遊戯王カードWiki - 《ミノケンサテュロス》のバックアップ(No.41)

《ミノケンサテュロス/Minoan Centaur》 †

効果モンスター
星６/地属性/獣戦士族/攻1800/守1000
このカードは特殊召喚できない。
このカードをリリースする事で、自分のデッキから
獣戦士族・レベル４の通常モンスター２体を特殊召喚する。

　リクルート先には《ジェネティック・ワーウルフ》やサポートカードの多い《剣闘獣アンダル》等、使い勝手の良いモンスターが存在する。
　しかし、このカードは特殊召喚できないので活用するならば素早くリリース先を確保できるデッキ構築にする必要がある。
　《炎舞－「天枢」》や《黄泉ガエル》等のアドバンス召喚のサポートの他、《死皇帝の陵墓》ならばリリース無しで召喚できる。
　《樹海の射手》は通常モンスターを扱う性質上リリース要員として活用でき、種族サポートも共有できる。
　また、墓地のリクルート対象を戻し、自身をアドバンス召喚のリリースに使える《究極封印神エクゾディオス》とは相性が良い。
　完全に通常モンスターに特化するならば《思い出のブランコ》も悪くないだろう。

　しかし、アドバンス召喚ではボード・アドバンテージに変化は無く、下級通常モンスターでは対処できる状況も限られる。
　《神の警告》や《奈落の落とし穴》等に対応できない点でも初めからリクルート対象のみで構築した方が安定性は高い。
　総じてリスクに対してのリターンが見合っておらず、後述の《レスキューラビット》の存在もあり扱い難いモンスターである。
　発動回数に制限は無いので、《ファントム・オブ・カオス》等で効果をコピーして同一ターンに使用できるのは一応利点と言える。　

下級モンスターでより広い類似効果を持つ《レスキューラビット》の登場により、肩身が狭くなってしまった。
あちらと違い、リクルートしたモンスターにデメリットは課されず、同名モンスターである必要はないが、シンクロ素材やエクシーズ素材にする事が主流の現環境では、利点としづらい。

「サテュロス」とはギリシア神話、ローマ神話の精霊である。
一般的にイラストのような半人半獣の姿で描かれることが多い。
「ミノケン」の部分に関しては、それぞれ《ミノタウルス》・《ケンタウロス》を参照のこと。
なお、英語名は｢ミノア文明のケンタウロス｣となっている。
ミノア文明は古代のクレタ島に栄えた文明の名であり、クレタ島はミノタウルスの伝承が伝わる地である。