遊戯王カードWiki - 《マジックテンペスター》のバックアップ(No.43)

《マジックテンペスター/Tempest Magician》 †

シンクロ・効果モンスター
星６/闇属性/魔法使い族/攻2200/守1400
チューナー＋チューナー以外の魔法使い族モンスター１体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードに魔力カウンターを１つ置く。
１ターンに１度、自分の手札を任意の枚数墓地へ送る事で、
その枚数分だけ魔力カウンターを自分フィールド上に
表側表示で存在するモンスターに置く。
また、フィールド上に存在する魔力カウンターを全て取り除く事で、
その個数×５００ポイントダメージを相手ライフに与える。

　EXTRA PACK Volume 2で登場した闇属性・魔法使い族のシンクロモンスター。
　自身に魔力カウンターを置く誘発効果、自分フィールド上の表側表示モンスターに魔力カウンターを置く起動効果、相手ライフにダメージを与える起動効果を持つ。

　《マジカル・コンダクター》から《マジカルフィシアリスト》・《アーケイン・ファイロ》・《ナイトエンド・ソーサラー》を特殊召喚することで簡単にシンクロ召喚できる。
　《ナイトエンド・ソーサラー》を特殊召喚した場合、相手の墓地の除外も可能である。
　《執念深き老魔術師》をリバース後、レベル４のチューナーを召喚してシンクロ召喚を行うこともできる。
　《簡易融合》から《カオス・ウィザード》や《音楽家の帝王》を特殊召喚し、レベル１・２のチューナーとシンクロ召喚するのも良い。
　この場合、レベル２のチューナーであれば《アーカナイト・マジシャン》と使い分けることが可能になる。
　《見習い魔術師》の存在もあり、【魔法使い族】においてはかなりシンクロ召喚が容易なシンクロモンスターである。

　手札を魔力カウンターに置き換える特殊な効果をもつ。
　主な用法としては以下が考えられる。

魔法カード以外のカードから魔力カウンターの生成
《魔導戦士ブレイカー》等タイミングが限定されたモンスターに再び魔力カウンターを乗せる補助
手札で腐ったカードを処理しつつ、墓地肥やし

　などが挙げられる。

　シンクロ召喚に成功すれば、最低でも500のダメージを与えることができる。
　バーン効果で取り除く魔力カウンターは「フィールド上の全ての」なので、《マジカル・コンダクター》や《魔法都市エンディミオン》等と併せれば、致死級のダメージを与える事も可能となる。
　一方、強制的に全ての魔力カウンターを消費してしまうため、この効果の使用は他のカードの効果とはおおむね相性が悪い。
　他のカードを先に使用するなど、順番や使用の有無はうまく計算して使いたいところ。
　また、【魔力カウンター】のミラーマッチでは、相手の魔力カウンターも利用できるので、ダメージが１ターンキルクラスに跳ね上がり、相手の魔力カウンターの利用も防げるキーカードになる。
　同時に【魔力カウンター】では、このカードの存在が一種のメタカードでもあるという点にも注意したい。

　同属性・同種族の《プリーステス・オーム》とは相性が良い。
　射出によるバーンで火力を補うことができる。
　闇属性・魔法使い族には《魔導戦士ブレイカー》や《見習い魔術師》を始め、《熟練の黒魔術師》・《魔法の操り人形》・《闇紅の魔導師》といった魔力カウンターの効果を持つモンスターが多彩に存在するため、無理なく共生させることができる。

魔力カウンターを16個取り除くと、合計8000ダメージで勝利できる。
手札を大量に確保できる【凡骨ビート】等で最後の手段として活躍できるかもしれない。
しかし、このカードだけの場合、手札を15枚捨てる必要があるため、それ以外ではあまりに困難である。
なお《マジカル・コンダクター》と《魔法都市エンディミオン》とこのモンスターを並べ、魔法カードを５回発動すれば魔力カウンターがちょうど16個になり、１ターンキルとなる。