*《マジックカード「クロス・ソウル」》 [#top]
 通常魔法
 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
 (1):モンスター1体のアドバンス召喚を行う。
 その際、自分フィールドのモンスターの代わりに相手フィールドのモンスターをリリースする事もできる。
 この効果でアドバンス召喚したモンスターはこのターン、リリースできない。
 (2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
 相手はこのカードの(1)の効果を適用できる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&id=1860

 [[Vジャンプ(2024年4月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2024]]で登場する[[通常魔法]]。~
 [[モンスター]]1体を[[アドバンス召喚]]でき、その際[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]することもできる[[効果]]、[[フィールド]]から[[墓地へ送られた]]場合、[[相手]]が(1)を[[適用]]できる[[強制効果]]を持つ。~

 (1)は[[アドバンス召喚]]を行う[[効果]]であり、[[リリース]]には[[相手]][[モンスター]]も利用できる。~
 [[上級モンスター]]なら1体、[[最上級モンスター]]であれば2体、[[三幻神]]・[[三邪神]]等なら3体もの[[モンスター]]を[[除去]]しつつ[[アドバンス召喚]]ができる。~
 [[《守護神エクゾディア》]]も同様に2体または5体の切り替えができ、5体[[リリース]]は[[アドバンス召喚]]で[[リリース]]できる数の最大となる。~
 事前に[[《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》]]や[[《DNA移植手術》]]で[[水属性]]に変更する必要があるが、[[《雲魔物−ニンバスマン》]]なら[[相手]][[モンスター]]が何体でも全て[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]が可能となる。~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=13533&keyword=&tag=-1
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=12368&keyword=&tag=-1

 2体以上を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]する際、[[自分]][[モンスター]]と[[相手]][[モンスター]]の両方を[[リリース]]する事も可能。~
 [[相手]][[モンスター]]を利用するか否かは任意であるため、[[召喚権]]を追加するためだけに使ってもいい。~

 [[アドバンス召喚]]した[[モンスター]]に付与される[[リリース]][[耐性]]により、(2)での[[リリース]]を防げる。~
 その他、[[《原始生命態ニビル》]]で[[リリース]]されないという副次的な利点もある。~
 全体的には[[メリット]]の方が大きいのだが、[[最上級帝>帝#LV8]]・[[《ビッグ・ホエール》]]・[[《ミノケンサテュロス》]]等の[[アドバンス召喚]]した[[モンスター]]を更に[[リリース]]する戦術とは相性は悪い。~
 また、[[相手]][[ターン]]には[[耐性]]が消えるため、[[壊獣]]等への対策にはならない。~

 (2)は[[デメリット]]であり、この[[カード]]が[[フィールド]]から[[墓地へ送られた]]場合、[[相手]]も(1)を使用できてしまう。~
 [[発動]]後に[[効果]]処理を終え[[墓地へ送られた]]ことでもこの[[トリガー]]となる。~
 よって、実質的にはお互いに[[アドバンス召喚]]を行う[[効果]]となる。~
 [[フィールド]]から[[墓地へ送られた]]場合のためそもそも[[墓地]]に送らせない[[《マクロコスモス》]]を併用したり、[[発動]]に[[チェーン]]して[[《妖精伝姫−シラユキ》]]の[[コスト]]にするなどの方法で回避することは可能。~
 当然ながら、[[ブラフ]]として[[セット]]するのはあまりに悪手となる。~
 [[《魔封じの芳香》]]・[[《原罪のディアベルゼ》]]等は[[セット]]を強いられて[[除去]]される危険性があるため天敵となる。~

 [[相手]]にも(1)と同じ[[効果]]が[[適用]]できてしまうものの[[アドバンス召喚]]自体行う[[デッキ]]は稀。~
 とはいえ、[[《原始生命態ニビル》]]や[[ビーステッド]]等の[[汎用性]]の高い[[上級モンスター]]も一部おり、それらを[[アドバンス召喚]]され、[[自分]]の[[モンスター]]を[[リリース]]される可能性もある。~
 (1)で[[アドバンス召喚]]した[[モンスター]]以外が存在しなければ、(1)の追加[[耐性]]により[[アドバンス召喚]]を封じることができる。~
 [[【クシャトリラ】]]のような[[最上級モンスター]]主体で[[レベル]]5・6は乏しい[[相手]]なら、もう1体までは[[モンスター]]がいても[[リリース]]不足に持ち込める。~
 (2)を阻止したい場合、[[相手]]での[[デッキ]]構成を読み、[[自分]][[モンスター]]数も意識しつつの運用となる。~
 [[三幻神]]を[[アドバンス召喚]]する場合、あちらの共通[[効果]]により[[アドバンス召喚]]時には[[お互い]]に[[効果]]を[[発動]]できないのでこちらの(2)を誘発させない。~

 類似する[[《クロス・ソウル》]]・[[《帝王の烈旋》]]などと違い[[アドバンス召喚]]する[[効果]]であるため、実質的な[[召喚権]]の追加にもなる。~
 更にそれらの持つような展開・行動を制限される[[デメリット]]も存在しない。~
 一方で[[相手]]にも[[アドバンス召喚]]する機会を与えるため、[[モンスター]]の数の管理に注意が必要となる。~

-[[テキスト]]としては[[《交差する魂》]]に近く、あちらの[[裁定]]に準じるなら「[[効果を受けない]]」[[耐性]]を持つ[[モンスター]]の[[リリース]]も可能。~

-[[ガーゼット>シリーズカード#Garzett]]のように[[通常召喚モンスター]]と[[特殊召喚モンスター]]が混在している[[シリーズカード]]には注意。~

-原作・アニメにおいて―~
[[カード名]]の「&ruby(マジック){魔法};カード」に関しては[[《マジックカード「死者蘇生」》]]を参照。~
[[《クロス・ソウル》]]は原作と[[OCG]]で[[効果]]が大きく変更されており、原作のあちらは「[[お互い]]の[[プレイヤー]]は同時に[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[生け贄]]にできる([[自分]][[モンスター]]がいない場合でも[[発動]]可能)」という[[効果]]であった。~
ルールの都合上「同時」という条件を厳密に再現するのはできないが、(1)(2)の連動により「[[自分]]が[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]」→「[[相手]]が[[自分]][[モンスター]]を[[リリース]]([[自分]]が[[アドバンス召喚]]した[[モンスター]]は[[リリース]]不可)」という動きが連続する事で再現されている。~
その上で、状況次第では自軍の損失が無い様にすることもでき、原作で1度も自身の[[モンスター]]を失わさせなかった海馬のプレイングを再現している。~

--[[イラスト]]には[[《青眼の白龍》]]が写っているが、原作であちらの[[生け贄召喚]]に使われた事は一度も無く、[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[召喚]]にのみ使われている。~
アニメDMでオリジナル[[デュエル]]の「海馬vsアメルダ」(2戦目)において、代用[[カード]]である《クロス・サクリファイス》を用いて[[《青眼の白龍》]]の[[生け贄召喚]]を行った事がある。~
[[イラスト]]の[[《青眼の白龍》]]も「海馬vsアメルダ」(2戦目)の[[生け贄召喚]]時の構図となっている。~

---1つ前の月に収録された[[《マジックカード「死者蘇生」》]]の[[イラスト]]に[[《ブラック・マジシャン》]]が写っていることから、そちらと対になるイメージで選出されたものと思われる。~

--上記の通り、作中では[[《クロス・ソウル》]]で[[相手]]に[[生け贄]]を行わせたことは無い。~
この[[カード]]も[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[召喚]]に用いればあちらの(2)の[[効果]]によりこちらの(2)の[[強制効果]]は[[発動]]しなくなるため、その点でも再現になっている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-その他の商品展開―~

**関連カード [#card]
-[[《クロス・ソウル》]]

―[[カード名]]関連
-[[《マジックカード「死者蘇生」》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《青眼の白龍》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2024年4月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2024]] VJMP-JP251 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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