《メリアスの木霊(こだま)

エクシーズ・効果モンスター
ランク3/地属性/植物族/攻1700/守 900
地属性レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから植物族モンスター1体を墓地へ送る。
●自分の墓地から植物族モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。

 SHADOW SPECTERSで登場する地属性植物族エクシーズモンスター

 植物族専用の効果だが、【植物族】ではモンスターレベル属性がばらける傾向にあるため、思った以上にエクシーズ召喚し難い。
 デッキ構築段階で、このカードエクシーズ召喚方法は吟味しておく必要があるだろう。

 1つ目の効果は、植物族専用の《おろかな埋葬》と呼べるもの。
 【植物族】墓地依存度が高く、《スポーア》《ギガプラント》など、早い段階で墓地に落としておきたいものは多い。
 墓地の肥えていない序盤はこちらの効果を使い、二つ目の効果に備えるといいだろう。

 2つ目の効果は、墓地植物族完全蘇生
 表示形式守備表示に限定されているが、効果の発動に制約はないため、《ローンファイア・ブロッサム》蘇生すれば、自由な植物族の展開が可能となる。
 蘇生できる植物族にはレベルの制限もなく、に存在するだけで相手を牽制できる《椿姫ティタニアル》ならば守備力も高く、戦闘破壊を免れやすい。
 もちろん、召喚権が余っているのであれば、《ギガプラント》からの大量展開も見込めるだろう。

 エクシーズ召喚の手段だが、《クレーンクレーン》レベル3の地属性モンスター蘇生すれば、即座にエクシーズ召喚が可能。
 この際、《ダンディライオン》蘇生しておけば、モンスター効果の発動時に綿毛トークンを展開できる。
 効果《ローンファイア・ブロッサム》蘇生した場合、このトークンリリース要員に使うことで更なる展開も可能。
 コスト墓地除外を多用する【植物族】ならば、《虚空海竜リヴァイエール》との使い分けもできるため、《クレーンクレーン》も腐らせにくい。

 1つ目の効果墓地へ送ったカードを2つ目の効果蘇生できるため、単体で完結したシナジーを持つが、2ターンかかってしまう上にステータスの高いほうではないこのカードを維持するには不安が残る。
 基本的には1回使い切りの効果と考え、蘇生効果を主軸に運用したい。
 自身も植物族なので、状況次第では蘇生した《ローンファイア・ブロッサム》コストにしてしまってもよい。

関連カード

収録パック等