速攻魔法 (1):モンスターの攻撃が無効になった時、以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●このターンのエンドフェイズになる。 ●自分フィールドの「希望皇ホープ」Xモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。 (2):自分フィールドの「希望皇ホープ」XモンスターがX素材を1つ取り除いて効果を発動する場合、 取り除くX素材の代わりに墓地のこのカードを除外できる。
20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVEで登場した速攻魔法。
攻撃が無効になった時にそのターンのエンドフェイズにするか希望皇ホープの攻撃力を倍にする効果、希望皇ホープがエクシーズ素材を取り除く代わりに自身を墓地から除外する効果を持つ。
(1)は攻撃が無効になった時に2つの効果の内から1つを選択する効果。
基本的には《No.39 希望皇ホープ》の効果を発動トリガーにすることが多いだろうが、《ネクロ・ガードナー》などもトリガーになり得る。
相手ターンで発動した場合は、エンドフェイズに移行することで相手の思惑を大きく崩せる。
もっとも、攻撃を無効にする前にこのカードや無効にするカードを除去されることも多いため、あまり過信はできないだろう。
当然、発動できても相手モンスターは残ったままなので、《聖なるバリア −ミラーフォース−》などの除去カードを優先した方が良い場合も多い。
自分ターンで発動した場合は攻撃力倍化を選択することになるだろう。
だが、類似の効果を持つ《ダブル・アップ・チャンス》とは異なり再攻撃の効果を持たないため、希望皇ホープの他に攻撃モンスターを用意する必要がある。
さらに、参照するのが元々の攻撃力であるため、《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》との相性も非常に悪い。
《ダブル・アップ・チャンス》に比べると非常に使い勝手が悪いため、この効果を目当てにするならそちらを採用した方が良い。
一応、その《ダブル・アップ・チャンス》とは相性が良く、《No.39 希望皇ホープ》の攻撃を自分から止めることで攻撃力10000の状態で再攻撃できる。
(2)は希望皇ホープのエクシーズ素材の代用として扱える効果。
ただし、「1つ取り除いて発動する場合」であるため、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》や《SNo.39 希望皇ホープONE》などの複数のエクシーズ素材を取り除く効果の代用にはならない。
《No.39 希望皇ホープ》のエクシーズ素材を温存して自壊のリスクを減らしたり、《CNo.39 希望皇ホープレイ》の効果を1回分追加できるようにはなるが、状況が限られるのは否めない。
基本的にはこちらの効果はオマケと捉えておくと良いだろう。
―イラスト関連