効果モンスター 星4/地属性/戦士族/攻 100/守1800 このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。 裏側表示のこのモンスター1体を対象とする魔法カードの発動を無効にする。 その時、このカードは表側守備表示になる。
THE LOST MILLENNIUMで登場した地属性・戦士族の下級モンスター。
サイクル・リバースモンスターの一体であり、自身を裏側守備表示にする起動効果と、自身を対象にする魔法カードの発動を無効にする誘発即時効果を持つ。
守備力が800ポイントダウンした代わり、デメリットが消えサイクル・リバース効果を得た《ビッグ・シールド・ガードナー》。
守備力1800は壁として運用するには若干頼りない値であり、反射ダメージを期待したサポートカードとの併用はし辛くなっている。
《反転世界》発動後の見返りも減り、安定性と引き換えに失ったものも大きい。
現在メインデッキへ投入され得る単体伏せモンスター除去には《精神操作》が挙げられるのだが、それを採用しないデッキも多い。
サイドデッキから投入され得るカードには《抹殺の使徒》が挙げられるが、環境で主流のデッキの中にそれを弱点とするものでもない限りそれを投じるプレイヤーは少数。
こうした事からサイクル・リバース効果を活かした、ターンを跨いだ除去魔法では対処不可能という特徴を活かせる場面はほとんど無いとみていい。
採用する場合は種族を活かしたい所だが、優秀なアタッカーを多く内包する【戦士族】では中途半端なブロッカーは不要。
不意を突いた使い方はできないが、《精神操作》の他《No.11 ビッグ・アイ》にも対応する《不意打ち又佐》や《盲信するゴブリン》の方が強力である。
同じサイクル・リバースモンスターであれば、種族が違い耐性は持たないがバウンス効果と守備力1800を持った《番兵ゴーレム》が存在し、あちらの方が攻撃力も高く攻めへ転じやすい。
―《ミドル・シールド・ガードナー》の姿が見られるカード
Q:効果分類は何ですか?
A:「魔法カードの発動を無効にし表側守備表示になる」は誘発即時効果、「裏側守備表示になる」は起動効果です。
誘発即時効果は、魔法カードのチェーンブロックにチェーンする形で発動します。(13/08/14)
Q:2つ目の誘発即時効果はどのように処理を行いますか?
A:裏側表示で存在するこのカードを対象とする魔法カードが発動した際に、対象となったこのカードを表側表示にし、チェーンしてこのカードの効果を発動します。(13/08/17)
Q:2つ目の誘発即時効果は《スキルドレイン》や《ブレイクスルー・スキル》によって無効にできますか?
A:《スキルドレイン》や《ブレイクスルー・スキル》によってこの効果を無効化する事はできません。(13/08/19)