*《マドルチェ・プディンセス》 [#c06298b3]
 効果モンスター
 星5/地属性/天使族/攻1000/守1000
 このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
 このカードをデッキに戻す。
 自分の墓地にモンスターが存在しない場合、
 このカードの攻撃力・守備力は800ポイントアップする。
 このカードが相手モンスターと戦闘を行った時、
 相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[RETURN OF THE DUELIST]]で登場した[[地属性]]・[[天使族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[マドルチェ]]共通の[[効果]]に加え、[[墓地]]を参照する[[自己強化]]、[[戦闘]]を[[トリガー]]とする[[除去]][[効果]]を持つ。

 [[上級モンスター]]ではあるが[[ステータス]]が低いため、[[《巨大ネズミ》]]・[[《カオスエンドマスター》]]による[[リクルート]]が可能。~
 しかし、前者は[[《巨大ネズミ》]]が[[墓地]]に存在することで[[自己強化]]ができなくなってしまうため、あまり良い方法とは言えない。~
 また、[[《リミット・リバース》]]にも対応するが、[[マドルチェ]]は[[モンスター]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]づらい[[カテゴリ]]のため[[蘇生]]とも相性が悪い。~
 そのため、この[[カード]]を[[特殊召喚]]する場合は[[《マドルチェ・ミィルフィーヤ》]]や[[《マドルチェ・チケット》]]・[[《マドルチェ・ハッピーフェスタ》]]によって[[手札]]から[[特殊召喚]]するのがいいだろう。~

 [[マドルチェ]]の共通[[効果]]以外に持つ2つの[[効果]]は、[[ステータス]]の低い[[上級モンスター]]であることを考えると物足りない[[効果]]である。~
 [[自己強化]]は[[発動条件]]こそ[[マドルチェ]]であれば難しいものではないが、それでも[[下級]][[アタッカー]]程度の[[攻撃力]]しか得られないため十分とは言い難い。~
 そもそも[[アドバンス召喚]]で場に出す場合、[[トークン]]等を利用しない限り[[墓地]]に[[モンスター]]が残ってしまう。~
 また[[自己強化]]を無理に狙おうとすると、[[エクシーズモンスター]]等の[[マドルチェ]]以外の[[モンスター]]が使用しづらくなり、[[デッキ]]の構築幅が狭まってしまう。~
 [[《マドルチェ・マナー》]]や[[《転生の予言》]]等で[[コンバットトリック]]に使えないこともないが、戻せる[[モンスター]]に限りがあるため[[デュエル]]終盤では使いにくくなる。~
 しかし、[[《クイーンマドルチェ・ティアラミス》]]が登場したことにより、[[マドルチェ]]を[[墓地]]から減らすことはある程度容易になった。~
 また、[[《マドルチェ・チケット》]]があれば[[墓地]]に[[モンスター]]を送らなくとも[[リクルート]]できる。

 しかし、[[除去]][[効果]]は[[発動条件]]が「[[戦闘を行った]]時」であるため、[[召喚]]反応型・[[攻撃]]反応型・[[フリーチェーン]]のいずれの[[罠カード]]の[[発動]]も許してしまい、何もできないままこの[[カード]]が[[除去]]されてしまう。~
 それらを回避できたとしても、この[[カード]]の[[ステータス]]では[[戦闘破壊]]できる[[モンスター]]は少なく、[[自爆特攻]]をしてしまっては[[1:1交換]]にしかならない。~
 [[戦闘を行った]][[モンスター]]を[[破壊]]できる[[《渾身の一撃》]]や大幅な[[単体強化]]ができる[[《メタル化・魔法反射装甲》]]、[[単体強化]]と[[2回攻撃]]を可能にする[[《奇跡の軌跡》]]、[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与する[[《ミスト・ボディ》]]等を併用すれば[[アドバンテージ]]を確保することはできる。~
 しかし、低い[[ステータス]]を補助するために[[カード]]を消費すると、今度は[[除去]]された際の[[ディスアドバンテージ]]が大きくなってしまう。

 [[効果]]と[[ステータス]]が噛み合っていないが、[[【マドルチェ】]]ならば[[リクルート]]し、[[《クイーンマドルチェ・ティアラミス》]]で[[除去]]されたところに追撃ができる。~
 この[[カード]]を使用する場合は[[《マドルチェ・シャトー》]]や[[《マドルチェ・ティーブレイク》]]と併用し、[[アドバンテージ]]を稼ぎながら戦いたい。

 このカードの最大の問題点は、[[墓地]]にモンスターを置かないという厳しい条件を満たしても、[[攻撃力]]が800アップするだけという点である。~
 [[【マドルチェ】]]全体としても、この条件を満たすことで得られる他のメリットは使いにくい[[《マドルチェ・ティーブレイク》]]が使用できるくらいである。~
 条件を満たそうとすると、上記の通り[[エクシーズ召喚]]や[[シンクロ召喚]]が使いづらくなる上に、[[《ブラック・ホール》]]や[[《激流葬》]]といった強力な[[全体除去]]カードも発動しにくい。~
 なにより[[《クイーンマドルチェ・ティアラミス》]]の登場により、その[[効果]]の[[発動]]のために[[【マドルチェ】]]ではむしろ[[墓地]]にモンスターが居た方が好ましいという場面が激増した。~
 そのため無理に自己強化は狙わず、基本的には貴重な[[除去]][[効果]]を持った[[攻撃力]]1000のモンスターとして扱う方が安定する。~
 [[《クイーンマドルチェ・ティアラミス》]]と[[《マドルチェ・チケット》]]のコンボで、デッキから[[特殊召喚]]する選択肢のひとつとしてデッキに1枚投入するのもいい。~
 このカードも[[天使族]]であるため、逆に[[《マドルチェ・チケット》]]の効果の[[特殊召喚]]条件を満たすこともできる。

 [[戦闘]]時に発動する効果は、[[リバース効果]](及び、[[リバース]]した時に[[発動]]する効果)と同じタイミングで発動する。~
 殆どの[[リバース効果]]は[[強制効果]]なので、[[裏側守備表示]]の[[リバース効果モンスター]]に[[攻撃]]した際は「[[相手]]の[[リバース効果]](非ターンプレイヤーの[[強制効果]])→このカードの[[破壊]][[効果]](ターンプレイヤーの[[任意効果]])」という順番で[[チェーン]]を組む。~
 例外は[[《ギアギアーマー》]]などの、「[[リバース]]時に発生する[[任意効果]]」というごく限られたモンスターのみであり、この場合は[[チェーン]]の組み方は逆になる。~
 また、[[戦闘破壊]]されたモンスターが[[墓地]]へ送られる、あるいはフィールドを離れるタイミングは、この[[リバース効果]]発動のタイミングのあとである。~
 つまり[[《巨大ネズミ》]]等の[[戦闘破壊]]を条件とする[[リクルーター]]を[[戦闘破壊]]した場合、この[[カード]]の[[効果]]で[[相手]]が[[リクルート]]してきたモンスターを[[破壊]]することはできない。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

-名前はプリンセスとプディングを掛け合わせたものだろう。~
「プディング(Pudding)」は日本語のプリンの語源となった言葉。~

**関連カード [#j6226b79]
-[[マドルチェ]]

-[[《マドルチェ・ティーブレイク》]]

―《マドルチェ・プディンセス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《マドルチェ・ティーブレイク》]]
-[[《マドルチェ・ハッピーフェスタ》]]
-[[《マドルチェ・マナー》]]
-[[《マドルチェ・ワルツ》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#zafdde46]
-[[RETURN OF THE DUELIST]] REDU-JP026 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#o3d73cfb]
Q:このカードが[[戦闘破壊]]された場合、[[破壊]]する[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(12/04/14)

Q:このカードの[[効果]]の[[発動]]タイミングはいつですか?~
A:[[ダメージ計算]]が終了した後の、[[リバース効果モンスター]]の[[効果]]が[[発動]]するのと同じタイミングになります。(12/04/18)
//A:[[発動]]はダメージ計算前、[[効果]]処理はリバース効果などの処理と同じタイミングになります。(12/04/14)

Q:この[[カード]]が[[裏側守備表示]]の[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]等を[[攻撃]]して[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]等の[[リバース効果]]が[[発動]]した場合、それに[[チェーン]]をしてこの[[カード]]の[[破壊]][[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(12/04/23)

//Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[六武衆]]が3体存在します。~
//この[[カード]]で[[攻撃]]し[[六武衆]]A1体を[[戦闘破壊]]したところ、[[相手]]は[[ダメージ計算]]時に身代わりにする[[六武衆]]Bを選択しました。~
//[[ダメージ計算]]後、この[[カード]]の[[効果]]で先ほど選択された[[六武衆]]Aを[[破壊]]した場合、[[相手]]は身代わりにする[[六武衆]]Cを選び直す事ができますか?~
//A:はい、できます。(12/07/28)~
//↑質問文がちぐはぐなのでCO。元々私が書いていたFAQを改変して、筆者が取った「質問の意図が異なる」裁定を書いたからこうなったのでしょう。
//「先ほど選択された六武衆A」と「六武衆Cを選び直す」が状況から言って意味不明
//おそらくダメージ計算後の時点で身代わり効果が六武衆Aに適用されているのか、という趣旨だと思いますが、聞いた本人ではないので意図を掴みかねます

Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[六武衆]]が3体存在します。~
この[[カード]]で[[攻撃]]し[[六武衆]]Aを[[戦闘破壊]]したところ、[[相手]]は身代わりとして[[六武衆]]Bを選択しました。~
[[ダメージ計算]]後この[[カード]]の[[効果]]で、先ほど身代わりとして選択された[[六武衆]]Bを[[破壊]]した場合、[[相手]]は[[六武衆]]Aの[[戦闘破壊]]の身代わりとして[[六武衆]]Cを選び直す事ができますか?~
A:ご質問の状況では、[[戦闘破壊]]された[[六武衆]]Aの代わりに[[六武衆]]Cを[[破壊]]する事はできません。(12/08/01)~
//念のため、この質問の意図はAの身代わり効果をプディンセスで阻止できるか、にある
//六武衆B自身が身代わり効果を持っていれば無意味だけど

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。