効果モンスター 星２/地属性/戦士族/攻 900/守 0 裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、 ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する。 このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、 このカードを墓地に送る事で｢ミスティック・ソードマン ＬＶ４｣１体を 手札またはデッキから特殊召喚する。
対リバース効果を担うレベルアップモンスター。
《メタモルポット》や《聖なる魔術師》、《魔導雑貨商人》等が横行する現在の環境で、この効果は非常に優秀。
また、表側守備表示のモンスターを破壊できる《忍者マスター ＳＡＳＵＫＥ》とは対を成している。
裏側守備状態ならば問答無用で破壊できるので、生きる《抹殺の使徒》として働く。
やはり、《月読命》や《月の書》等と併用する事で、活躍の場を飛躍的に増やすことができる。
《クリッター》に対しての処置はできないが、それでも３枚以降の《抹殺の使徒》としては十分な効果と言えよう。
実質《増援》からサーチできる《抹殺の使徒》なので、戦士族中心のデッキならば起用を考えたい。
ただし、ステータスが低く、ほとんどの場合は単体で起用されているため、使い捨てになりがち。
レベルアップを視野に入れるならともかく、戦線に長く置くにはサポートが必要になる。
《レベル制限Ｂ地区》や《平和の使者》に制限されずに攻撃できるため、ロックデッキでの駆除役として起用するのは有益。
もっとも、場合にもよるが、相手の攻撃を誘うための餌ともなるため、使い捨てるのも悪くはない。
逆に言えば、それらのロックカードに制限されないため、「ロックデッキ」に対して有効だということでもある。
《イナゴの軍勢》や《スカラベの大群》、《デス・コアラ》、《ステルスバード》等のロックデッキでの常連や、強力なロック能力を持つ《守護者スフィンクス》等のサイクル・リバースモンスターに対抗できる手段の一つ…とも覚えておこう。
Ｑ：《ミスティック・ソードマン ＬＶ２》がセットされている相手モンスターに攻撃した時に《アストラルバリア》をチェーンされた場合、
《ミスティック・ソードマン ＬＶ２》の「ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する」効果は発動しますか？
Ａ：いいえ、発動しません。《ミスティック・ソードマン ＬＶ２》の効果はダメージステップに入った直後に適用されるため発動しません。