*《マジシャンズ・エイプ/Ape Magician》 [#q1eb6e06]
 効果モンスター
 星3/闇属性/獣族/攻 800/守1200
 このカードは特殊召喚できない。
 このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する場合、
 1ターンに1度、手札のモンスター1体を墓地へ送り、
 相手フィールド上に表側守備表示で存在する
 モンスター1体を選択して発動する事ができる。
 このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターのコントロールを得る。
 この効果でコントロールを得たモンスターは、
 このターン表示形式を変更する事はできない。

 [[遊戯王5D's Duel Transer 攻略本 付属カード>書籍付属カード#ae6c08cf]]で登場した[[闇属性]]・[[獣族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[特殊召喚]]できない[[効果]]と、[[相手]][[モンスター]]を[[コントロール奪取]]する[[効果]]を持つ。
 自身を[[特殊召喚]]できない[[効果]]と、[[相手]][[モンスター]]を[[コントロール奪取]]する[[起動効果]]を持つ。

 [[手札コスト]]を用いた[[コントロール奪取]][[効果]]を持つが、自身と[[対象]]の[[表示形式]]を指定しており、[[発動条件]]が厳しい。~
 特に[[表側守備表示]]は発生しにくいため、[[《太陽の書》]]や[[《エネミーコントローラー》]]で能動的に状況を作り出したい。~
 自身も影響を受ける[[《つまずき》]]などとの相性もいまいち。~
 強いて挙げれば[[《イタクァの暴風》]]や[[《進入禁止!No Entry!!》]]の方が[[シナジー]]すると言える。~
 一応、[[相手]]の[[バトルフェイズ]]終了時に[[《血の代償》]]で[[召喚]]することで、[[《つまずき》]]の影響を消すことはできるが。~
 しかし、[[モンスター効果の発動]]に成功しても自身の低[[攻撃力]]を晒すため、[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]に活用できなかった場合は、使いきりになる事が多いだろう。~
 [[モンスターカード]]を[[手札コスト]]に[[コントロール奪取]][[効果]]を発揮するが、自身は[[表側攻撃表示]]、[[効果]]の[[対象]]は[[表側守備表示]]でなければならない。~
 [[表側守備表示]]という状態は思った以上に発生しにくいため、[[《エネミーコントローラー》]]などで能動的にそういった状況を作る必要があるだろう。~
 自身が[[表側攻撃表示]]でなければならない点を除けば、[[《つまずき》]]との相性が良く、継続的に[[コントロール奪取]]するための条件を満たしやすい。

 [[コントロール奪取]]は[[エンドフェイズ]]までしかもたない上に、[[表側守備表示]]の状態から[[表示形式]]を変えられないので、[[戦闘]]に利用するのは難しい。~
 また自身の[[攻撃力]]が低いため、簡単に[[戦闘破壊]]されてしまう上に、自身の[[効果]]の[[発動条件]]のせいで大きな[[戦闘ダメージ]]を受ける危険性も高い。~
 使いきりになってしまうが、基本的には[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]共々、[[リリース]]や各種素材などに利用して処理してしまう方が賢明だろう。

-[[特殊召喚]]できないのは、この[[カード]]の登場時には既に[[禁止カード]]だった[[《レスキューキャット》]]の存在があったためである可能性がある。~
この[[カード]]は、この[[カード]]が付属していた攻略本のゲームの開発が遅れなければ、1年ほど早くOCGとして登場するはずだった。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「龍亞vsディマク」戦においてディマクが使用。~
ディマクの[[デッキ]]に3枚[[入って>積む]]おり、1体は[[効果]]により[[《D・マグネンU》]]や[[《D・マグネンI》]]を次々と[[コントロール奪取]]したが、[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]された。~
ディマクの[[デッキ]]に3枚[[入って>積む]]おり、1体は[[効果]]により[[《D・マグネンU》]]や[[《D・マグネンI》]]を次々と[[コントロール奪取]]した。~
その後、[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]された。~
2体目は1体目の[[効果]]の[[手札コスト]]として[[墓地へ送られた]]。~
3体目は[[罠カード]]《ダーク・マター》により[[デッキ]]から[[裏側表示]]で[[特殊召喚]]され、[[《地縛神 Cusillu》]]の[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]された。~
[[効果]]名は「カースド・ニードル」。

--アニメでは[[特殊召喚]]が可能であり、[[手札コスト]]にする[[カード]]の種類を問わず、[[コントロール奪取]]する[[対象]]に制約がなく、永続的に[[コントロール]]が得られた。~
[[表示形式]]こそ変更できないものの[[禁止カード]]の[[《強奪》]]を上回る使い勝手であり、変更は当然と言える。~
また、[[魔法使い族]]としても扱う[[効果]]を持っていた。
--アニメでは[[特殊召喚]]可能、[[手札コスト]]の種類を問わない、[[コントロール奪取]][[対象]]に制限なし、永続的に[[コントロール]]と、かなり強力だった。~
大幅に[[弱体化]]しての登場となったが、このままでは[[《強奪》]]をも凌ぐ[[コントロール奪取]]であるため、仕方ない改変だったとも言えるだろう。~
また、アニメでは自身を[[魔法使い族]]としても扱う[[効果]]を持っていた。

--アニメ5D'sの精霊界では、この[[モンスター]]の杖と同じデザインのアイテムが登場しており、その名称もこの[[カード]]の[[効果]]名と同じ「カースド・ニードル」である。
--アニメ5D'sの精霊界では、この[[モンスター]]の杖と同じデザインのアイテムが登場している。~
なお、そのアイテムの名称も、この[[カード]]の[[効果]]名と同じ「カースド・ニードル」である。

-コナミのゲーム作品において―~
[[タッグフォース4>ゲーム付属カード#f08ef23e]]と[[5>ゲーム付属カード#t253175a]]では、OCGに先駆けてこの[[カード]]が[[オリジナルカード]]として登場している。~
アニメに登場した時とは一部仕様が変更されており、その[[効果]]や[[レベル]]は後にOCGになったこの[[カード]]と同じものである。~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2011>ゲーム付属カード#m11b7abe]]でも、OCGに先駆けて登場している。~
遊戯王ONLINE DUEL ACCELERATORではなんと「CHAMPIONSHIP AUTUMN 2011」の優勝賞品として登場した。~
つまりは優勝者1名しか所持していない超貴重な[[カード]]であり、ゲーム内で見かける事はほぼない幻の[[カード]]となってしまった。~
--ちなみに、このゲーム内で[[イラスト]]違いではない全く新規の[[カード]]がこのような扱いを受けるのは[[《デス・ヴォルストガルフ》]]以来である。~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#x6ff5c73]
-[[《ファイターズ・エイプ》]]

//―《マジシャンズ・エイプ》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#o14d9cbe]
-[[「遊戯王5D's Duel Transer」攻略本>書籍付属カード#of70487f]] YDT1-JPB01 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#m236d90c]
Q:[[効果解決時]]にこの[[カード]]が[[フィールド]]上に[[表側攻撃表示]]の状態で[[フィールド]]上に存在しなくなった場合、[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、適用されます。(11/04/21)

Q:[[効果解決時]]に[[対象]]に選択した相手[[モンスター]]の[[表示形式]]が[[表側攻撃表示]]や[[裏側表示]]になった場合でも、[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、[[適用]]され[[コントロール]]を得ることができ、その[[モンスター]]は[[エンドフェイズ]]時に[[相手]]に戻ります。(11/04/21)

Q:この[[カードの効果]]で[[コントロール]]を得た[[モンスター]]が[[相手]]に戻る際に[[チェーンブロック]]は作られますか?~
A:いいえ、作られません。(11/04/21)




//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。