*《メカ・ザウルス/Cyber Saurus》 [#top]
 融合モンスター
 星5/地属性/機械族/攻1800/守1400
 「ミスター・ボンバー」+「二頭を持つキング・レックス」

 [[Vol.7]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合素材]]は[[《ミスター・ボンバー》]]と[[《二頭を持つキング・レックス》]]。~

 初期に多かった[[効果]]を持たない[[融合モンスター]]だが、[[《簡易融合》]]に対応する[[レベル]]5[[機械族]][[融合モンスター]]である。~
 基本的には、[[機械族]]が指定されている[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]に使うことなる。~
 [[《簡易融合》]]と[[《簡素融合》]]の両方に対応する、[[レベル]]5・[[地属性]]・[[機械族]]の各種素材としての運用が基本。~
 同[[レベル]]の[[融合モンスター]]と比較すると、同[[種族]]には汎用的な[[除去]][[効果]]を持つ[[《重装機甲 パンツァードラゴン》]]が存在する。~
 同[[種族]]・同[[属性]]に絞っても[[《ペアサイクロイド》]]と競合する事となる。~
 こちらの利点は[[効果モンスター以外のモンスター]]の[[サポートカード]]に対応する点であり、特に[[《簡素融合》]]で出せる[[レベル]]5の[[機械族]]はこの[[カード]]しか存在しない。~

 しかし、同じ用途として使えるものに、[[《重装機甲 パンツァードラゴン》]]が存在する。~
 あちらは[[《奈落の落とし穴》]]に引っかからず[[壁]]として使える[[ステータス]]を持ち、[[《激流葬》]]などを使われた場合でも対応できる[[除去]][[効果]]も併せ持つ。~
-登場当初こそ、同じ[[《二頭を持つキング・レックス》]]を[[融合素材]]に持つ[[《ブラキオレイドス》]]に比べ格下に見られる事が多かった。~
[[《簡易融合》]]登場後も[[種族]]の活用点が乏しく目立った存在ではなかったが、[[カラクリ]]が登場するとその評価は一変する。~
[[《カラクリ大将軍 無零怒》]]等は[[シンクロ素材]]として[[機械族]]を要求しており、当時唯一の[[《簡易融合》]]で出せる[[機械族]]であったこの[[カード]]は貴重な高[[レベル]][[シンクロ素材]]として重用された。~
2011年には久々の再録も行われたが、2014年に[[《重装機甲 パンツァードラゴン》]]が登場したことにより、再び評価が下がってしまうこととなった。~
その後2021年にこちらのみが対応する[[《簡素融合》]]が登場した事で、再び固有の価値を見出せるようになった。~

 こちらは[[《ダイガスタ・エメラル》]]の[[効果]]を受けられるが、[[攻撃力]]が低いため、大きな利点とは言い難い。~
 あちらの方が[[汎用性]]が高いのは否めないため、こちらを使う場合[[属性]]サポートの違いで差別化していくことになるだろう。~
-[[英語名]]に「Cyber」が付いているため、[[TCG]]の[[OTS Tournament Pack 16>OTS Tournament Pack#sixteen]]の再録時に「ルール上『[[サイバー]]』[[カード]]として扱わない」という[[効果外テキスト]]が加えられた。~
また、その際に[[イラスト]]について、後述の変更が反映されている。~

 [[地属性]]である点から[[【カラクリ】]]では[[《御前試合》]]を阻害せず、[[ナチュル]][[シンクロモンスター]]の[[シンクロ素材]]としても使用できる。~
 他にも[[《マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード》]]を[[《マドルチェ・プディンセス》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]するタイプの[[【マドルチェ】]]でも、[[縛り]]をクリアできるので採用できる。~
--[[《簡素融合》]]とのセットで[[【サイバー・ドラゴン】]]の[[ネタ]]にはいいかもしれない。~

-登場当初こそ、同じ[[《二頭を持つキング・レックス》]]を[[融合素材]]に持つ[[《ブラキオレイドス》]]に比べ格下に見られる事が多かった。~
その後[[種族]]を指定した[[サポートカード]]が増え、[[《簡易融合》]]も登場した事から、その評価は一変した。~
しかし、[[《重装機甲 パンツァードラゴン》]]が登場したことにより、長い時を経て再び評価が下がってしまうこととなった。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズでは[[通常召喚]]可能な[[通常モンスター]]として登場し、オリジナルの[[フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「恐竜型の機械 片腕に装備しているビーム砲で攻撃」と書かれている。~
機械化された恐竜ではなく、恐竜に似せて作られた機械のようである。~
一方でヴァリュアブルブックの解説では「人の手によって改造された恐竜」と、サイボーグになっている。~
また真DMではゲームのポリゴンによる[[戦闘]]シーンでは、左腕からは火炎放射、またはバルカンを撃つアニメーションになっており、ビームの演出はない。~
一方で[[ザ・ヴァリュアブル・ブック>書籍付属カード#VB]]の解説では「人の手によって改造された恐竜」と、サイボーグになっている。~
また[[真DM>ゲーム付属カード#SDM]]ではゲームのポリゴンによる[[戦闘]]シーンでは、左腕からは火炎放射、またはバルカンを撃つアニメーションになっており、ビームの演出はない。~
フォルスバウンドキングダムでも[[攻撃]]名は「レフトアーム・バルカン」である。~
だが真DM2の台詞ではビーム砲になっている。~
だが[[真DM2>ゲーム付属カード#SDM2]]の台詞ではビーム砲になっている。~
以上のように、色々と設定がいい加減な[[カード]]である。~

--海外版では[[Metal Raiders]]に登場して以降[[絶版]]状態なのだが、カプセルモンスターコロシアム以降の海外準拠のゲーム作品では左腕の機械に色が付けられている。~
→[[海外版イラスト変更カード]]
//ttp://yugioh.wikia.com/wiki/Card_Artworks:Cyber_Saurus
--[[DM>ゲーム付属カード#DM1]]シリーズや[[真DM>ゲーム付属カード#SDM]]では[[攻撃力]]1800未満の[[機械族]]と[[恐竜族]]を[[融合]]させることで作り出すことができる。~
[[機械族]]は[[融合]]パターンこそ多いが[[攻撃力]]2000以上の[[モンスター]]は作り出せないため、[[真DM2>ゲーム付属カード#SDM2]]で低[[コスト]]の[[機械族]][[デッキ]]を構築する際には[[《メタル・ドラゴン》]]と共に活躍していた。~

--海外版では[[Metal Raiders]]に登場した際には[[OCG]]と同一の[[イラスト]]だったが、カプセルモンスターコロシアム以降の海外準拠のゲーム作品では左腕の機械に色が付けられている。~
→[[海外版イラスト変更カード]]~
上述のとおり、この[[イラスト]]の変更は再録の際に反映されており、英語表示の[[公式データベース>遊戯王カードデータベース]]では変更後の[[イラスト]]のみが掲載されている。~

**関連カード [#card]
―[[融合素材]]
-[[《ミスター・ボンバー》]]
-[[《二頭を持つキング・レックス》]]

―名前関連
-[[《サイバー・ダイナソー》]]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【カラクリ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.7]]
-[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-45
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-038
-[[トーナメントパック2011 Vol.3]] TP19-JP008
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