*《マジックブラスト/Magical Blast》 [#eb7ac621]
*《マジックブラスト/Magical Blast》 [#top]
 通常魔法
 自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在する時に発動する事ができる。
 自分フィールド上の魔法使い族モンスター×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
 このカードが墓地に存在する場合、自分のドローフェイズに
 通常のドローを行う代わりに、このカードを手札に加える事ができる。
//http://tw.f2.page.bid.yahoo.com/tw/auction/b44514625
 (1):自分フィールドの魔法使い族モンスターの数×200ダメージを相手に与える。
 (2):このカードが墓地に存在する場合、
 自分ドローフェイズのドロー前に発動できる。
 このターン通常のドローを行う代わりに、このカードを手札に加える。 

 [[ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[ドロー]]の代わりに再利用が可能な[[バーン]]カード。~
 しかし、一見ほとんど価値が無さそうな「通常の[[ドロー]]の代わりに、[[手札]]に加えられる」[[効果]]の方が有意義だったりする。~
 ただし[[デッキ]]が0枚([[ドロー]]できない状態)ではこの[[効果]]を使えないことに注意。~
 [[自分]][[フィールド]]の[[魔法使い族]]の数に比例した[[バーン]]を行う[[効果]]、[[通常のドロー]]の代わりに自身を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つ。~

 「[[手札]]から[[魔法カード]]を[[捨てる]]ことで[[発動]]する」[[効果]]の[[コスト]]としては、便利なカードと言える。~
 つまり、「[[効果]]を使いたいが[[魔法カード]]が無い」局面では[[ドロー]]を蹴って回収することで確実に[[発動]]できるのである。~
 [[ドロー]]も停滞してしまうが、[[ドロー]]強化カード又は[[リクルーター]]を積極的に使えば済む話であり戦略的に無価値ではない。~
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]で[[《聖鳥クレイン》]]を[[特殊召喚]]すれば1枚[[ドロー]]し、[[手札]]ロスを[[回復]]できる。~
 また、[[《賢者ケイローン》]]なら確実に[[攻撃]]したいときや厄介な[[永続魔法]]・[[永続罠]]が存在するときに[[破壊]][[効果]]を[[発動]]可能。~
 他にも[[《黒魔導の執行官》]][[《大邪神 レシェフ》]]など、様々なところで応用が利く。~
 [[バーン]][[効果]]は、最大で[[エクストラリンク]]を成立させた場合の1400[[ダメージ]]と、かなり力不足である。~
 それだけ並べられているのならばこの[[カード]]を使わなくても勝てる状況になっているか、防御[[カード]]で場を維持したい事が多く、劣勢の場合には[[腐りやすい>腐る]]。~
 (2)の[[効果]]から必要な際に[[サルベージ]]して詰めの局面に役立たせる事はできるが、手間に対して見返りは多くない。~
 後述のような[[デッキ]]に採用した際に、機会があれば[[発動]]する形になるだろう。~

 なお、[[《ライトニング・ボルテックス》]]や[[《サイバー・ジムナティクス》]]等の[[コスト]]専用としての利用価値は低い。~
 [[魔法カード]]に限定されていないのだから、何かしらのカードを[[ドロー]]した上で、[[手札]]と相談するべきだろう。~
 [[デッキ圧縮]]の面から考えても、[[ドロー]]しないことは損失でしかない。~
 (2)の[[効果]]により、妨害されない限りは[[ドローフェイズ]]に確実に[[魔法カード]]を[[手札]]に[[加える]]事ができる。~
 そのため、[[魔法カード]]を[[コスト]]などにするような[[効果]]の補助には役立つ。~
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]を始めとした[[カード]]で活用する事ができ、[[《召喚僧サモンプリースト》]]なら「[[リクルート]]したい[[モンスター]]を引いてしまう」といった事を回避できる点でシナジーがある。~
 [[《黒魔導の執行官》]]ならばあちらの[[トリガー]]になり、[[バーン]]の[[ダメージ]]を増幅させる事ができる。~

 結局の所、[[コスト]]になりきらない[[コスト]]でしかなく、有効活用できる可能性は非常に低い。~
 [[下級モンスター]]を[[戦士族]]で占められるのならば、[[《神剣−フェニックスブレード》]]の方が圧倒的に有用。~
 上記のように専用のギミックで使用したい。
 同じような回収[[効果]]を持つ[[カード]]には、[[装備魔法]]で[[サーチ]]などがしやすく[[汎用性]]のある[[効果]]を持つ[[《スピリット・バーナー》]]や、[[ドロー]]ではなく[[メインフェイズ]]中に[[手札交換]]をする形で[[サルベージ]]する[[《破壊剣士融合》]]などが存在する。~
 [[通常魔法]]で見ても、[[発動]]はできないが他の[[サルベージ]]手段を持つ[[《コアキメイルの鋼核》]]が存在する。~
 「[[魔法使い族]]がいれば[[発動]]できる」「[[通常魔法]]である」という点で差別化を図っていく事になるだろう。~
// [[下級モンスター]]を[[戦士族]]で占められるのならば、[[《神剣−フェニックスブレード》]]の方が圧倒的に有用である。~

-登場した[[ストラクチャーデッキ]]の内容からして、「この[[カード]]を何度も使って[[魔力カウンター]]を貯める」ということを示唆して作られたのだと思われる。~
だが[[ドロー]]を蹴ってまで貯めたいかというと、ほとんどの場合は当てはまらないだろう。~
だが、[[魔力カウンター]]を用いる[[デッキ]]では[[サーチ]]等による[[魔法カード]]の[[発動]]を意識する場合が多く、[[ドロー]]を放棄してまでという場面は少ない。~
使うとしても、どうしても確実に[[魔法カード]]が必要という場面用の補助など、保険としての役回り程度にとどめた方が無難である。~

-[[相手]]が[[《神の宣告》]]や[[《光の護封壁》]]等の極大[[ライフコスト]]カードを連打してきた場合、これ1枚だけで[[焼き>バーン]]殺せることもある。~
[[自分]]の[[デッキ]]に[[魔法使い族]]を採用していなければ使えないことも併せて、非常に稀なケースではある。~
だが、多大な[[ライフコスト]]を多用する[[ロック]][[デッキ]]では、[[モンスター]]の[[除去]]手段が乏しいことが多く、[[発動条件]]を阻害できない。~
勝ち手段もしくは[[相手]]を追い詰める手段の一つとして覚えておいて損はないだろう。~
-[[イラスト]]にはこの[[カード]]と同じく[[ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−]]で初登場した2体の[[モンスター]]の姿が確認できる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXで「ドクター・コレクターvsチャンピオンDD」でドクターが使用している。~
[[《次元の裂け目》]]と[[《次元融合》]]の[[コンボ]]で[[召喚]]した[[魔法使い族]][[モンスター]]を利用して1000[[ダメージ]]を与えた。~
また、佐藤先生がこれに類似したカード《スカブ・ブラスト》を使用している。
アニメGXにおける「ドクター・コレクターvsDD」戦にてドクターが使用。~
[[《次元の裂け目》]]と[[《次元融合》]]の[[コンボ]]で[[特殊召喚]]した[[魔法使い族]][[モンスター]]を利用し、1000[[ダメージ]]を与えた。~

--「十代vs佐藤先生」戦では、佐藤先生が類似した[[カード]]として[[通常魔法]]《スカブ・ブラスト》を使用している。~

-コナミのゲーム作品において―~
このカードが[[墓地]]にあるときに[[ドローフェイズ]]を迎えると[[ドロー]]前に「《マジックブラスト》の[[効果]]を[[発動]]させますか?」と聞かれる。~
そのため「ついAボタン連打しまい、間違って[[回収>サルベージ]]してしまい[[ドロー]]し損ねた」ということはお約束のパターン。
この[[カード]]が[[墓地]]にあるときに[[ドローフェイズ]]を迎えると[[ドロー]]前に「《マジックブラスト》の[[効果]]を[[発動]]させますか?」と聞かれる。~
そのため「Aボタン連打で誤って[[回収>サルベージ]]してしまい、[[ドロー]]し損ねる」ということはお約束のパターンである。~

**関連カード [#e8808878]
**関連カード [#card]
-[[サルベージ]]

-[[《神剣−フェニックスブレード》]]

-[[《賢者ケイローン》]]
-[[《召喚僧サモンプリースト》]]
-[[通常のドローの代わりに別の処理を行うカード>通常のドロー#kawari]]

-[[《D・D・M》]]
-[[手札の魔法カードを捨てる事で効果を発動するモンスター>《賢者ケイローン》#list]]

-[[《大邪神 レシェフ》]]
-[[手札]]の[[魔法カード]]を[[捨てる]]事で[[効果]]を[[発動]]する[[魔法・罠カード]]は[[《二重魔法》>《二重魔法》#card]]を参照。

**収録パック等 [#x3989881]
―[[イラスト]]関連
-[[《黒魔導の執行官》]]
-[[《魔導獣 ケルベロス》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−]] SD6-JP017
-[[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−]] SD16-JP030
-[[ストラクチャーデッキR−ロード・オブ・マジシャン−]] SR08-JP030

**FAQ [#ec4a1e71]
**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]の[[墓地]]から[[手札]]に加えられる[[効果]]に[[チェーンブロック]]は作られますか?~
A:はい、[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]です。(09/03/03)~

Q:[[墓地]]に複数枚ある場合、全てを回収できますか?~
A:あくまで「通常[[ドロー]](1枚)の代わり」ですので、1枚だけです。~
A:あくまで「[[通常のドロー]](1枚)の代わり」ですので、1枚だけです。~

Q:《マジックブラスト》を通常[[ドロー]]の代わりに[[手札]]に加えようとしたところ、[[《D.D.クロウ》]]で[[除外]]されました。~
  この場合、[[自分]]は[[デッキ]]からカードを[[ドロー]]できるのでしょうか?~
A:[[調整中]](08/11/06)
//[[ドローフェイズ]]の"基本的にドロー前にカードを発動することはできない。"および以下のページよりドローの代わりに手札に加える効果の前に《D.D.クロウ》を使うことは無理でしょう。
//http://home.att.ne.jp/moon/puppiy/rule/E-rule/Basic_3.htm
//◇「無敗将軍フリード」のドローする代わりに戦士族をデッキから手札に加える効果を使用する場合はドロー前のこの時点で発動させる。
//◆クイックエフェクトの発動タイミング
//◇クイックエフェクトを発動する場合はドローした後に行う。
//◇「はたき落とし」の発動タイミングも”ドローした後”。
//以下のページではロストをチェーンしているので発動タイミングの確認(ドローをする前のタイミングなのかドローを放棄してクイックエフェクトを発動可能になったタイミングなのか)をする必要があるようです。
//http://home.att.ne.jp/moon/puppiy/rule/rule4/SD6-JP017.htm
Q:[[ドロー]]する代わりに[[墓地]]から[[手札]]に[[加える]][[効果]]を[[適用]]した時、[[《D.D.クロウ》]]で[[除外]]されました。~
  その場合でも[[通常のドロー]]をすることはできますか?~
A:できません。(09/07/22)
//http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=50557&event=FE0006

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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