*《ミスト・ウォーム/Mist Wurm》[#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星９/風属性/雷族/攻2500/守1500
 チューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上
 (1)：このカードがＳ召喚に成功した場合、
 相手フィールドのカードを３枚まで対象として発動する。
 その相手のカードを持ち主の手札に戻す。

　[[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒！！−]]で登場した[[風属性]]・[[雷族]]の[[シンクロモンスター]]。~
　[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[バウンス]]する[[強制発動]]の[[誘発効果]]を持つ。~
　[[相手]][[フィールドのカード]]を[[バウンス]]する[[強制発動]]の[[誘発効果]]を持つ。~

　[[シンクロ素材]]に制限が無い[[シンクロモンスター]]なので、[[シンクロ召喚]]には[[モンスタートークン]]も使える。~
　[[送りつけ]]られた[[おジャマトークン]]３体と[[レベル]]３の[[チューナー]]で簡単に[[シンクロ召喚]]できるため、[[ロック]][[デッキ]]対策として用意しておくのもいい。~

　[[シンクロ召喚に成功した]]時の[[バウンス]][[効果]]はノー[[コスト]]で[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]であれば完全な[[除去]]となる。~
　[[シンクロ召喚に成功した]]時の[[バウンス]][[効果]]は[[ノーコスト]]であり、[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]などを[[対象]]とすれば完全な[[除去]]となる。~
　[[下級モンスター]]を戻しても長期的な[[効果]]は薄いが、[[特殊召喚]]を駆使して一気にゲームを決めるには打って付けの性能を誇る。~
　[[コスト]]不要で[[カードの種類]]を問わず３枚[[バウンス]]できる魅力は大きく、[[レベル]]９[[シンクロモンスター]]の中でも[[ボード・アドバンテージ]]を得やすい。~
//　特に、[[《奈落の落とし穴》]]などで[[除去]]されても役目を果たせる点は他の[[モンスター]]と比べても心強い。~
//トリシューラにも言える
　ただし、高[[レベル]]の割には[[攻撃力]]が2500と控えめなため、なるべくその[[ターン]]中に勝負を付けるための露払いとして使うのがよいだろう。~
　ただ、[[攻撃力]]は2500と控えめで[[耐性]]なども一切ないため、基本的には豪快な露払いや不利な盤面の打開が主な役割となる。~
　尤も、妨害がなければ高確率で[[相手]][[フィールド]]をがら空きにできるため、その後[[ランク]]９[[エクシーズモンスター]]や[[リンクモンスター]]に繋げられればスムーズに[[制圧]]に転じられる。~

　各種[[シンクロモンスター]][[サポートカード]]を併用すれば、さらに活躍が期待できる。~
　[[《シンクロキャンセル》]]を使用して２度[[シンクロ召喚]]すれば、最大６枚もの[[カード]]を[[バウンス]]できる。~
　妨害される可能性は高いものの、[[《禁じられた聖衣》]]や[[《トラップ・スタン》]]等を[[発動]]すれば成功率は高くなる。~
　また、[[モンスター]]が大量展開された返しに[[シンクロ召喚]]できれば[[モンスター]]をまとめて戻せる。~
　[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]等の対策として、[[《スターライト・ロード》]]や[[《我が身を盾に》]]を用意して大量展開してくる[[相手]]の意表を突くことも可能。~
　複数回の[[シンクロ召喚]]を狙える[[サポートカード]]とは相性が良い。~
　[[《シンクロキャンセル》]]などを駆使して連続で[[シンクロ召喚]]すれば、[[相手]]の[[フィールド]]を一気に掃除できる。~
　自身の[[カード]]を[[バウンス]]する[[カード]]と組み合わせ、複数[[ターン]]に渡って使いまわし[[ボード・アドバンテージ]]を稼ぎ続ける手もある。~

　[[【霞の谷】]]では、[[《霞の谷の戦士》]]や[[《霞の谷の祈祷師》]]を使用すれば比較的楽に[[シンクロ召喚]]できる。~
　この[[効果]]で[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[バウンス]]することで、[[《霞の谷の風使い》]]の[[効果]]の[[発動条件]]を満たすことも容易となる。~
　この[[効果]]で[[相手]][[フィールドのカード]]を[[バウンス]]することで、[[《霞の谷の風使い》]]の[[効果]]の[[発動条件]]を満たすことも容易となる。~

　[[《ガスタの神裔 ピリカ》]]を使う場合、[[風属性]]の[[縛り]]をクリアでき、その中では[[汎用性]]がかなり高いので投入できる。~
　同様に、攻勢中の[[召喚]]行為に[[風属性]][[縛り]]が負わされやすい[[【スピードロイド】]]でも価値が上昇する。~

-[[対象をとる（指定する）効果]]である。~
また、[[強制効果]]であるが故に[[相手]][[フィールド]]に[[カード]]がない場合を除いて必ず１枚以上選択しなければならない。~
しかし、[[強制効果]]であるお陰で[[《緊急同調》]]・[[《フォーミュラ・シンクロン》]]によって[[チェーン]]２以降で[[シンクロ召喚]]しても、[[タイミングを逃す]]ことなく[[効果]]が[[発動]]できる。~
これは[[任意効果]]の[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]にはない利点である。~

-強力な[[効果]]を持ちながら長らく評価に恵まれなかったが、[[フィールド]]への干渉力は高くない[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]との使い分けによって戦果を挙げてきた[[カード]]である。~
[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]に比べると、[[汎用性]]・[[攻撃力]]・対処のしにくさでは劣るが、１回の[[シンクロ召喚]]で[[壁]][[モンスター]]をまとめて[[除去]]できるという凄まじい瞬発力から、[[ビートダウン]]タイプの[[１ターンキル]][[デッキ]]では[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]を上回る[[除去]]性能を誇っていた。~
そのため[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]よりこの[[カード]]を優先して投入する[[デッキ]]もあったほどだが、[[12/03/01>禁止・制限カード/2012年3月1日]]に[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]が[[禁止カード]]となったことで、[[レベル]]９[[シンクロ召喚]]自体が衰退し採用率は減少していった。~
その後、[[《鬼岩城》]]の登場や[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]の[[制限復帰]]などもあり、[[レベル]]９の[[シンクロ召喚]]の選択肢にも幅が出てきている。~
しかし、[[エクシーズモンスター]]をはじめ[[エクストラデッキ]]の枠内の競合は激しく、[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]以降の採用となりがちなこの[[カード]]の採用率は低迷している。~
-強力な[[効果]]を持ちながら長らく評価に恵まれなかったが、同じ[[レベル]]９[[シンクロモンスター]]である[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]との使い分けによって戦果を挙げてきた[[カード]]である。~
[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]に比べると、[[汎用性]]・[[攻撃力]]・対処のしにくさで劣るが、[[フィールドのカード]]をまとめて処理できる盤面への影響力・瞬発力において勝る。~
このため、状況に柔軟に対処するため両方が採用されたり、特に瞬間的な[[ボード・アドバンテージ]]を重視する[[デッキ]]ではこちらを優先して採用するケースもあった。~
しかし[[12/03/01>禁止・制限カード/2012年3月1日]]に[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]が[[禁止カード]]となったことで、[[レベル]]９[[シンクロ召喚]]自体が衰退、採用率は減少していった。~
その後、[[《鬼岩城》]]の登場や[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]の[[制限復帰]]などもあり、[[レベル]]９の[[シンクロ召喚]]の選択肢にも幅が出たが、強力な[[シンクロモンスター]]の増加による[[エクストラデッキ]]の圧迫、[[対象をとる効果>対象をとる（指定する）効果]]に[[耐性]]を持つ[[カード]]の隆盛などが起こってしまった。~
だが、その後は[[風属性]]以外の[[特殊召喚]]を拒否する[[風属性]]サポートが急激に増加したことにより、[[【風属性】]]全般で優先して採用を検討できる[[カード]]として落ち着いている。~

-「ミスト」と名のつく[[風属性]]であり、[[ミスト・バレー]]に多い[[バウンス]][[効果]]を持ち、同シリーズの１体として扱われる。~
DTマスターガイドによると、「[[霞の谷>ミスト・バレー]]」の深い霧の中を漂う謎の生物との事。~
霧を常に放出させ、その霧によって侵入者を惑わせ谷の入口に逆戻りさせているらしい。~
しかし[[ワーム]]との戦いの中、その殆どが倒れてしまった。~
-「&ruby(ミスト・バレー){霞の谷};」の名は持たないが、[[《端末世界》]]においては[[ミスト・バレー]]の[[カテゴリ]]に属する。~
DTマスターガイドによれば、「[[霞の谷>ミスト・バレー]]」の深い霧の中を漂う謎の生物であるとのこと。~
侵入者を谷の入り口に逆戻りさせる幻惑の濃霧を常に放出しているとされており、[[フィールドのカード]]を[[手札に戻してしまう>バウンス]][[効果]]はこれに由来するのだろう。~
[[《霞の谷の巨神鳥》]]をも凌ぐ[[霞の谷>ミスト・バレー]]の最大兵威として知られていたが、[[ワーム]]や[[魔轟神]]との戦いの中でその多くが犠牲となった。~

--現在[[ミスト・バレー]]に関するサポートは[[シンクロ素材]]と[[手札]]に戻す[[コスト]]という点のみのため、[[【霞の谷】]]で運用する場合でも特にサポートが受けられず困るという事はほぼない。~
--なお、現時点で「[[ミスト・バレー]]」の名を指定する[[カード]]は[[《霞の谷の巨神鳥》]]などごく少数であるため、[[【霞の谷】]]での運用に際してサポートが受けられず困ることはほぼない。~

-[[英語名]]の「Wurm」とは「翼を持たない巨大な蛇の如き竜」の事。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsアキ」（１戦目）においてアキが使用した[[罠カード]]《シンクロ・バック》の[[イラスト]]に描かれている。~
アニメ5D'sの「遊星vsアキ」（１戦目）においてアキが使用した[[通常罠]]《シンクロ・バック》の[[イラスト]]に描かれている。~

--アニメARC-V第60話において、徳松が囚人たちから巻き上げた[[カード]]の中に確認できる。~
また第63話の回想シーンにおいてデュエルチェイサーの１人が使用している。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではこの[[カード]]も[[ミスト・バレー]][[カテゴリ]]として扱われる。~
NEXTのアドベンチャーモードではDT世界編で[[ミスト・バレー]]のアイコンを踏むとランダムに敵として登場する。~
ペガサスも[[霞の谷>ミスト・バレー]][[デッキ]]等で使用していたが、ある時を境に全く使用しなくなった。~
また、WCSシリーズなどで[[霞の谷>ミスト・バレー]][[モンスター]]が登場する際も、この[[カード]]は何故か全く投入されていない。~
[[DUEL TERMINAL]]では[[ミスト・バレー]][[カテゴリ]]に属している。~
第８弾までは[[霞の谷>ミスト・バレー]]の隠し[[デッキ]]にも投入されており、ペガサスも[[霞の谷>ミスト・バレー]][[デッキ]]等で使用していた。~
また、NEXTのアドベンチャーモードではDT世界編で[[ミスト・バレー]]のアイコンを踏むとランダムに敵として登場する。~
[[召喚]]すると紫色の霧の旋風とともに出現する特殊演出があり、[[攻撃]]モーションは口元に旋風を集約させたまま突撃するものとなっている。~

--WCSシリーズなどの[[霞の谷>ミスト・バレー]][[デッキ]]には、何故かこの[[カード]]は全く投入されていない。~
あくまで[[《端末世界》]]上で[[霞の谷>ミスト・バレー]]と関係しているだけだからだろうか。~

**関連カード [#card]
-[[《ミスト・コンドル》]]

-[[《始祖神鳥シムルグ》]]

-[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]
-[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]

-[[《ＸＸ−セイバー ヒュンレイ》]]

-[[《始祖竜ワイアーム》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【シンクロ召喚】]]
-[[【ガスタ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒！！−]] DT01-JP032 &size(10){[[Ultra]]};
-[[DUEL TERMINAL −クロニクルI覚醒の章−]] DTC1-JP023 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[ブースターSP−レイジング・マスターズ−]] SPRG-JP057 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#faq]
Ｑ：[[チェーンブロック]]２以上の[[《緊急同調》]]で[[シンクロ召喚]]した場合も[[効果]]は[[発動]]しますか？~
Ａ：はい、[[発動]]します。(10/03/27)

Ｑ：[[相手]][[フィールド]]に[[カード]]が存在している場合、[[カード]]を１枚も戻さない（[[手札]]に戻す[[対象]]枚数を０枚とする）事は可能ですか？~
Ｑ：[[相手]][[フィールド]]に[[カード]]が存在している場合、[[カード]]を１枚も戻さない（[[手札]]に[[戻す]][[対象]]枚数を０枚とする）事は可能ですか？~
Ａ：いいえ、この[[カード]]の[[誘発効果]]は[[強制効果]]のため、不可能です。~
　　[[発動]]した場合、[[対象]]が存在するならば必ず１枚以上を選択する必要があります。(10/03/27)

Ｑ：[[《クイーンマドルチェ・ティアラミス》]]の[[効果]]に[[チェーン]]して[[《フォーミュラ・シンクロン》]]の[[効果]]を[[発動]]し、この[[カード]]が[[シンクロ召喚]]した直後[[エクストラデッキ]]に[[戻さ>戻す]]れた場合、この[[カードの効果]]は[[発動]]しますか？~
Ａ：いいえ、[[発動]]しません。(14/01/25)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(Ａ：発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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