効果モンスター 星４/地属性/アンデット族/攻1900/守 0 自分の墓地にアンデット族モンスターが存在しない場合、このカードを破壊する。 フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊された場合、 その時のコントローラーにこのカードの元々の攻撃力分のダメージを与える。
CROSSROADS OF CHAOSで登場した地属性・アンデット族の下級モンスター。
コントローラーの墓地にアンデット族が存在しない時に自壊する永続効果と、破壊された時にその時のコントローラーにダメージを与える誘発効果を持つ。
自壊効果とダメージ効果はそれぞれ独立しており、このカードが相手に破壊された場合も後半の効果は発動する。
守備表示にされたところを貫通効果持ちモンスターに殴られた場合は、大惨事となってしまう。
単にアンデット族アタッカーが欲しいのならば、メリット効果を持つ《闇竜の黒騎士》や属性サポートが共有できる《ゴゴゴゴースト》の方が良い。
それだけで足りない場合でも、他の【アンデット族】とシナジーが見込める《ゾンビ・マスター》や《馬頭鬼》を採用した方が無難である。
後半のデメリット効果を活かし、《強制転移》や《ギブ＆テイク》で送りつけ、相手にダメージを与える手段も考えられる。
即座に自壊するため、相手フィールドに他のモンスターが存在しなければ戦闘ダメージとあわせた火力は《アメーバ》より僅かに優る。
しかしながらあちらと違いリクルートが難しいため、コンボの即効性・安定性に欠ける。
除去された場合にこちらが被害を受ける点を考慮すると、同じ役割を担う事は難しい。
こちらを扱える【アンデット族】では、対応リクルーター・サーチャーである《ピラミッド・タートル》・《ゴブリンゾンビ》が存在し、送りつけの戦術が一貫して利用できるため上記の欠点はある程度補える。
だがこの場合、《ピラミッド・タートル》・《ゴブリンゾンビ》のみを用いたほうがカード・アドバンテージを稼ぎやすく、こちらを優先させる状況は、ライフ・アドバンテージがデュエルの勝敗に繋がる状況のみである。
その状況も自分に返ってくる危険性が同居しており、決定的な優位性にも至らない。
相手フィールド上に複数のモンスターが存在する場合、このカードで一方を戦闘破壊し、メインフェイズ２で《強制転移》を発動するという動きは、アタッカーとしても利用できる最大のメリット。
しかし通常召喚に限れば、より攻撃力・効果ダメージの高い《邪神機−獄炎》も存在している。
ある程度の汎用性はあるものの、それ以上のデメリットがあるためいずれにせよ扱いは難しい。
現状では送りつけに特化した【アンデット族】を組む場合に、デッキスロットを埋める候補にあがる程度。
ライフロスを無駄にしないためにも、上記２種のリクルーター・サーチャーに対応する《茫漠の死者》と併用したい。
―マンモス関連
Ｑ：破壊され除外された場合も、効果は発動しますか？
Ａ：はい、発動します。(08/09/25)
Ｑ：相手フィールドにこのモンスターを移してから破壊した場合、「モンスター効果の発動は自分の墓地」で、「ダメージを受けるのは相手」という処理で正しいですか？
Ａ：はい、そうです。(08/09/25)
Ｑ：相手の墓地にアンデット族が存在しない状態で、このモンスターのコントロールを相手に移した場合、その直後に自壊するのですか？
Ａ：自身の効果により、自壊します。(08/09/25)
Ｑ：このカードが《進化する人類》を装備して元々の攻撃力が1000になっている時に破壊された場合、受けるダメージの数値はいくつですか？
Ａ：その場合でもテキストに記載されている元々の攻撃力分のダメージを与えます。(12/06/27)
Ｑ：裏側守備表示のこのカードが相手モンスターの攻撃によって戦闘破壊された場合、ダメージを受ける効果は発動しますか？
Ａ：発動します。(13/12/13)