永続罠 (1):自分フィールドのX素材の無い風属性Xモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。 そのモンスターがフィールドに存在する限り、 フィールドの表側表示のモンスターの効果は無効化される。 対象のモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。 (2):このカードを発動したターンのエンドフェイズに発動する。 フィールドのこのカードを、このカードの発動時に対象としたモンスターの下に重ねてX素材とする。
EXTRA PACK −KNIGHTS OF ORDER−で登場した永続罠。
ライフコストのない《スキルドレイン》といえるが、風属性エクシーズモンスターで、エクシーズ素材がないものを指定する。
発動条件の関係から、少なくとも対象にするモンスターに関しては効果が無効になってもあまり影響はない。
エンドフェイズにはこのカードがエクシーズ素材となって効果も切れるので、対象モンスターは次のターンに効果の発動を狙う事ができる。
基本的には相手ターン中に用いて一時的な全体無効化手段として用いるべきだろう。
しかし、エクシーズ素材なしという条件がネックになる。
風属性のエクシーズモンスターの多くはエクシーズ素材を1ターンに1つしか使えず、ステータスは低いので維持しにくい。
そのため、エクシーズ素材を使い切る事のできるものか、蘇生手段の確保しやすいものを用いる必要がある。
汎用性が高く、エクシーズ召喚しやすいものでは《鳥銃士カステル》が存在し、エクシーズ素材を一度に全て取り除いて効果の発動条件を満たした後、エクシーズ素材補充効果のほうも無駄にならないため、非常に相性が良い。
《トーテムバード》も1度効果を使えば発動条件を満たせるが、こちらの場合はその後の効果でエクシーズ素材を1つだけ回復しても効果を使えず、弱体化の防止にしかならない。
《幻獣機ドラゴサック》なら自身の耐性で居座りやすい上に、自身をリリースして除去が行える分、蘇生カードを組み込む価値もある。
1ターンに1度の制限がない《シャインエルフ》もそれなりに扱いやすいか。
これら特定のエクシーズモンスターを多用するデッキなら活用の余地はあるが、上述の通り安定性が低い点は変わらないので、採用するか否かは慎重に検討したい。
―イラスト関連
Q:このカードの対象に選択したモンスターを対象にとり続けますか?
A:はい、対象をとり続けます。(14/09/13)
Q:対象のモンスターが《禁じられた聖槍》の効果が適用されている時に、(2)の効果でエクシーズ素材にする処理が行われますか?
A:いいえ、エクシーズ素材にならず、このカードがフィールドに残り続け、(1)の効果は適用し続けられたままになります。(14/09/13)
Q:(1)の効果解決時に対象に選択したモンスターが裏側表示になった場合でも、(1)と(2)の効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(14/09/13)
Q:《王宮のお触れ》がフィールドに存在する時に対象のモンスターがフィールドに存在しなくなった場合、このカードは破壊されますか?
A:いいえ、破壊されません。(14/09/13)
Q:《王宮のお触れ》の効果で(2)の効果が無効にされエクシーズ素材にできなかった場合、このカードがフィールドに残り続けますか?
A:はい、残り続けます。(14/09/13)