効果モンスター 星2/光属性/魔法使い族/攻 300/守 500 「ミラクル・フリッパー」が自分フィールド上に表側表示で存在する場合、 このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚できない。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 相手は他の表側表示のモンスターを攻撃対象に選択できない。 このカードが戦闘によって破壊された場合、このカードを相手フィールド上に特殊召喚する。 このカードが魔法・罠の効果によって破壊された場合、 相手フィールド上のモンスター1体を破壊する。
LIGHT OF DESTRUCTIONで登場した光属性・魔法使い族の下級モンスター。
以下の4つの効果を持つ。
味方モンスターを種族関係無しに守れるが、同名カードを展開できないためロックをかけるのはいまひとつ難しい。
《明鏡止水の心》を装備することもできるが、破壊されたときに発動する効果とかみ合っていないのが悩み。
《デコイロイド》や《闇の侯爵ベリアル》と並べれば問題はないが、どの道少々困難であることには間違いない。
魔法使い族にも《マジシャンズ・ヴァルキリア》がおり、ロック目的ならば同名カードに関する制限がないそちらを使ったほうが楽である。
ただ、同時に複数特殊召喚するという抜け道はあるので、《ブロークン・ブロッカー》を使うとロックをかける事ができる。
また、このモンスターを少なくとも1体セットした状態で《砂漠の光》や《停戦協定》などを発動する事でこのモンスターのみによるロックは可能。
となり強固な壁となるように思えるが、特殊裁定によりこうはならない。
テキストに記されていないが、「特殊召喚は戦闘破壊されたバトルフェイズ終了時に行う」(08/02/25)との特殊裁定が出されているためである。
同一ターン中は壁にならない点には注意が必要。
だが特殊召喚されるまでにタイムラグが生じるとはいえ、他の2つの効果と相まって相手を悩ませるには十分な壁になる。
《洗脳解除》を主力とする【ゴーレム】と相性が良い。
《リミット・リバース》と《エンジェル・リフト》の両方に対応していることも忘れてはならない。
自分の魔法・罠カードで破壊されても良いため、これらを能動的に使用することが可能である。
相手の攻撃宣言時に蘇生してモンスターを戦闘破壊から守ったり、《オネスト》で返り討ちにしたりすることもできる。
伏せ除去にチェーンしてこのカードを蘇生すれば、程よい地雷と化すだろう。
守備表示にして能動的に破壊し効果発動するのもよし、相手の《ライトニング・ボルテックス》に巻き込むのもよし、《霞の谷のファルコン》等でバウンスし再利用するとおいしい。
という1ターンキルが発売直後に発覚したが、「特殊召喚はバトルフェイズ終了時に行う(08/02/25)」という特殊裁定が設けられ事なきを得た。
しかし、《フェンリル》で毎ターン戦闘破壊することでドローロックすることは可能。
似たような無限ループ疑惑は《異次元の偵察機》などでも発生しており、同様に追加ルールが設けられている。
なお、英語版にはきちんと「バトルフェイズ終了時」というテキストが追加されており、上記のループは最初から不可能となっている。
Q:相手フィールド上で戦闘破壊されたときにも特殊召喚されますか?
A:はい、この場合元々の持ち主である自分の効果として発動して、再び相手フィールド上に特殊召喚します。(08/02/23)
ただし特殊召喚されるのはバトルフェイズ終了時です。(08/02/25)
Q:相手フィールド上にて効果で破壊されたとき、どちら側のモンスターを破壊しますか?
A:この場合も元々の持ち主である自分の効果として発動して、元々の持ち主から見た相手側のモンスターを破壊します。(08/02/23)
Q:相手フィールド上に特殊召喚される時の表示形式はどちらのプレイヤーが決められますか?
A:このモンスターの元々の持ち主が決めます。(08/02/23)
Q:「同時に複数体特殊召喚する」「セットしたものが何らかの効果でリバースする」などで2体以上が場に存在する場合、どうなりますか?
A:その場合、どの表側表示モンスターにも攻撃できなくなります。(08/03/19)