カウンター罠 (1)：魔法カードが発動した時、手札を１枚捨てて発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
Vol.6で登場したカウンター罠。
手札コストを払い魔法カードの発動を無効にする効果を持つ。
《魔宮の賄賂》や《八式対魔法多重結界》・《封魔の呪印》等の相互互換カードが多数存在する。
１：１交換できる《マジック・ドレイン》と比べると手札コストが大きいが、その分確実に無効化できる点では勝っている。
ハンド・アドバンテージを重要視するデッキなら《マジック・ドレイン》の方が優秀だと感じるが、手札コストをいとわなかったり確実なカウンター罠としてなら《マジック・ジャマー》が勝る。
ロックデッキなど、お互いの手札を腐らせ易いデッキにとっては、こちらの方が有能だろう。
《トゥーン・ワールド》・《第一の棺》等、デッキのキーカードを守る時にも役立つ。
いずれにしても環境、デッキの種類によってどちらが適当かは変わるのでその選択には気を配ろう。
罠カードに対してもカウンターできる《魔宮の賄賂》の方が汎用性は高い。
だが、相手にドローさせるのでなく、自分で捨てる手札を選べるため、こちらの方がややディスアドバンテージは少なくてすむ場合が多い。
また、こちらは《おジャマジック》や《サンダー・ドラゴン》等で手札コストを調達したり、捨てることで発動する魔轟神などと組み合わせることでディスアドバンテージの軽減が可能である。
こちらを使うならばそれらを積極的に狙っていきたい。
Ｑ：既に表側表示となっている《波動キャノン》を墓地へ送るタイミングで、《波動キャノン》の効果に対しこのカードを使えますか？
Ａ：すでに発動されフィールド上に表側表示で存在している状態の永続魔法の効果の発動(効果の発動)に対し《マジック・ジャマー》を発動する事はできません。
これらを潰すには、《ホルスの黒炎竜 ＬＶ８》同様「手札から発動された時点」または｢セットから表側表示となった時点｣でカウンターする必要があります。