効果モンスター 星3/地属性/戦士族/攻1250/守 800 自分のスタンバイフェイズ毎に、コントローラーに300ポイントダメージを与える。 自分のエンドフェイズに500ライフポイントを払えば、このカードのコントロールは相手に移る。
Vol.7で登場した地属性・戦士族の下級モンスター。
自分のスタンバイフェイズ毎に自分へダメージを与える強制発動の誘発効果、自分のエンドフェイズにライフコストを払う事で自身のコントロールを相手に移す任意発動の誘発効果を持つ。
ライフコストを払う事で相手に送りつけ、そのまま継続的にダメージを与える効果を持つ。
しかし、漠然と相手に送りつけたところで、ダメージは微弱な上にすぐにリリースや各種素材として利用されてしまうため、全く割に合わない。
《群雄割拠》などを併用してロックを掛けておきたい。
ライフを払って送り返されることもあり得るが、その場合は自分が素材に使う手もある。
なお、《反目の従者》を組み合わせれば1550のダメージとなり、他のカードを使用せずとも単独でコンボにはなる。
もっとも、その場合は同じく相手に1550のダメージソースを与えてしまったことになるので実用性はあまりないが…。
【クシャトリラ】においては、ミラーマッチ対策で投入される場合がある。
通常召喚して相手にコントロールを移せば、相手はクシャトリラモンスター自身の効果による特殊召喚を行えなくなる。
さらに《クシャトリラ・ライズハート》と同じ戦士族であるため、こちらとしては《増援》でサーチでき、送りつけが有効でなくとも《崔嵬の地霊使いアウス》から相手の《クシャトリラ・フェンリル》を蘇生できる。
しかし、相手からすると《クシャトリラ・ライズハート》とで《空牙団の懐剣 ドナ》をリンク召喚して無理やりフィールドを空けることもできず、《夢幻崩界イヴリース》とともに採用される《転生炎獣アルミラージ》をはじめとしたリンク1にもリンク素材が合わない。
相手スタンバイフェイズに効果の発動を行うため、自分のクシャトリラモンスターの効果の発動を行うことも可能である。
送りつけ可能な戦士族には《異次元への案内人》もいるが、あちらは《クシャトリラ・ライズハート》と同じレベル4であるため、ランク4をエクシーズ召喚される恐れもある。
また、相手ターン中の効果の発動もエンドフェイズと遅いため、対【クシャトリラ】以外でも有効に活用できる可能性のあるこちらに軍配があがる。
弱点として、《崔嵬の地霊使いアウス》をリンク召喚され、蘇生から《空牙団の懐剣 ドナ》をリンク召喚されてフィールドを空けられてしまうことが挙げられる。
使用する場合は《クシャトリラ・ユニコーン》や《No.89 電脳獣ディアブロシス》で相手のエクストラデッキを確認し、《崔嵬の地霊使いアウス》や《空牙団の懐剣 ドナ》を除外、または投入されていないことを確認して対策したい。
Q:《洗脳解除》が存在する状態でこのカードの自分のエンドフェイズにコントロールを相手に移す効果を発動し、相手にコントロールを移した後に《洗脳解除》の効果でコントロールが戻ってきた場合、再度このカードの自分のエンドフェイズにコントロールを相手に移す効果を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(16/08/08)