《マジックブラスト/Magical Blast》

通常魔法
自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在する時に発動する事ができる。
自分フィールド上の魔法使い族モンスター×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
このカードが墓地に存在する場合、自分のドローフェイズに
通常のドローを行う代わりに、このカードを手札に加える事ができる。

 第4期に登場した、ドローの代わりに再利用が可能なバーンカード。
 しかし、一見ほとんど価値が無さそうな「通常のドローの代わりに、手札に加えられる」効果の方が有意義だったりする。
 が、デッキが0枚(ドローできない状態)ではこの効果を使えないことに注意。

 「手札から魔法カード捨てることで発動する」効果コストとしては、便利なカードと言える。
 つまり、「効果を使いたいが魔法カードが無い」局面ではドローを蹴って回収することで確実に発動できるのである。
 ドローも停滞してしまうが、ドロー強化カード又はリクルーターを積極的に使えば済む話であり戦略的に無価値ではない。
 《召喚僧サモンプリースト》《聖鳥クレイン》特殊召喚すれば1枚ドローし、手札ロスを回復できる。
 また、《賢者ケイローン》なら確実に攻撃したいときや厄介な永続魔法永続罠が存在するときに破壊効果を発動可能。
 他にも、《黒魔導の執行官》《大邪神 レシェフ》など、様々なところで応用が可能。

 なお、《ライトニング・ボルテックス》《サイバー・ジムナティクス》等のコストとして利用することは完全な無駄。
 魔法カードに限定されていないのだから、何かしらのカードをドローした上で、手札と相談するべきだろう。
 デッキ圧縮の面から考えても、ドローしないことは損失でしかない。

 結局の所、コストになりきらないコストでしかなく、有効活用できる可能性は非常に低い。
 下級モンスター戦士族で占められるのならば、《神剣−フェニックスブレード》の方が圧倒的に有効。
 上記のように専用のギミックで使用したい。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:墓地に複数枚ある場合、全てを回収できますか?
A:あくまで「通常ドロー(1枚)の代わり」ですので、1枚だけです。