通常魔法 (1):自分フィールドの魔法使い族モンスターの数×200ダメージを相手に与える。 (2):このカードが墓地に存在する場合、 自分ドローフェイズのドロー前に発動できる。 このターン通常のドローを行う代わりに、このカードを手札に加える。
ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−で登場した通常魔法。
自分フィールド上の魔法使い族の数に比例したバーン効果と、通常のドローの代わりに自身をサルベージする効果を持つ。
バーン効果は最大で、エクストラリンクを成立させた場合の1400ダメージと、かなり力不足である。
それだけ並べられているのならばこのカードを使わなくても勝てる状況になっているか、防御カードで場を維持したい事が多く、劣勢の場合には腐りやすい。
(2)の効果から必要な際にサルベージして詰めの局面に役立たせる事はできるが、手間に対して見返りは多くない。
後述のようなデッキに採用した際に、機会があれば発動する形になるだろう。
(2)の効果により、妨害されない限りはドローフェイズに確実に魔法カードを手札に加える事ができる。
そのため、魔法カードをコストなどにするような効果の補助には役立つ。
《召喚僧サモンプリースト》を始めとしたカードで活用する事ができ、《召喚僧サモンプリースト》なら「リクルートしたいモンスターを引いてしまう」といった事を回避できる点でシナジーがある。
《黒魔導の執行官》ならばあちらのトリガーになり、バーンのダメージを増幅させる事ができる。
同じような回収効果を持つカードには、装備魔法でサーチなどがしやすく汎用性のある効果を持つ《スピリット・バーナー》や、ドローではなくメインフェイズ中に手札交換をする形でサルベージする《破壊剣士融合》などが存在する。
通常魔法で見ても、発動はできないが他のサルベージ手段を持つ《コアキメイルの鋼核》が存在する。
「魔法使い族がいれば発動できる」「通常魔法である」という点で差別化を図っていく事になるだろう。
―イラスト関連
Q:このカードの墓地から手札に加えられる効果にチェーンブロックは作られますか?
A:はい、チェーンブロックを作る効果です。(09/03/03)
Q:墓地に複数枚ある場合、全てを回収できますか?
A:あくまで「通常のドロー(1枚)の代わり」ですので、1枚だけです。
Q:ドローする代わりに墓地から手札に加える効果を適用した時、《D.D.クロウ》で除外されました。
その場合でも通常のドローをすることはできますか?
A:できません。(09/07/22)
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