《メデューサの亡霊/The Snake Hair》 †
通常モンスター
星４/闇属性/アンデット族/攻1500/守1200
毒ヘビの頭を持つモンスター。目をあわせると、石にされてしまう。
第１期のモンスターとしては、妥当な程度の能力値を持つ。
《金色の魔象》と《スケルゴン》の融合素材。
- 使っても石になることはないので、安心して使用してほしい。
もっとも、そんな機会があるとは考えにくいが。
- 原作・アニメにおいて―
｢決闘者王国編｣において、｢ゴースト骨塚vs城之内｣戦で、骨塚の手札に１ターン目から確認できる。
彼はこのカードを召喚しようとしたが、キースの助言によりそれをやめている。
ちなみに、明確に骨塚が元々持っていたカードだと判明している１枚。
アニメでは｢バトルシティ編｣での｢ゴースト骨塚vs闇バクラ｣戦にて、《金色の魔象》に融合されている。
攻撃名は「ストーン・ブリザード」。
- 神話・伝承において―
メデューサとは、あまりに有名なギリシャ神話の女性の怪物である。
髪の毛は1本1本が全て毒蛇であり、彼女の眼と視線が合った相手は石に変えられてしまう。
(もともとは美しかったのを、女神アンフィトリテによって姿を変えられたとも、はじめからその姿だったともいわれる)
ゴーゴン三姉妹の末妹であり、姉二人(ステノーとエウリュアレー)は不死身だったが、彼女だけは違ったのでペルセウスによって首を切られて倒された。
ペルセウスはアテナから借りた鏡の盾に彼女を映して近づき、メデューサの首を獲った。
首を落としたときに流れた血から天馬ペガサスが生まれた。
その帰路の途中、化け鯨の生け贄にされるアンドロメダを助ける際に使われ、化け鯨を石化させた。
首はその後、アテナに渡され彼女の盾イージスの中央にはめられた。(胸当てとされる説もある)
- 日本語名は、あくまでもメデューサの｢亡霊｣であって、メデューサそのものではないが、英語名では暗にメデューサであることを示している。
関連カード †
―融合関連
収録パック等 †