効果モンスター 星2/闇属性/悪魔族/攻 100/守 500 このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合に 「マリスボラス・スプーン」以外の「マリスボラス」と名のついた モンスターが自分フィールド上に召喚・特殊召喚された時、 自分の墓地から悪魔族・レベル2モンスター1体を選択して特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。 「マリスボラス・スプーン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
SHADOW SPECTERSで登場する闇属性・悪魔族の下級モンスター。
このカードを召喚した後にレベル2の悪魔族をコストに《マリスボラス・フォーク》を特殊召喚すれば容易に効果を発揮できる。
《マリスボラス・ナイフ》の効果でこのカードを蘇生させてから効果を発揮すればランク2を複数体揃えるのも不可能ではない。
マリスボラスはそれぞれが同じレベルを並べやすいようデザインされているため、まとめて採用することで多角的にエクシーズ召喚を狙える。
ただし、このカードの特性として3体以上を素材とするエクシーズ召喚か、2体のエクシーズ召喚を行わなければ効果が無駄になる。
どちらにしてもカード・アドバンテージの面で優れているわけではなく、その汎用性自体もあまり高いとはいえない。
また、エクシーズ素材を消費する速度も優れておらず、相手側としても放置する事で生じる存在もあまり大きくないため、1度展開すると後続がつかえやすい点も注意。
無理にこのカードの効果に拘ると除去された場合の損失も膨らむため、マリスボラスを展開するタイミングには慎重を期す必要があるだろう。
蘇生させるモンスターはマリスボラスである必要はないため、他の悪魔族との連携も図れる。
マリスボラスで固めたほうが有効ではあるものの、《マリスボラス・フォーク》の手札コストにもなるため併用の価値はある。
墓地へ送られる事が前提であり、ランク2へのエクシーズ召喚が狙いやすい《ジャイアントウィルス》は特に相性が良い。
それ以外のモンスターは《E−HERO ヘル・ブラット》が利用できる程度で、あまり相性の良いものはいない。
ただし《ダーク・リペアラー》などのチューナーを経由してシンクロ召喚を狙う事はできる。
レベル6〜8のシンクロ召喚を行うとなると無駄が多いが、うまくいけば《ダイガスタ・フェニクス》と《アームズ・エイド》を並べる事も可能である。
魔轟神のチューナーならば《魔轟神獣ユニコール》・《魔轟神獣クダベ》が利用できるため、手札消費の荒さをある程度カバーできるか。
ある程度状況を選ぶとはいえ《マリスボラス・ナイフ》で蘇生できるだけでも意味があり、マリスボラスの明確な利となる効果であるため、これを中心にデッキを組む際は重要なキーカードとなるだろう。