*《メタル・リフレクト・スライム/Metal Reflect Slime》 [#yc842e53]
 永続罠
 このカードは発動後モンスターカード(水族・水・星10・攻0/守3000)となり、
 このカードは発動後モンスターカード(水族・水・星10・攻0/守3000)となり、
 自分のモンスターカードゾーンに守備表示で特殊召喚する。
 このカードは攻撃する事ができない。(このカードは罠カードとしても扱う)

 [[ザ・ヴァリュアブル・ブック5 付属カード>書籍付属カード#f2292945]]で登場した、[[罠モンスター]]。~
 [[守備力]]3000の[[モンスター]]を瞬時に出現させる。~
 [[壁]]としても[[生け贄]]としても十分な活躍ができる。~

 だが、[[罠カード]]であるのが難点。~
 一度[[フィールド]]に[[セット]]する必要があり、同じ[[生け贄]]確保に利用できる他のカードに比べ、速攻性が劣る。~
 さらに[[《砂塵の大竜巻》]][[《王宮のお触れ》]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]][[《氷帝メビウス》]]等に弱いのが難となる。~
 [[《デビルズ・サンクチュアリ》]][[《洗脳−ブレインコントロール》]]は[[手札]]から[[発動]]でき、このカードより[[無効]]化されにくい。~
 [[罠モンスター]]としても、ライバルには非常に攻撃的な性質を持つ[[《死霊ゾーマ》]]がいる。あっちは[[アタッカー]]にもなれる優れ物なのだ。~
~
 しかし、[[壁]]として頼もしい存在であることは間違いない。[[守備力]]3000はたやすく超えられる値ではない。~
 特に[[最上級モンスター]]の[[通常召喚]]は[[生け贄]]を上手く揃えることが重要だが、単体で機能し[[生け贄]]にもできるこのカードは[[デッキ]]の安定性を高めてくれる。~
 また、[[攻撃力]]が低く、かつ[[守備力]]が高いので[[《地割れ》]][[《地砕き》]]の両方からの対象になりやすく、本命[[モンスター]]への対象を外すのに有効。~
 [[最上級モンスター]]を[[デッキ]]に投入する場合は[[生け贄]]や[[《地砕き》]]等[[除去]]カードを回避するために利用できるので、考慮の余地がある。~
 だが、[[《地砕き》]]が[[発動]]された時、[[守備力]]3000の[[《古代の機械巨人》]][[《絶対服従魔人》]][[《創世神》]]などの身代わりにすることはできない。~
~
 [[《地砕き》]][[《地割れ》]]が流行する現環境では、その対策カードとして使える。~
 これらのカードが[[発動]]された時にこの[[モンスター]]を[[特殊召喚]]すれば、切り札[[モンスター]]の身代わりにできる。~
 [[【除去ガジェット】]]等の[[除去]]をメインとする[[デッキ]]等、[[《地砕き》]]を多用してくる[[デッキ]]に対して[[効果]]を発揮する。~
 [[除去]]対策となるカードは[[《月の書》]][[《我が身を盾に》]]等多数存在するが、それ以外にも使い道があるのは大きい。~

 [[《神秘の中華なべ》]]の[[生け贄]]としても優秀。~
 単体での[[汎用性]]や速攻性には劣るものの、[[《ご隠居の猛毒薬》]]2枚分よりも高い[[ライフ回復]]量を誇る。~

-[[《突然変異》]]させる事で高い[[攻撃力]]と[[貫通]][[効果]]を備えた[[融合モンスター]]である[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]が[[召喚]]できる。~
上記の[[《地割れ》]][[《地砕き》]]から[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]を回避させることができ、[[召喚]]と、[[召喚]]後の[[除去]]回避の両面で[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]を補助できる。~
だが[[デッキ]]の安定性を考えると、[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]][[召喚]]を狙う場合も、[[生け贄]]素材としても利用できる[[デッキ]]構成にした方が良いだろう。~
→[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[《突然変異》]]が[[禁止カード]]になったため、このカードから[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]を[[召喚]]することは不可能となってしまった。~

-[[水族]]のため[[《同族感染ウィルス》]]との相殺も狙える。~
そのため、タイミングによっては[[相手]]に苦渋の選択を迫ることもできた。~
[[《同族感染ウィルス》]]が[[禁止カード]]となった今から見れば昔の話だが。

-その[[レベル]]の高さを利用し、[[儀式召喚]]の[[生け贄]]として使われた時期もあった。~
だが[[レベル]]10の[[儀式モンスター]]がいないので[[《奈落との契約》]][[《大地讃頌》]][[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]には使えず、[[《高等儀式術》]]も登場したため影が薄くなってしまった。~
現在でも[[《ザ・カリキュレーター》]]などレベルに関連するモンスターの補助に使われている。


-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「遊戯vs闇マリク」戦において登場。~
本編中での[[効果]]は下記の通り。~
 戦闘ダメージを受け、ライフが半分以下になったときに発動。
 戦闘ダメージを与えたモンスターの3/4の守備力をもつ
 同じ姿の「メタル・スライム・トークン」(水族・水・星?・攻0/守?)を生み出す。
 このカードは攻撃する事ができない。
 (このカードは罠カードとしても扱う)
[[攻撃]]した[[モンスター]]よりも弱い[[トークン]]を生み出してなんになるのかと思われそうだが、その後に[[《リバイバルスライム》]]と[[融合]]する形で用途を示している。~
再生能力を得た「不死のゴッド・スライム」となり、実際[[《ラーの翼神竜》]]が[[召喚]]されるまで遊戯はこの防御を対処できなかったほどに、強力な防衛力を持つ[[モンスター]]となった。~
[[《リバイバルスライム》]]も[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[攻撃]]に耐えられるので、[[《リバイバルスライム》]]だけでも別に良かったのではないかという疑念はあるが。~
なお、このときに[[攻撃]]した[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[レベル]]・[[守備力]]をコピーしたのが縁で実物では上記の能力になった。~

**関連カード [#u4f2d17e]
[[罠モンスター]]
-[[《死霊ゾーマ》]]
-[[《アポピスの化神》]]
-[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]
-[[《サイバー・シャドー・ガードナー》]]

**収録パック等 [#de286821]
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブック5 付属カード>書籍付属カード#f2292945]] VB5-002 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#ydde81eb]
Q:[[モンスターカード]]化したら、それは[[通常モンスター]]として扱われますか?~
A:いいえ、[[通常モンスター]]ではなく、「このカードは[[攻撃]]できない」という[[効果]]を持つ[[効果モンスター]]として扱います。~
//ただし、この[[デメリット]][[効果]]は[[《スキルドレイン》]]で[[無効]]化されません。
  ただし、[[《スキルドレイン》]]で[[無効]]になるかは[[調整中]]です。(07/06/04)

Q:この[[カードの発動]]中に[[《王宮のお触れ》]]を[[発動]]されて、次の[[ターン]][[《王宮のお触れ》]]が[[破壊]]されたら、このカードは[[モンスター]]に戻りますか?~
A:いいえ、意味のないカードとして[[魔法・罠ゾーン>魔法&罠カードゾーン]]に残り続けます。~

Q:このカードは[[罠カード]]としても扱うとありますが、[[モンスター]]時でも[[魔法・罠ゾーン>魔法&罠カードゾーン]]の1枚として考えるのですか?~
A:はい。数えます。

Q:[[モンスター]]として扱う状況で、[[《結束 UNITY》]]の数値上昇に貢献しますか?~
A:はい、《メタル・リフレクト・スライム》の[[守備力]]分数値が上昇します。(07/01/04)

Q:[[《月の書》]]の対象となった場合、どうなりますか?~
A:[[魔法&罠カードゾーン]]に[[セット]]されます。~
  その[[ターン]]は[[発動]]できませんが、次の[[ターン]]以降には[[発動]]できます。