*《ミラージュ・ドラゴン/Mirage Dragon》 [#wecad17f]
 効果モンスター
 星4/光属性/ドラゴン族/攻1600/守 600
 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
 相手はバトルフェイズに罠カードを発動する事はできない。

 [[RISE OF DESTINY]]で登場した、[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[相手]]が[[バトルフェイズ]]中に[[罠カード]]を[[発動]]できなくなる[[永続効果]]を持つ。~

 地味ながら、実に堅実な働きをする優秀な[[ドラゴン族]]である。~
 [[《魔法の筒》]]や[[《次元幽閉》]]等の[[攻撃宣言]]反応型[[罠>罠カード]]の[[発動]]を封じることができる。~
 「[[発動]]することを不可能とする」[[永続効果]]であるため、[[《天罰》]]等の[[カウンター罠]]も[[発動]]できない。~
 [[攻撃力]]は1600と準[[アタッカー]]クラスだが、他の[[アタッカー]]と並べればなかなかの存在感を発揮するだろう。~

 しかし、[[バトルフェイズ]]の間しか[[効果]]が適用されないため、絶対的な抑止力とはなりえない。~
 たとえば、[[《強制脱出装置》]]や[[《サンダー・ブレイク》]]等の[[フリーチェーン]]の罠を[[メインフェイズ]]終了時に[[発動]]されては防ぎようがない。~
 [[発動]]済の[[永続罠]]に対しても抵抗力がなく、[[《収縮》]]などの[[速攻魔法]]は封じることができない。~
 当然、[[《奈落の落とし穴》]]や[[《激流葬》]]といった[[召喚]]反応型[[罠>罠カード]]にはあっさり引っかかるので、過信は禁物である。~

 とはいえ、[[相手]]のみが一方的に[[罠カード]]を使用不可能になるのは評価できる。~
 [[バトルフェイズ]]移行後に[[罠カード]]を[[破壊]]すれば、本来は[[チェーン]]可能な[[罠カード]]でも[[チェーン]]させずに[[1:1交換]]することができる。~
 [[《サイクロン》]]や[[《砂塵の大竜巻》]]等の[[伏せ除去]][[カード]]の確実性を高められるのは小さくない利点だろう。~
 もちろん、[[カウンター罠]]も封じられるので、各種[[フリーチェーン]]の[[カード]]の[[発動]]を確実にすることも出来る。

 忘れがちだが、[[相手]]の[[バトルフェイズ]]中も[[罠カード]]を封じる事ができる。~
 こちらの[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]等を[[カウンター罠]]等で[[無効]]にされることが無くなるため、防衛のサポートとしても機能する。~

 [[《仮面竜》]]で[[サーチ]]できず、[[攻撃力]][[守備力]]共に[[《サファイアドラゴン》]]に劣るので、[[【ドラゴン族】]]では中途半端な存在である。~
 [[【ドラゴン族】]]には[[《スタンピング・クラッシュ》]]もあるため、[[効果]]を活かす機会も少なくなる。~
 だが、[[《放浪の勇者 フリード》]]の[[墓地コスト]]となる[[光属性]]の[[ドラゴン族]]という点で、[[【青眼の白龍】]]では重要な存在である。~
 [[自分]]の[[バトルフェイズ]]に[[《正統なる血統》]]から[[《青眼の白龍》]]を[[蘇生]]させれば、[[罠カード]]を気にせずに[[攻撃]]できる。

-同じ[[効果]]の[[《漆黒の戦士 ワーウルフ》]]と比べると、戦闘面ではあちらは[[獣戦士族]]なので[[《幻獣の角》]]や[[《ビーストライザー》]]等が、こちらは[[光属性]]故に[[《オネスト》]]のサポートを受けられる為、他の光属性と共存することも出来る。~
あちらと共に[[カオス]][[モンスター]]の[[コスト]]にするのも面白いだろう。

-[[相手]]が[[【パーミッション】]]の場合でも活躍が期待できるだろう。~
上記の通り、[[バトルフェイズ]]中であれば、こちらの[[カウンター罠]]の[[発動]]に[[カウンター]]される事が無くなるからである。~
このため、逆に[[【パーミッション】]]側に[[アタッカー]]として採用を検討される事もある。~

-[[守備力]]が低く、[[速攻魔法]]を封じられないので[[《月の書》]]や[[《エネミーコントローラー》]]には弱い。~
[[バトルフェイズ]]中は[[罠>罠カード]]にかからないからといって油断しないように。~

-最近は[[効果モンスター]]による[[除去]]が蔓延しており、[[攻撃宣言]]反応型よりも[[召喚]]反応型や[[フリーチェーン]]の[[罠>罠カード]]が好まれる傾向にある。~
このため、これらの[[カード]]群に対して何ら抑止力を持たないこの[[カード]]も、採用されにくい[[環境]]になってきている。~
しかし、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]や[[《次元幽閉》]]といった強力なものもあるので全く使われていないわけではない。~

-よく見ると、背景や頭の形などが[[《幻影の騎士−ミラージュ・ナイト−》]]と似ている。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vsダークネス吹雪」(1戦目)でダークネス吹雪が使用。~
[[《E・HERO バーストレディ》]]を[[破壊]]するが、[[《E・HERO テンペスター》]]によって倒された。~
後の「ヘルカイザー亮vsダークネス吹雪」戦では[[魔法カード]]《ドラゴン・ハート》の[[発動]][[コスト]]として[[墓地]]へ送られている。~
その後はオベリスクブルーの生徒が使用していたのが確認される。~
[[攻撃]]名は「ミラージュ・クラッシュ」。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では吹雪が使用。~
また、[[ドラゴン族]]が中心の[[デッキ]]「竜技王7D's」でも使用できる。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#w22b15c7]
-[[《漆黒の戦士 ワーウルフ》]]

-[[《トラップ・ジャマー》]]

**収録パック等 [#y2fe14fb]
-[[RISE OF DESTINY]] RDS-JP027
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP087
-[[STARTER DECK(2006)]] YSD-JP018

//**FAQ [#l684a066]
//Q:~