*《メンタルスフィア・デーモン/Thought Ruler Archfiend》 [#o99611eb]
 シンクロ・効果モンスター
 星8/闇属性/サイキック族/攻2700/守2300
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
 破壊したモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。
 サイキック族モンスター1体を対象にする魔法または罠カードが発動された時、
 1000ライフポイントを払う事でその発動を無効にし破壊する。

 [[THE DUELIST GENESIS]]で登場した、[[闇属性]]・[[サイキック族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[自分]]の[[ライフ]]を[[回復]]する[[誘発効果]]、[[サイキック族]]を[[対象]]にする[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を[[無効]]にする[[誘発即時効果]]を持つ。~

 [[シンクロ素材]]に指定が無いため、多くの[[デッキ]]で[[シンクロ召喚]]を狙える。~
 自身も[[サイキック族]]なので、実質[[効果]][[耐性]]を持っていると言える。~
 ただし、[[無効]]にできるのは[[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]][[魔法・罠カード]]のみであり、[[効果モンスター]]には無力なので注意。~
 とはいえ、同じく詰めの局面で役に立つ[[《スターダスト・ドラゴン》]]と異なり、[[《次元幽閉》]]・[[《月の書》]]等を気にせず攻め込める。~
 [[コントロール奪取]]もされず、[[シンクロモンスター]]全体が弱点とする[[《強制脱出装置》]]も怖くない。~

 [[効果]][[発動]]には、1000[[ライフ>ライフポイント]]という高めの[[コスト]]を要求するが、自身の[[ライフ回復]][[効果]]によって1回分の[[コスト]]はすぐに賄える。~
 [[帝]]クラスの[[モンスター]]でも[[戦闘破壊]]できるので、大幅な[[ライフ・アドバンテージ]]を目的に[[シンクロ召喚]]してみるのも有効である。~
 [[【サイキック族】]]はもちろん、[[《神の警告》]]や[[《我が身を盾に》]]など[[ライフポイント]]を消耗しやすい[[カード]]を多用する[[デッキ]]とは相性が良い。~

-この[[カード]]自体も[[サイキック族]]なので、[[効果]]を[[発動]]できる。~
ただし、「[[サイキック族]][[モンスター]]''1体''を[[対象]]にする」と限定している点に注意。~
「[[サイキック族]]+[[サイキック族]]」「[[サイキック族]]+[[魔法カード]]」の様に複数が同時に[[対象]]となった時は使えない。

-見落としがちだが、[[無効]]にする[[効果]]は[[フィールド]]上だけでなく[[墓地]]や[[除外]]された[[サイキック族]]1体が[[対象]]になった時も[[発動]]できる。~
そのため、[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《D・D・R》]]等も[[無効]]にできる。~

-[[ライフゲイン]][[効果]]は、[[サイキック族]]だけで無く、[[デーモン]]との相性も抜群である。~
この[[カード]]自身も「[[デーモン]]」の名を持つので、多少強引に[[チューナー]]を確保してでも、[[【デーモン】]]に採用する価値はある。~

-「スフィア(sphere)」とは、「玉、球体」以外に「範囲、領域、分野、階級」等の意味を持つ。~
[[英語名]]の「thought」は「思考力、想像力」、「ruler」は「支配者」の意。~

-[[THE DUELIST GENESIS]]の[[ウルトラレア>Ultra]]では唯一再版されていなかったが、[[DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]]にてついに再版された。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「龍亞vsディヴァイン」戦においてディヴァインが使用。~
[[《サイキックブレイク》]]の[[効果]]で[[レベル]]を1つ上げた[[《サイコ・コマンダー》]]と[[《サイコ・ウォールド》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]された。~
[[《バトル・テレポーテーション》]]により、龍亞に[[直接攻撃]]を行い[[フィニッシャー]]となった。~
「カーリーvsディヴァイン」(2戦目)においても、ディヴァインが「私の最強[[カード]]」と称して[[シンクロ召喚]]しようとしていたが、[[シンクロ召喚]]できずに終わっている。~

--[[シンクロ召喚]]の際の台詞は、「逆巻け、我が復讐の黒炎![[シンクロ召喚]]!来い、《メンタルスフィア・デーモン》!」~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではディヴァインが使用。~
アニメで特に使用されなかった[[回復]][[効果]]の説明も喋るようになっている。~
また、この[[カード]]と[[《クレボンス》]]と[[《マジカル・アンドロイド》]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「サイキック・アルカディア」が使用できる。~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#d4c9d0cc]
-[[デーモン]]

-[[《守護天使 ジャンヌ》]]

-[[《E・HERO スチーム・ヒーラー》]]

-[[《ハイドロ・ジェネクス》]]
//-[[《メンタルスフィア・デーモン》]]

-[[《八尺勾玉》]]

―《メンタルスフィア・デーモン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《念動増幅装置》]]

-[[《サイコ・チャージ》]]

**収録パック等 [#uaa7f7df]
-[[THE DUELIST GENESIS]] TDGS-JP044 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]] DT10-JP038 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#tc36eb3b]
Q:同一[[チェーン]]上で、[[サイキック族]]1体を[[対象]]にする[[魔法>魔法カード]]または[[罠カード]]の[[発動]]を[[無効]]にし[[破壊]]する[[効果]]は複数回[[発動]]できますか?~
A:同一[[チェーン]]上で複数回[[発動]]できます。(08/06/01)

Q:[[ダメージステップ]]中でも、[[無効]]化[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]可能です。(08/06/01)

Q:「[[サイキック族]]+[[サイキック族]]」、「[[サイキック族]]+[[魔法カード]]」の様に、複数が同時に[[対象]]となった場合は、[[無効]]化[[効果]]を使えますか?~
A:いいえ、使えません。[[サイキック族]]1体が[[対象]]となった時のみです。(08/05/16)

Q:[[墓地]]や[[除外]]された[[サイキック族]]1体が[[魔法・罠カード]]の[[対象]]となった場合でも[[発動]]できますか?~
A:はい、その場合でも[[発動]]できます。(09/09/26)

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