通常魔法 自分フィールド上に存在する 魔力カウンターを10個取り除いて発動する。 相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
黒魔導の覇者で登場した通常魔法。
非常に発動条件が厳しい全体除去。
この発動条件を満たすには、魔力カウンターに関連した効果を持つカードが多数必要となる。
魔力カウンターに関わるモンスターの大半が魔法使い族なので、主にこの種族で統一することになる。
特に《熟練の黒魔術師》や《王立魔法図書館》等、魔法カードの発動をトリガーにして魔力カウンターが増えるモンスターが多い。
よって1:1交換が可能な魔法カードを駆使しながら効率よく魔力カウンターを確保していくといいだろう。
この条件で魔力カウンターを2つ乗せることが可能な《マジカル・コンダクター》は、魔法使い族を特殊召喚する効果も持ち合わせているので相性がいい。
《見習い魔術師》は魔力カウンターの確保とリクルート効果を持ち、さらには《マジカル・コンダクター》から容易に特殊召喚可能であり、採用が検討できる。
魔法・罠カードに関しては、上記の内容から魔法カードに重点が置かれることになる。
《トゥーンのもくじ》や《魔力掌握》、手札交換が可能な魔法カード等で手札に後続の魔法カードを呼び込み、素早く魔力カウンターを溜めていきたい。
魔力カウンターのサポートカードでもある《魔法都市エンディミオン》を採用するのであれば、《テラ・フォーミング》も合わせて投入しておきたいところ。
また、罠カードではあるものの1枚で多くの魔力カウンターが確保できる《漆黒のパワーストーン》も、このカードの発動補助としては優秀である。
以上のカードを駆使し素早く発動出来たとしても、相手が手札を温存していたり、このカードにチェーンされると厳しいものがある。
このカードを発動した時点で自分は多くの手札を消費しているので、全体除去を行ったターンに勝利出来るよう心掛けよう。
幸い魔力カウンターは消費してもモンスターはフィールドに残るので、大量展開後素早く魔力カウンターを乗せて全体除去をし直接攻撃すれば決着が着くか。
―イラスト関連