神]]ですら圧倒する、最強のチームができる。~
また[[《ブラック・マジシャン》]]と同じく、[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]と連携[[攻撃]]が可能。~

**関連カード [#l2d424ef]
-[[《カオス−黒魔術の儀式》]]

-[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]
-[[《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》]]

-[[《混沌の黒魔術師》]]

**収録パック等 [#u00fbe0b]
-[[「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」 決闘者伝説 in TOKYO DOME 大会入場者特典>プロモカード#f83198e4]] &size(10){[[Ultra]]};
-[[PREMIUM PACK 3>PREMIUM PACK#z096a637]] P3-07 &size(10){[[Super]],[[Parallel]]};
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編−]] YU-41
-[[混沌を制す者]] 306-057 &size(10){[[Ultimate]]};
-[[トーナメントパック2009 Vol.2]] TP10-JP002 &size(10){[[N-Parallel]]};