永続魔法 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、 手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した永続魔法。
アンデット族モンスターを自分の手札から特殊召喚する効果を持つ。
レベル制限も無く、特殊召喚できる条件も「自分フィールド上にモンスターが存在しない場合」と比較的緩い。
自身の効果で特殊召喚できる上級・最上級アンデット族は、《九尾の狐》・《茫漠の死者》・《闇より出でし絶望》等それなりの数が存在するが、その特殊召喚条件はいずれもやや厳しい。
大型モンスターの召喚サポートとしては優秀な一方で、アンデット族は下級モンスターを展開していく方がアドバンテージを得やすい種族でもある。
一部の上級モンスターに関しても《邪神機−獄炎》は妥協召喚でき、《赤鬼》や《ヴァンパイア・ドラゴン》は特殊召喚では効果を使えない。
そもそも【アンデット族】の展開の起点は墓地蘇生が基本となるため、手札から特殊召喚できる恩恵をいまいち受けづらい。
幸い《ゴブリンゾンビ》のサーチ範囲は広く、上級・最上級モンスターにも対応するが、溜め込み続けると手札事故にも繋がりやすい。
こうした状態では墓地へ送った後に《生者の書−禁断の呪術−》で蘇生に繋げる方が有用である。
反面、【スピード・キング☆スカル・フレイム】においては《バーニング・スカルヘッド》と相性が非常に良い。
手札に来てしまった《スカル・フレイム》も特殊召喚できるので、このカードの採用を検討できる。
特殊召喚をトリガーに展開するモンスターが多い【ヴァンパイア】でも補助的に採用する価値はあるだろう。
―名前関連
Q:このカードの効果処理時に自分フィールド上にモンスターが存在していた場合、モンスターを特殊召喚する効果は適用されますか?
A:いいえ、効果処理時に自分フィールド上にモンスターが存在する場合、特殊召喚する効果は適用されません。(09/03/03)