永続魔法 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。 この効果は自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動と処理ができる。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した永続魔法。
アンデット族モンスターを自分の手札から特殊召喚する効果を持つ。
レベル制限も無く、特殊召喚できる条件も「自分フィールドにモンスターが存在しない場合」と比較的緩い。
自身の効果で特殊召喚できる上級・最上級アンデット族は、《九尾の狐》・《茫漠の死者》・《闇より出でし絶望》等それなりの数が存在するが、その特殊召喚条件はいずれもやや厳しい。
大型モンスターの召喚サポートとしては優秀な一方で、アンデット族は下級モンスターを展開していく方がアドバンテージを得やすい種族でもある。
一部の上級モンスターに関しても《邪神機−獄炎》は妥協召喚でき、《赤鬼》や《ヴァンパイア・ドラゴン》は特殊召喚では効果を使えない。
そもそも【アンデット族】の展開の起点は墓地蘇生が基本となるため、手札から特殊召喚できる恩恵をいまいち受けづらい。
幸い《ゴブリンゾンビ》のサーチ範囲は広く、上級・最上級モンスターにも対応するが、溜め込み続けると手札事故にも繋がりやすい。
こうした状態では墓地へ送った後に《生者の書−禁断の呪術−》で蘇生に繋げる方が有用である。
反面、【スピード・キング☆スカル・フレイム】においては《バーニング・スカルヘッド》と相性が非常に良い。
手札に来てしまった《スカル・フレイム》も特殊召喚できるので、このカードの採用を検討できる。
特殊召喚をトリガーに展開するモンスターが多い【ヴァンパイア】でも補助的に採用する価値はあるだろう。
―イラスト関連
カード名 | 発動条件 | 特殊召喚対象 | 備考 |
《ウォーターハザード》 | 自分フィールドにモンスターが存在しない場合 | レベル4以下の水属性 | |
《神の居城−ヴァルハラ》 | 天使族 | ||
《召喚雲》 | レベル4以下の雲魔物 | 墓地からも可 | |
《ミイラの呼び声》 | アンデット族 | ||
《アポート》 | 相手フィールドにのみモンスターが存在する場合 | サイキック族 | ライフコストあり |
《金剛真力》 | レベル4以下のデュアル | ||
《ワーム・コール》 | 爬虫類族のワーム | 裏側守備表示 | |
《オーバーレイ・ネットワーク》 | 自分フィールドのモンスターを対象にする | 対象のモンスターと同じレベルのモンスター | 効果無効・墓地からも可 |
《コート・オブ・ジャスティス》 | 自分フィールドにレベル1天使族が存在する場合 | 天使族 | |
《シンクロ・ディレンマ》 | 手札または自分フィールドの表側表示モンスターの中から、シンクロンを墓地へ送る | モンスター | |
自分フィールドのカードを対象とする | 対象のカードとは、カード名が異なるシンクロン | 対象のカードを破壊・墓地からも可 | |
《青き眼の幻出》 | モンスター | カードの発動時に手札の《青眼の白龍》を公開する | |
自分フィールドの《青眼の白龍》を手札に戻す | |||
《青眼の白龍》 | 自分フィールドのモンスターを手札に戻す | ||
《転生炎獣の意志》 | サラマングレイト | 墓地からも可 | |
《戦華史略−矯詔之叛》 | 戦華 | 特殊召喚後にダメージを受ける | |
《前線基地》 | レベル4以下のユニオン | ||
《三賢者の書》 | レベル4以下の魔法使い族 | ||
《プレデター・プランター》 | レベル4以下の捕食植物 | 墓地からも可・維持コストあり | |
《魔神王の禁断契約書》 | DDD | 効果無効・守備表示 |
Q:このカードの効果処理時に自分フィールドにモンスターが存在していた場合、モンスターを特殊召喚する効果は適用されますか?
A:いいえ、効果処理時に自分フィールドにモンスターが存在する場合、特殊召喚する効果は適用されません。(09/03/03)